モダンホライゾン3がリリースされ、
僕も先週はプレリリースを楽しんでいました。今回のリミテッドは、特に土地関連で考えることが多く、
無色マナや両面土地のバランスが難しい!
けど面白い!!!やり込み甲斐のありそうな楽しい環境です。
さて、
先週末にはさっそく新環境のモダンの大会が開催されていました。
そこから新しいデッキを紹介していきます!
目次
▪️参考情報
▪️エルドラージトロン
▪️ナドゥコンボ
▪️ヨーグモス
▪️4cオムナス
▪️おわりに
参考情報
$5K RCQ – Modern – SCG CON Las Vegas
アメリカで開催された、RCQ(地域チャンピオンシップ予選)
の結果を参考にしています。
モダンホライゾン3が使用可能な新環境です!エルドラージトロン
エルドラージ呪文に対して2マナを生み出す《
エルドラージの寺院》から、
巨大なエルドラージ達を高速展開していくデッキです。
《
エルドラージの寺院》と《
ウギンの迷宮》
から4マナ生み出して、2ターン目に《
難題の予見者》をプレイ!
手札破壊しながら4/4で攻めて行けます。
《
まき散らす菌糸生物》は、唱えた時の誘発型能力で《
エルドラージの寺院》をサーチしたり、
トロンランドをサーチすることで次のターンの7マナ以上のカードの
プレイを補助します。キッカーでの土地追放も強力!
《
コジレックの命令》は、
相手のクリーチャーを追放しながら占術&
ドローする使い方が多そう。同族は、《
苦花》
などと同じく同族扱いで、《
エルドラージの寺院》
から生み出す2マナから《
コジレックの命令》
を唱えられます。
発売前から話題になっている《
ウギンの迷宮》。
1ターン目から2マナ生み出せるのは強力ですが、
刻印するために7マナ以上のカードを多く入れすぎると、手札事故の
原因にもなるので、バランスが難しい所。
このリストでは7マナ以上が12枚採用となっています。
《
運命を貪るもの》は、
ゲーム開始時の能力でデッキの安定性を上げてくれます。
4枚見て1枚残しても良い能力なので、「4枚全て追放」
もしくは「3枚を追放して1枚を残す」ことを選びます。
デッキトップ4枚に欲しいカードが2枚あった場合でも、
残せるのは1枚のみなので注意して下さい。
序盤の加速になる《
ウギンの迷宮》と安定性アップの《
運命を貪るもの》は、4枚ずつセットで採用されるのが、
今後の主流になっていくと予想しています。本体も6/
6に除去が付いており優秀で、
ウルザトロンが揃った7マナから丁度プレイできるのも嬉しい!
《
世界を壊すもの》
は2016年頃のウルザトロンで定番のカードでしたが、
久々に復権。
欠色により無色の扱いなので《
ウギンの迷宮》に刻印出来て、
追放効果なので相手の《
一つの指輪》も対処。《
まき散らす菌糸生物》のキッカーと合わせて、
相手の土地を攻める使い方も出来ます。
《
絶え間ない飢餓、ウラモグ》はやっぱり今でもトロンの切り札。
唱えたときに2つ追放は強力で唯一無二なので、新しい《
穢すもの、ウラモグ》よりも《
絶え間ない飢餓、ウラモグ》
の方が優先されそうです。
《
全ては塵》は自分に全く被害のない全体除去で、これもまた《
エルドラージの寺院》から生み出す2マナを使えるので軽く唱えられます。
《
探検の地図》からトロンを揃えて、大量の無色マナから《
大いなる創造者、カーン》や《
一つの指輪》
でコントロールしていく、そんなウルザトロンライクな動きも出来ます。
《
難題の予見者》から《
まき散らす菌糸生物》《
