【2024年7月〜9月】スタンダード環境最強デッキレシピランキング!Tier表有り!

2024年9月の最強デッキレシピランキング(Tier表)

Tier1

リザードンex(悪)

リザードンex(悪)

ドラパルトex

ドラパルトex

Tier2

オーガポンライコ

オーガポンライコ

レジドラゴVSTAR

レジドラゴVSTAR

ルギアVSTAR

ルギアVSTAR

サーナイトex

サーナイトex

オリジンパルキアVSTAR

オリジンパルキアVSTAR

Tier3

カビゴンLO

カビゴンLO

ミライドンex

ミライドンex

オリジンディアルガVSTAR

オリジンディアルガVSTAR

ゲッコウガex

ゲッコウガex

テツノイバラex

テツノイバラex

前環境までのおさらい

前環境では主に3つのデッキにスポットライトが当たりました。



タケルライコオーガポン


大流行の

ドラパルトex

が猛威を振るったCL札幌の直後、突如としてタケルライコオーガポンが登場します。



タケルライコexオーガポン みどりのめんex


この時期は

ドラパルトex

が大流行して非ルールポケモンを主体としたデッキが激減した時期であり、サイド2枚を取れるポケモンV・ex相手を得意とするタケルライコオーガポンは対戦環境に非常にマッチしていました。




レジドラゴVSTAR


従来は

ナタネの活気

でエネルギー供給をしていた

レジドラゴVSTAR

でしたが、

オーガポン みどりのめんex

エネルギーつけかえ

でエネルギーを揃える手段を手にしたため「りゅうむそう」を使うハードルがグッと下がりました。



レジドラゴVSTARオーガポン みどりのめんex


さらに

ドラパルトex

キュレム

が新弾で追加されたことにより一気に強力なワザのコピー先を手に入れて、一躍環境上位に食い込むほどのデッキになりました。



ドラパルトexキュレム


カースドボム採用のリザードンex


一時期は

ドラパルトex

のシェア率に喰われていた

リザードンex

ですが、環境的な追い風(タケルライコオーガポン・ミライドンの増加)と新カードの強化を受けて再び環境トップに返り咲きます。



リザードンexサマヨール


特に著しい変化は特性「カースドボム」を持った

サマヨール

ヨノワール

の採用で、能動的に「バーニングダーク」のダメージを引き上げる手段を手にした

リザードンex

に対して、「無理にサイドを進めずに受けるダメージを調整する」という常套手段が効きづらくなりました。



現環境の解説

前回まではデッキ単位で対戦環境を眺めていました。


しかし昨今は非常に多くのデッキタイプが活躍しているため、デッキ単位ではなくカード単位で対戦環境を眺めてみようと思います。



今回ピックアップする「環境のキーカード」はこの2種類です。



キチキギスexゼロの大空洞


・キチキギスex


キチキギスex

の登場によって「手札干渉と盤面干渉を両立しづらいゲーム性」になりました。



『手札干渉』とは言葉の通り「相手の手札を減らすこと」。


ナンジャモ

ツツジ

アンフェアスタンプ

がその代表例です。



一般的にポケカでサイドを取るにはワザで攻撃します。


一見単純に見えますが、そこに至るまでには「ポケモンを出す・進化させる・指定のエネルギーをつける・攻撃したいポケモンをバトル場に出す」などのステップを踏む必要があります。



そして、そのステップが増えるほど多くの手札が必要になります。


裏を返せば、「手札が少ないほど行動制限される」というわけです。



相手がやりたい行動から遠ざかるほど勝利までのターン数は伸びて、自分がサイドを取り切るための猶予が生まれます。これを目的としたアプローチが手札干渉です。



次に『盤面干渉』についてです。


盤面干渉とは、アタッカーを倒す・重要な役割を担うシステムポケモンを倒す・盤面のエネルギーを減らす・攻撃できないポケモンをバトル場に出す…といった「相手のバトル場・ベンチに働きかける干渉方法」のことであり、

