皆さんこんにちは!のすけ(
@DnosukeM)です!
新環境がまもなく開幕します。
久しぶりの大幅な殿堂発表にSNS上は大騒然。一時はトレンド入りするなど、その注目度は大変大きな物となっていますね。
今回の記事ではそんな8/12から施行される
新殿堂の環境で活躍出来そうなデッキをいくつかピックアップして簡単に紹介していきます。
サンプルリストもございますので是非とも最後までご覧下さい!!
目次
▪️殿堂振り返り
▪️2.環境デッキ簡単紹介
▪️3.環境まとめ
▪️4.まとめ
▪️5.終わりに
殿堂振り返り
殿堂入り
プレミアム殿堂
殿堂解除
今回の殿堂及び解除では主にアドバンスに対してのテコ入れが多かったですが、
やはり目を引くのは《アリスの突撃インタビュー》と《雷炎翔鎧 バルピアレスク》の規制でしょうか。アドバンス中心ではあったものの、当然これらの殿堂は
オリジナル環境にも信じ難い程大きな影響を与えています。
この2枚についてまずは見ていきましょう。
《アリスの突撃インタビュー》
自分の手札を1枚捨てる。その後、コストの合計がその捨てた手札のコスト以下になるように相手のクリーチャーを2体まで選び、破壊する。捨てた手札がファイアー・バードなら、コスト5以下のクリーチャーを1体、自分の墓地から出してもよい。
《アリスの突撃インタビュー》の殿堂は【火光闇ファイアーバード】の存続に大きなダメージを与えています。火光闇の3色を持つマナ基盤であったことに加え、2体破壊からの
《龍后凰翔クイーン・ルピア》蘇生で最大3面受けを実現する受けカードとしてのバリュー。
そもそも4ターン目の強いアクション且つメタを突破しつつの展開など、
このカードでしか出来ない事が非常に多かったのです。
これら全ては【火光闇ファイアーバード】の持つ圧倒的なデッキパワーに直結する部分であり
これを失う事は安定性を含めた全てに大きなマイナスになってしまうのです。《雷炎翔鎧バルピアレスク》
スピードアタッカー
このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい
このクリーチャーは、バトル中破壊されない。
このクリーチャーが攻撃する時、ファイアー・バードを1枚、自分の手札から出してもよい
このクリーチャーの攻撃の終わりに、自分のファイアー・バードを5つ破壊してもよい。そうしたら、このターンの後に自分のターンを追加する。
登場から今日に至るまで【火光闇ファイアーバード】の顔として
最強のフィニッシュを担っていたカードです。
5体破壊するというデメリットから、適当に獲得するエクストラターンは弱かったものの、しっかりとお膳立てをした高バリューのエクストラターンを受け止められるデッキは基本的に存在しないと考えられる程の高火力を誇りました。
元々は4枚使えたものの、2025年3月の殿堂発表で殿堂入りとなりました。
そして今回プレミアム殿堂入りしたことで【火光闇ファイアーバード】は搦手の殴り方を完全に失い、《愛銀河マーズ・シンギュラリティ》で高打点を出す事を目指すアーキタイプへと変化する事を求められるでしょう。そして何より
この《雷炎翔鎧バルピアレスク》のデメリットのはずのクリーチャー破壊が、復活能力と組み合わさって無限ターンと無限攻撃を実現した。とチアリさんの殿堂発表口上であったように、
《凰翔竜機マーチ・ルピア》絡みの異次元の挙動を問題視されたように感じますね。
2.環境デッキ簡単紹介
【火光闇ファイアーバード】が消えた世界では一体どのような環境になるのか、まだまだ検討もつかない五里霧中の環境ですが今回はそんな中でも
活躍が見込まれるであろうデッキを紹介していきます!