世界を壊すもの》
で手札と土地を攻めたり、盤面が押されてるときは《
大いなる創造者、カーン》から《
罠の橋》
でコントロールしたりと、器用に立ち回れるのがエルドラージトロン。
環境初期なのにデッキの完成度が高く、かなり強そう。
エルドラージトロンは今後メタゲームに食い込んでいくでしょう。
ナドゥコンボ
《
有翼の叡智、ナドゥ》を活用した、新しいコンボデッキです。
ナドゥは、
自分のコントロールする各クリーチャーが対象になったときに、
それぞれ2回まで誘発。
この誘発を、0マナで装備できる《
手甲》や、
0マナで味方を対象に取れる《
コーの先導》によって、
自分の任意のタイミングで誘発できるようになります。
そしてこのナドゥコンボと相性が良いのが《
春心のナントゥーコ》
。デッキの理想的なパターンを挙げます。
1.1ターン目に《喜ぶハーフリング》。
2・2ターン目に《春心のナントゥーコ》からフェッチランド起動。
上陸で昆虫トークン2体出して《手甲》をプレイ。
3.3ターン目に《有翼の叡智、ナドゥ》。《手甲》
を昆虫トークンに2回装備してナドゥが2回誘発。
ここで土地が公開されたなら、土地が戦場に出て《春心のナントゥーコ》が上陸で昆虫トークン生成。
土地が公開されなかった場合にも、《喜ぶハーフリング》《春心のナントゥーコ》《有翼の叡智、ナドゥ》トークンと、まだ《手甲》でナドゥが誘発していないクリーチャーに装備することで、
クリーチャー1体につきナドゥが2回誘発。
4.十分な数のクリーチャーが用意できていれば、《春心のナントゥーコ》が上陸でトークン生成→《手甲》装備→
ナドゥが2回誘発して土地が戦場に出る→新しいトークンに《手甲》装備が繰り返されていき、
最終的にはデッキ全てを引き切り、その後《
タッサの神託者》で特殊勝利!
クリーチャー中心のコンボデッキなので、サーチ用に《
召喚の調べ》が採用されており、《
召喚の調べ》は《
春心のナントゥーコ》
のトークン生成によってコストを軽減しやすいのも良いですね。
再録された《
森を護る者》は、ナドゥや《
春心のナントゥーコ》
を除去から守りつつ、
対象に取るのでナドゥの誘発も行える便利なカード。
《
召喚の調べ》X=1からサーチできるので、
相手の除去にスタックで動けて器用!
《
とぐろ巻きの巫女》《
氷牙のコアトル》は、
カードを引きつつ盤面にクリーチャーの頭数を揃えます。
そしてこれらの青のクリーチャーを生贄にして《
拒絶の閃光》
で妨害!相手の動きを低速化させるのにも、
自分のコンボを押し通すのにも《
拒絶の閃光》は強そうです。
これもエルドラージトロン同様、
環境初期とは思えないほど完成度が高い、素晴らしいデッキです。
現状ナドゥよりも《
手甲》の方が手に入りにくいので、
デッキを組みたいなら《
手甲》は早めに集めておきましょう!
ヨーグモス
過去の記事でも取り上げてきた、《
スランの医師、
ヨーグモス》の能力を中心に、死亡誘発型能力を多く採用して、
攻撃しながらコンボを狙うデッキ。
ヨーグモスの無限コンボの詳細は
こちらの記事からどうぞ。
最近は《
アガサの魂の大釜》が主流でしたが、
このデッキではアガサを廃して《
出産の儀》
を中心に据えた新しい形になっています。
死亡誘発型能力が多いので《
出産の儀》は相性が良く、
1ターン目《
若き狼》から2ターン目《
出産の儀》で《
若き狼》
を生贄に2マナをサーチする動きが強力!
《
大食の幼生、グリスト》は、
不死を持つクリーチャーが死亡して戦場に戻った際に1マナ払えば
変身!