ボスの指令

カウンターキャッチャー

等がその代表例です。



サイドを取るまでにはいくつかのステップがあるという話を先述しましたが、「ステップを踏ませない」のが手札干渉、「ステップを増やす」のが盤面干渉とも対比できます。




ここで

キチキギスex

の特性「さかてにとる」を再確認しましょう。



キチキギスex


キチキギスex

の凄いところは手札と盤面をたった1枚で強化していまう点です。



例えば、相手に

ナンジャモ

を使われてバトル場の

リザードンex

を倒されたとします。ここで場に

キチキギスex

がいればすぐに手札を増やせます。つまり「盤面干渉を受けたが、強い手札干渉は受けていない」ということです。



別パターンも考えてみましょう。


相手に

ナンジャモ

を使われて

カウンターキャッチャー

キチキギスex

を倒されたとします。一見すると手札干渉・盤面干渉を同時に受けたように感じますが、アタッカーの

リザードンex

は生き残るので、次ターンも攻撃できることが確定しています。



上記のように

キチキギスex

がベンチにいるだけで「サイドを取り進められる盤面」を維持しやすくなります。



・ゼロの大空洞


場に「テラスタル」を持つポケモンがいるプレイヤーはベンチを8匹まで出せるようになるスタジアムです。



ゼロの大空洞


現在は

テラパゴスex

オーガポン みどりのめんex

オーガポン いどのめんex

といった、たねポケモンのテラスタル枠が主流です。



リザードンex

ドラパルトex

といった進化ポケモンをテラスタル枠に据える構築も見かけなくもないですが、1ターン目からベンチを拡げられない点や

ヨルノズク

の特性「ほうせきさがし」を進化するために使えない点から、若干噛み合わせが悪いという評価に繋がっています。




現時点では主に3種類の運用方法があります。



ベンチ参照ワザのダメージ上昇


オリジンパルキアVSTAR

の「あくうのうねり」や

ライコウV

の「ライトニングロンド」といったベンチポケモンの数だけダメージ上昇するワザが大幅強化を受けています。



ライコウV

は最大打点が220ダメージから340ダメージまで上昇。現実的な範囲でも280ダメージ前後を出せるようになったため、たねポケモンex・ポケモンVSTAR程度を突破できるようになりました。



オリジンパルキアVSTAR

は最大打点が260ダメージから380ダメージまで上昇。現実的な範囲だと320ダメージ前後を出せるようになったため、2進化ポケモンexでも突破しやすくなりました。



ライコウVオリジンパルキアVSTAR


1ターン目の爆発力を上げる


イキリンコex

ネオラントV

などを出しながら、他のポケモン(アタッカーやシステムポケモン等)を並べる余裕が生まれました。



イキリンコexネオラントV


これらのポケモンは強力な特性を持つ代わりに、特性使用後は何の役割も持たない&サイドを2枚取られるポケモンになってしまいます。しかし

ゼロの大空洞

で一旦ベンチを拡げて閉じると、役割を終えた

イキリンコex

ネオラントV

をトラッシュすることができます。



よってこれらの特性を出し惜しみせずに使えるため、初動の爆発力が重要なタケルライコオーガポンや

ミライドンex

のデッキは大きく強化されました。




ヨルノズク

で展開する


ヨルノズク

の特性「ほうせきさがし」は場に「テラスタル」がいれば進化時にトレーナーズを2枚サーチできます。現在のカードプールには

大地の器

や様々なボール系グッズがあり、トレーナーズを経由すれば特殊エネルギー以外の全てのカードに気軽にアクセスできます。



ヨルノズク


しかし

ヨルノズク

ピジョットex

キチキギスex

のように、場にいる限り使い続けられる特性ではないため、一度進化してしまうと置物になってしまいます。そのため特性「ほうせきさがし」を複数回使うようなデッキはどうしてもベンチの圧迫を避けられません。



そこで役立つのが

ゼロの大空洞


ホーホー

を置くベンチスペースを確保しながら、進化後はスタジアムを剥がすことでベンチからトラッシュできます。




上記3種類の運用方法のいずれか、または複数を組み合わせた運用方法が浸透しつつあります。


Tier1のデッキレシピと解説

リザードンex(悪)(サンプルレシピ)