【水単サイバー】
新環境の本命の1つ、「ヒロインBEST」で登場した
ループデッキです。
最速3キルの驚異的な速度のループデッキですが、その実態は
《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》による
圧倒的な殴り性能によるビートダウンにあります。
《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》は
3マナのジャストダイバーの3点SAで除去とドロー持ちというカタログスペックだけでも既に驚異的な生物なのですが、その真価は
「手札進化GV」による任意の「超魂X」カードを進化元に出来るという点にあるでしょう。
先日行われたデュエチューブリーグにてTeam SAGA所属の
むった選手がこの隠れたスペックに気付き、後述のループを発見するに至りました。
むった選手の【水単サイバー】は進化元に
《昇カオスマントラ》を採用する事で
《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》の追加打点を用意したりアタックキャンセルを可能にしましたが、
特筆すべきは《昇カオスマントラ》を2枚下敷きにする事で《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》のメクレイドを半永久的に使用する事が可能にした点です。
メクレイド&ドローループ
初期盤面
手札:《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》1枚
盤面:《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》(下に《昇カオスマントラ》2枚)手順
①《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》攻撃時に手札から《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》を攻撃中の《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》に進化
②《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》の効果でメクレイド
クリーチャーを出して《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》の効果で攻撃中の《黄昏ミミ&トワイライトMk.3-挑戦のヒロイン-》をバウンス
③もう1枚の《昇カオスマントラ》の効果で《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》を出し直す。
⇒初期盤面へ
※①のタイミングでメテオバーンを挟む事でドローができる。
このループを繰り返して
《昇カオスマントラ》の3枚目を探す事でフィニッシュに向かいます。
《愛銀河マーキュリー・スターフォージ》のエレメントバウンスを挟んでソリティアが可能な為、
《DGーパルテノン〜龍の創り出される地〜》や
《赤い稲妻テスタロッサ》のようなメタカードには非常に強く、
メタの突破性能も随一だと言えるでしょう。
【自然単グランセクト】
こちらもまた「愛感謝祭 ヒロインBEST」にて登場した
最強格のソリティアデッキです。
【水自然キャベッジ】という強力なコンボデッキがベースとなっている本デッキ、動きのベースも同様ですが着地点の強度が異質とも言える進化を遂げています。
以前は早期にチェインして
《地封龍ギャイア》と
《終末の監視者ジ・ウォッチ》を
《龍装者ジスタジオ》で無敵にして確勝ちにするというもの。この時点でのフィニッシュには
明確な弱点がありました。
それは
・盤面に一切の干渉ができずリーサルを止められない。という点です。
これがどういう点で弱いかというと、
盤面にリーサルを作られた状態でターンを返されると蓋をしたとて面で殴り切られて負ける。という致命的なものでした。
そして今回の【自然単グランセクト】は新規でこの弱点が大幅に解消され、どこからでも
勝てるソリティアに進化したのです。
基本的な動き
《キャベッジ・セッションズ/ソイルピンプ・キャベッジ》をプレイ。
マナから8コストなんでも→《超時空罠デンジャデオン/「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」》→6コストなんでも
《超時空罠デンジャデオン/「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」》の効果でマナから《うららかもも&ミノマル-献身のヒロイン-》をG・ゼロで進化。
10コストが出たのでマナから《地封龍ギャイア》→8コスト→《超時空罠デンジャデオン/「トラップ?ちがうわ、お願いしてるだけ!」》→6コスト
と言ったように展開→《うららかもも&ミノマル-献身のヒロイン-》→9→8→7→6最初に戻る。
