クローシスバイク

こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回は地味ながらも強化を受けていたデッキが入賞していたので紹介していこうと思います。

クローシスバイク
デッキリスト
2×《異端流しオニカマス》 4×《終末の時計ザ・クロック》 4×《同期の妖精/ド浮きの動悸》 4×《影速ザ・トリッパー》 4×《超次元の王家》 2×《龍装者バルチュリス》 3×《絶速ザ・ヒート》	1×《武打！rAsh&ルピア》 3×《ヴィオラの黒像》 3×《アーテル・ゴルギーニ》 4×《禁断の轟速ブラックゾーン》 4×《覇帝なき侵略レッドゾーンF》 1×《熱き侵略レッドゾーンZ》 1×《轟く侵略レッドゾーン》

こちらは「第15回紅椿CS＠八文字屋」にて、こよこよ選手が使用し見事優勝された「クローシスバイク」になります。
採用カードを見て気がついたんですが、実は結構な強化を受けているんですよね。
早速どう強化を受けたのかについて触れていきましょう。
今回新規カードで採用された中で目立つカードが2つあります。
それが《同期の妖精/ド浮きの動悸》と《アーテル・ゴルギーニ》の存在です。
これらのカードは序盤の動きの安定させたり、トリガーケアやロングゲーム耐性、受けと色々な状況で役に立ってくれます。


このデッキは序盤にクリーチャーを出しつつバイクで打点を押し込んでいくわけですが、その際に新たに採用された《同期の妖精/ド浮きの動悸》が役に立ちます。効果対象をこのカードへ誘導出来るため、3ターン目以降に出したバイクを守りながら一気に打点を入れることが出来るわけですね。
それに除去されてもバウンス出来るため、相手の盤面が無い状態にして追加打点を手札に抱えておけばリーサルを狙える状況に出来ます。
2ターン目《同期の妖精/ド浮きの動悸》→3ターン目《影速ザ・トリッパー》でちまちま殴るプレイも強力ですね。


それだけではなく《アーテル・ゴルギーニ》採用の存在も大きいです。
このカードはメタカードの除去と蘇生効果で墓地からバイクを出すことが出来る1枚で、相手が磐石だと思っていた盤面をひっくり返すことも可能になりました。
盤面制圧のための除去を2回当てるのも強いですし、バイク系を2枚蘇生することによっていきなりリーサルが生まれることもあります。
状況に応じて使い分けれるいいカードですね。
こういった新カード達を駆使して打点を詰めてダイレクトまで狙いましょう。


最近は「アナカラージャオウガ」や「青黒魔導具」に採用されたりなど引っ張りだこなカードです。
このカードは1枚で出来ることが多すぎます。
パワーマイナス、蘇生、墓地肥やしなど色々なことが出来るわけですが、このデッキでは全ての効果が噛み合っているのがポイント。
パワーマイナスでの盤面除去は言わずもがなですが、このデッキはSAで詰めていくデッキなため蘇生効果が非常に強力になっています。
3〜4ターン目に出したSA達が破壊されていた場合は、5ターン目に一気に蘇生しなおすことで押し切れる打点形成を1枚で出来るようになりました。
それに噛み合いが良いのが墓地肥やしです。５


肥やした中にSAや侵略先がいれば一気に有利な状況に持ってくことも可能ですし、このデッキに採用されている《ヴィオラの黒像》から相手ターンにこのクリーチャーを蘇生して《終末の時計ザ・クロック》と他のクリーチャーを蘇生することで守りながら盤面を作ったりも出来ますね。
最悪《終末の時計ザ・クロック》が無い状況でも墓地肥やしと蘇生を選択することで山札上から落とすことを狙えなくもないです。


こいつ自身で一気に打点を作ることが出来るスーパーカード。
本来《覇帝なき侵略レッドゾーンF》自体はトリガーに対しては少し弱めでしたが、《同期の妖精/ド浮きの動悸》の登場によりトリガー対象を誘導してくれるため、バイク自体を盤面に残すことが出来るようになったことで打点の組み方が行いやすくなりました。
それに加え、このデッキの優秀な単色火文明なので最悪マナ要因としても優秀です。
状況に応じて打点の刻み方を考え、先に数点だけ入れておくなど考えてリーサルを狙いましょう。
ということで今回は実は強化されていた「クローシスバイク」を紹介してみました。
アドバンスではたまに見かけるデッキタイプでしたが、オリジナルでも通用することに感動し構築の幅もあって良いデッキだと思いました。
最後までご覧いただきありがとうございました。

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