ヒトカゲ

x 2

リザード

x 1

リザードンex

x 2

ポッポ

x 2

ピジョン

x 1

ピジョットex

x 2

ビッパ

x 1

ビーダル

x 1

シガロコ

x 1

ベラカス

x 1

キチキギスex

x 1

ネオラントV

x 1

かがやくリザードン

x 1

ピィ

x 1

なかよしポフィン

x 4

ハイパーボール

x 4

ネストボール

x 2

ヒスイのヘビーボール

x 1

ふしぎなアメ

x 4

カウンターキャッチャー

x 2

すごいつりざお

x 2

キャンセルコロン

x 1

ともだちてちょう

x 1

アンフェアスタンプ

x 1

森の封印石

x 1

ワザマシン エヴォリューション

x 1

まけんきハチマキ

x 1

ペパー

x 4

ナンジャモ

x 2

ネジキ

x 1

ボスの指令

x 2

フトゥー博士のシナリオ

x 1

崩れたスタジアム

x 1

ダブルターボエネルギー

x 1

基本炎エネルギー

x 5

優勝

×41

準優勝

×2

3位

×2

ベスト4

×1

ベスト8

×5

入賞

×4

このレシピの予算: 12,970円

リザードンex(悪)の解説

リザードンex

の「バーニングダーク」を軸に攻撃するデッキ。


取られたサイド枚数に応じてダメージ上昇するため、相手に「サイドを取り進める行為」に対してリスクを与えられます。HP330という耐久力も相まってなかなか攻めづらいポケモンです。


リザードンex


最近は特性「カースドボム」を持った

サマヨール

ヨノワール

の採用が一般的になりました。相手の好きなポケモンにダメカン5個(ヨノワールの場合はダメカン13個)を乗せるだけでなく、敢えて自分からサイドを献上することで「バーニングダーク」のダメージを能動的に上げることができます。



サマヨールヨノワール


最新弾では

ブライア

が構築の仲間入り。


2枚→2枚→1枚→2枚というサイド進行を咎めるだけでなく、特性「カースドボム」で相手サイドを無理矢理2枚にすることも可能です。



ブライア


予想だにしないターンからのフィニッシュルートを手に入れたため、リザードンを使う側も使われる側も難しいゲームを強いられるようになりました。



ドラパルトex(サンプルレシピ)

ドラパルトex

x 3

ドロンチ

x 2

ドラメシヤ

x 4

ポッポ

x 2

ピジョットex

x 2

ヨノワール

x 1

サマヨール

x 1

ヨマワル

x 2

ロトムV

x 2

キチキギスex

x 1

なかよしポフィン

x 4

ネストボール

x 3

ハイパーボール

x 2

フェザーボール

x 1

テラスタルオーブ

x 1

ふしぎなアメ

x 4

カウンターキャッチャー

x 3

大地の器

x 1

すごいつりざお

x 1

森の封印石

x 1

重力玉

x 1

きらめく結晶

x 1

ペパー

x 4

ナンジャモ

x 2

ツツジ

x 1

ボスの指令

x 1

アカマツ

x 1

ブライア

x 1

ポケモンリーグ本部

x 1

基本超エネルギー

x 3

基本炎エネルギー

x 3

優勝

×27

ベスト4

×3

ベスト8

×5

このレシピの予算: 17,410円

ドラパルトexの解説


1つ前の環境ではネイティオ型・ロスト型・リザードン型・ピジョット型の4つに大別されると解説しましたが、現在はその境界が曖昧になりつつあります。



新弾からは特性「ほうせきさがし」を持った

ヨルノズク

が仲間入り。


ドラパルトex

が「テラスタル」であることを活かして、中盤以降に崩されにくい盤面を作れます。


ヨルノズク


さらには

サマヨール

ヨノワール

の採用も増えてきました。


「ファントムダイブ」で倒せる範囲を拡げるだけでなく、

ブライア

も併用してサイドを一気に取り切る戦術が可能となりました。



Tier2のデッキレシピと解説

オーガポンライコ(サンプルレシピ)

タケルライコex

x 4

オーガポン みどりのめんex

x 4

スナノケガワ

x 1

かがやくゲッコウガ

x 1

イキリンコex

x 1

キチキギスex

x 1

ネストボール

x 4

ハイパーボール

x 3

プライムキャッチャー

x 1

大地の器

x 4

ポケギア3.0

x 4

夜のタンカ

x 3

エネルギー回収

x 3

いれかえカート

x 2

ともだちてちょう

x 1

勇気のおまもり

x 2

オーリム博士の気迫

x 4

ボスの指令

x 1

ナンジャモ

x 1

ブライア

x 1

ポケストップ

x 2

基本草エネルギー

x 6

基本闘エネルギー

x 3

基本雷エネルギー

x 3

優勝

×19

ベスト4

×1

ベスト8

×1

入賞

×2

このレシピの予算: 20,740円

オーガポンライコの解説

タケルライコex

の「きょくらいごう」を軸に攻撃するデッキ。


オーリム博士の気迫

オーガポン みどりのめんex

の特性「みどりのまい」で盤面のエネルギーを爆発的に増やして、対戦序盤から高火力を押し付けられます。


タケルライコexオーガポン みどりのめんex


現環境はポケモンV・exを軸にしたデッキ、あるいはポケモンV・exがシステムポケモンとして場に出すデッキが大半を占めます。よってサイドを2枚→2枚→2枚と取り進めるプランが通しやすくなっています。