といった継続的な踏み倒しを行う事が可能になります。
この際、NEOクリーチャーをどんどん進化で出すことによって
即時打点を大量に生成して受けを完全に封殺した状態でそのターンに勝つ事が可能になったのです。
《クイーン&かぼちゃうちゃう》の登場も非常に大きく、【火自然アポロ】や【火単サロメ】のような高速アグロにも十分立ち回れるメタ性能を手にしました。
【水自然ジャイアント】
新殿堂では段々お馴染みになってきた【水自然ジャイアント】が今回の殿堂後も猛威を振るうことが予想されます。
デッキパワーの高さという点ではヒロインBEST組にも負けず劣らずで、
メタカードの拘束範囲と打点の太さ、継戦能力の高さがここまでこのデッキの強さを押し上げたと言えるでしょう。
デッキもキチンと強化されており、
《一音の妖精》でフィニッシュの太さも担保されました。次の新環境でも本命中の本命、活躍が予想されます。
【火自然アポロ】
環境最速のデッキは新環境も間違いなく健在です。
立ち位置もかなり良好で【水単サイバー】に微不利〜5割、【自然単グランセクト】に5割、その他のTier上位には比較的に優位に立ち回れる。
と言った具合で
今までのアポロと変わらぬ2番手の立ち位置を確立しています。
先攻3ターン目の
《超神羅星アポロヌス・ドラゲリオン》が決まれば勝てる対面が殆どなのも嬉しいポイントでしょうか。
【リースボルシャック】
殿堂入り筆頭候補の1つだった《魂の呼び声》がなんと残り、この【火光自然ボルシャック】環境にそのまま残る事に成功しました。前回のGP付近では環境最強ソリティアとしての立ち位置を欲しいままにしていたこのボルシャックですが、今環境も変わらずその強さを振るう事になるでしょう。
デッキ全体の動きは皆さんもご存知、
《魂の呼び声》で
種族:ドラゴンを宣言して
《ボルシャック・ドリーム・ドラゴン》で好きなドラゴンを踏み倒す。という物です。
ただ、ここに少しですがアップデートが入る事になります。「ボルシャックの書」で新たに登場した受けのボルシャックなのですが、パッと見は
《光鎧龍ホーリー・グレイス》の下位互換に見えてしまいます。
注目すべきは
光と自然という非常に優秀なカラーリングと《竜皇神ボルシャック・バクテラス》に革命チェンジできるという点です。
以前は【火自然アポロ】等に早期に攻め込まれると踏んでも勝てないというケースが頻出でした。
それがこの
《ボルシャック・セブンス/インビンシブル・サンバースト》の登場により
《竜皇神ボルシャック・バクテラス》で切り替えせるようになった事で何時でも踏んだら勝ちのドボンが可能になったのです。
【ドリームメイト】
「超感謝祭 ファンタジーBEST」の生き残りは環境トップ筆頭として新殿堂でも堂々の君臨です。先攻2ターン目の
《森夢のイザナイメイ様》の火力は未だに環境最強ですが、その上でちゃんとこのデッキも強化を受けているのです。
以前はメタカードとして
《キャディ・ビートル》や
《忠犬な騎士スゴイワン》が採用されていた枠に
《クイーン&かぼちゃうちゃう》を採用する事で、トリガーケアと強力なメタを両立する事が出来ました。
目立った不利対面も少ないため、デッキの難易度は高いものの環境には間違いなく食い込むと言えるでしょう。
【アナカラーマルル】
昨年環境を席巻した脅威のミッドレンジデッキがリストを刷新し環境に舞い戻りました。《天革の騎令嬢ミラクルステラ》を獲得し、拘束力を大幅に上げるアップデートで様々なデッキに優位に立ち回る事が可能になりました。
先攻3ターン
《ヨビニオン・マルル》の火力は変わらず、決まればマッチアップ問わず破壊できるでしょう。
次の環境においては
《飛翔龍5000VT》を使えるデッキの中でも最も上手く使えるなどの大きな主張点も多くあり、次環境でも一定数見かける事になると思いますね。
3.環境まとめ
環境速度は
3〜4キル
【水単サイバー】
【火自然アポロ】
【ドリームメイト】
4~5キル
【自然単グランセクト】
【火光自然ボルシャック】
5キル
【アナカラーマルル】
【水自然ジャイアント】
に大まかに区分されます。
この中でも特に最初は
【水単サイバー】、【自然単グランセクト】この2つは見る機会が増えますし実際にかなり強力なデッキだと言えるでしょう。
4.まとめ
【火光闇ファイアーバード】を喪った環境で様々なデッキが息を吹き返す中、
《クイーン&かぼちゃうちゃう》だけは
異質な存在感を放って環境に存在しています。
自然が入れば最早なんにでも、という勢いで搭載されるこのカードはそれを中心に環境を捉えられる程度にはぶっ飛んだカードです。【自然単グランセクト】を筆頭に様々な活躍を見せるかの
《クイーン&かぼちゃうちゃう》を巡る環境はどのような姿で超csを迎えるのか非常に楽しみですね。
5.終わりに
初の新環境考察記事、如何でしたでしょうか。
今後もカードラッシュメディアでは様々なデュエマにまつわる記事を投稿していきます!
是非とも皆さんご覧下さいね!
8/8に行われるDTLで幕を開ける新環境はどのような様相を呈しているのか今から楽しみです!以上、
のすけでした!