Card Rush Prosとして活動しているしの(
@Shino_NextPlay)です。
今回は5月15日に発売された《ストラクチャーデッキサイバー流の後継者》によって強化された【サイバー・ドラゴン】のデッキ解説の記事となります!
まずは【サイバー・ドラゴン】のデッキレシピを公開し、その後に構築のポイントについて解説していきます!
目次
▪️デッキレシピ:【サイバー・ドラゴン】
▪️今回の【サイバー・ドラゴン】の構築ポイント
▪️展開例
▪️おわりに
デッキレシピ:【サイバー・ドラゴン】
今回の【サイバー・ドラゴン】の構築ポイント
今回の【サイバー・ドラゴン】の構築のポイントは2点です。
1.“サイバー・ドラゴン”と“サイバー・ダーク”の良い所のみを組み合わせた点
2.魔法・罠カードをかなり多く採用した点
1つ目から説明していきましょう。
今回の構築では、“サイバー・ドラゴン”の強みである後攻ワンキルの動きを採用しつつ、“サイバー・ダーク”の先攻制圧の動きを取り入れました。
これにより、今までの【サイバー・ドラゴン】で弱みとなっていた先攻の弱さを解決しています。
また、サーチ出来る罠として《
サイバネティック・オーバーフロー》と《
サイバーダーク・インヴェイジョン》がありますので、以前のように《
増殖するG》だけで厳しい状況になってしまう先攻展開だけでは無くなりました。
2つ目の魔法・罠カードの採用枚数を多くした理由は、《
サイバー・ダーク・キメラ》の効果で安定して《
パワー・ボンド》をサーチする為です。
初動のカードは被っても有効に活用出来る為、かなり多めに採用しています。
また、《
墓穴の指名者》や《
無限泡影》は相手の妨害だけでなくメインギミックの動きとしても使用出来る相性の良いカードです。
展開例
こちらはあくまで1例ですが、初手に《
サイバー・ダーク・カノン》と《
サイバー・ダーク・クロー》、魔法・罠カードを持っている時の展開方法をご紹介します。
《
サイバー・ダーク・カノン》効果→《
サイバー・ダーク・キメラ》をサーチします。
.
《
サイバー・ダーク・クロー》効果→《
サイバネティック・ホライゾン》をサーチします。
.
《
サイバネティック・ホライゾン》効果→手札の《
サイバー・ダーク・キメラ》とデッキの《
サイバー・ドラゴン・ヘルツ》を墓地へ送り、《
サイバー・ドラゴン・ネクステア》をサーチし《
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》を墓地に送ります。
.
《
サイバー・ドラゴン・ヘルツ》効果→《
サイバー・ドラゴン》サーチ、《
サイバー・ダーク・キメラ》効果→《
サイバー・ダーク・キール》を墓地に送ります。
.
《
サイバー・ドラゴン》を捨てて《
サイバー・ドラゴン・ネクステア》効果→《
サイバー・ドラゴン・ネクステア》と墓地の《
サイバー・ダーク・キメラ》召喚
.
《
サイバー・ダーク・キメラ》効果→魔法・罠カードを捨てて《
パワー・ボンド》をサーチします。
.
《
サイバー・ドラゴン・ネクステア》+《
サイバー・ダーク・キメラ》→《
ユニオン・キャリアー》召喚
.
《
パワー・ボンド》効果→《
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》召喚、効果→《
サイバー・ドラゴン・ヘルツ》装備
.
《
ユニオン・キャリアー》効果→《
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》に《
破壊剣-ドラゴンバスターブレード》装備
これで最終盤面が《
ユニオン・キャリアー》+《
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》+《
破壊剣-ドラゴンバスターブレード》となります
この盤面を作る事で、相手ターン中に《
破壊剣-ドラゴンバスターブレード》効果でエクストラデッキからの召喚を封じ、《
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》で妨害、《
サイバー・ドラゴン・ヘルツ》で後続を確保する事が出来ます。
相手のメインデッキに攻撃力の高いモンスターが存在する場合は、《
サイバー・ドラゴン・ヘルツ》ではなく《
サイバー・ドラゴン》を装備しても問題ありません。
また、この展開では召喚権を使用していません。
《
サイバー・ドラゴン・コア》に召喚権を使用する事が可能ですし、追加で“サイバー・ダーク”を1枚用意する事で《
鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》を召喚し、それに《
破壊剣-ドラゴンバスターブレード》を装備する事も可能です。
《
サイバー・ドラゴン・コア》のサーチが余っている場合には《
エターナル・サイバー》をサーチし、《
鎧獄竜-サイバー・ダークネス・ドラゴン》や《
鎧皇竜-サイバー・ダーク・エンド・ドラゴン》をもう1体召喚する事も可能です!
おわりに
【サイバー・ドラゴン】は、今回のようなハイブリット型だけでなく、色々な“型”を作る事の出来るテーマです。
今後も環境に合わせた構築に変化させる事で、大会環境でも楽しく戦っていけるデッキなので、ぜひ皆さんも【サイバー・ドラゴン】を構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!