変身後はトークン生成やエンチャントやアーティファクト破壊と、
1マナとは思えないほど器用に立ち回れます。
《
ボガートの獲物さらい》は、
土地のスロットでメインから墓地対策出来るようになったのが良い
ですね。
このデッキも《
召喚の調べ》を活用するので、《
大食の幼生、グリスト》《
ボガートの獲物さらい》
ともに1枚採用でも状況に合わせてサーチ可能です。
《
出産の儀》を上手く使うために《
絡み根の霊》《
ゲラルフの伝書使》と、
一般的なヨーグモスよりも不死クリーチャーが多めになっています
。《
呪われた匪賊》は《
召喚の調べ》X=
2が除去として使えるようになりました。
《
出産の儀》からターン終了ステップに《
飢餓の潮流、グリスト》
が出ても、
忠誠度3で能力起動できないタイミングなので倒されやすく、
1枚まで減らされています。代わりに《
正直者のラトスタイン》
が2枚で、墓地回収で継続して《
出産の儀》
で生贄に出来るように構成されています。
しかし、今までのヨーグモスの強さは《
飢餓の潮流、グリスト》
が支えてくれた部分が大きいので、
ここはあまり減らしすぎない方が良い印象を受けています。
4cオムナス
《
レンと六番》と《
創造の座、オムナス》を中心に、
アドバンテージを取るカードで構成される4色コントロールデッキ
です。
《
六番》は手札で余った土地を捨てることで、
墓地のパーマネント呪文を唱える能力を持ちます。
後半に余った土地を捨てて《
激しい叱責》や《
孤独》
を墓地から唱えたり、戦場に既に《
一つの指輪》が出ていれば、墓地から毎ターン唱えて伝説ルールで片方を墓地に送り、プロテクション(
すべて)を連続で得られます!《
レンと六番》
の土地回収能力と、《
六番》
の土地を捨てる能力が噛み合っているのが面白い!
《
火の怒りのタイタン、フレージ》
は追放除去以外では根本的に対処するのが難しく、回復効果がライフを失う《
一つの指輪》と噛み合います。脱出が白白赤赤なので、
青緑系の土地を出すとプレイしにくいですが、
6マナ以降なら白白赤赤を出すのも難しくない。
長期戦に強いカードです。
《
空の怒り》は範囲の広い全体除去。《
レンと六番》
の奥義まで行けばインスタント・
ソーサリーを回顧できるようになるので、
デッキの対処できる範囲がさらに広がりました。
このデッキでは
新しい軽量除去が多く採用されています。《
静牢》は毎ターンエネルギーを要求しますが、範囲の広い除去。
エネルギーが切れて生贄にした後《
六番》
で回顧することもありそう。
《
電気放出》はプレイヤーに撃てない《
稲妻》ですが、
例えばタフネス1などを焼いたときにエネルギーが残るので少しお
得。余ったエネルギーで《
静牢》の維持ターンが増えたり、
2発目以降の《
電気放出》のダメージ量が増えます。本体に《
稲妻》を撃つことが少ないデッキなら、今後は《
電気放出》
が優先されることもありそう。
《
白蘭の幻影》《
記憶への放逐》は、
どちらもトロンによく効く対策。
《
白蘭の幻影》は《
浄化の野火》や《
耐え抜くもの、母聖樹》
との比較ですが、2/2飛行が《
大いなる創造者、カーン》
に殴りやすいとかはありそう。《
六番》で回顧もできますね。
《
記憶への放逐》は、《
運命を貪るもの》《
絶え間ない飢餓、
ウラモグ》など、
唱えた時の誘発と本体の両方を打ち消せるのが強く、
今後の青の定番サイドボードになりそうです。
おわりに
気になる新デッキを紹介していきました。
まだまだ新環境は始まったばかりで、
今後も毎週面白いデッキが出て来そう。
僕は《
海の先駆け》に注目しており、特に以前の《
月の大魔術師》
のように赤い除去で倒すのが難しいのも強み。《
海の先駆け》
を多く採用したデッキが増えるようなら、《
四肢切断》
の採用率が増えそう。《
四肢切断》は《
有翼の叡智、ナドゥ》
にも触りやすいのが良いですね。
それではまた。