最新弾からは

ゼロの大空洞

が一部の構築で採用。


元々

オーガポン みどりのめんex

を並ベているため、

イキリンコex

キチキギスex

といったシステムポケモンがベンチを圧迫することなく採用できるようになりました。



また

ブライア

の採用も徐々に増えてます。


2枚→2枚→2枚のサイドプランの道中でポケモンV・exでないポケモンを出された時、

ブライア

オーガポン みどりのめんex

でサイドプランを遂行できるようになりました。



ゼロの大空洞ブライア


レジドラゴVSTAR(サンプルレシピ)

レジドラゴV

x 4

レジドラゴVSTAR

x 3

キュレム

x 1

ギラティナVSTAR

x 1

ドラパルトex

x 2

オーガポン みどりのめんex

x 3

テツノイサハex

x 1

キチキギスex

x 1

ミュウex

x 1

かがやくリザードン

x 1

ハイパーボール

x 4

ネストボール

x 4

エネルギーつけかえ

x 4

大地の器

x 3

スーパーエネルギー回収

x 1

夜のタンカ

x 2

キャンセルコロン

x 1

プライムキャッチャー

x 1

ポケモンいれかえ

x 1

博士の研究

x 4

ボスの指令

x 2

ナンジャモ

x 3

ジャミングタワー

x 1

基本草エネルギー

x 8

基本炎エネルギー

x 3

優勝

×3

ベスト8

×1

このレシピの予算: 16,320円

レジドラゴVSTARの解説

レジドラゴVSTAR

の「りゅうむそう」で様々なドラゴンポケモンのワザをコピーして戦うデッキ。炎/草/草とエネルギー要求が高く、さらに特定のドラゴンポケモンをトラッシュに送る必要がある代わりに、攻撃まで辿り着けると非常に高い対応力を持っています。



レジドラゴVSTARオーガポン みどりのめんex


メインアタッカーの

ドラパルトex

をはじめ、イージーウィンが狙える

キュレム

、中打点をいなせる

ヒスイヌメルゴンVSTAR

、大ダメージを出すための

ギラティナVSTAR

など、今後ドラゴンポケモンが登場するたびに強化の可能性があるカスタマイズ性能の高いデッキでもあります。


ルギアVSTAR(サンプルレシピ)

ルギアV

x 3

ルギアVSTAR

x 3

アーケオス

x 4

チラチーノ

x 3

チラーミィ

x 2

チラーミィ

x 1

ハバタクカミ

x 1

ネオラントV

x 1

ガチグマ アカツキex

x 1

テツノカイナex

x 1

オーガポン いどのめんex

x 1

ハイパーボール

x 4

キャプチャーアロマ

x 4

ロストスイーパー

x 1

スーパーボール

x 2

ナンジャモ

x 2

ネジキ

x 1

セレナ

x 1

博士の研究

x 3

ジニア

x 1

ボスの指令

x 2

ジャミングタワー

x 1

レガシーエネルギー

x 1

Vガードエネルギー

x 1

ダブルターボエネルギー

x 3

ミストエネルギー

x 4

ギフトエネルギー

x 4

ジェットエネルギー

x 4

優勝

×10

3位

×1

入賞

×1

このレシピの予算: 9,160円

ルギアVSTARの解説

ルギアVSTAR

のVSTARパワー「アッセンブルスター」から

アーケオス

を2匹出して、特性「プライマルターボ」で特殊エネルギーを供給するデッキ。



ルギアVSTARアーケオス


レガシーエネルギー

を装備した

テツノカイナex

チラチーノ

など、サイド1枚しか取られないポケモンがサイド2枚取れる(1-2交換ができる)ため、多少の遅れをとっても巻き返す手段を備えています。



テツノカイナexチラチーノ


大流行している

ゼロの大空洞

にタダ乗りできるように

オーガポン いどのめんex

が採用される構築も見かけるようになりました。

ネオラントV

で好きなだけ展開して、「ストームダイブ」で

ゼロの大空洞

を壊すことも可能です。



ゼロの大空洞オーガポン いどのめんex


直近の対戦環境では、使用率急増中のカビゴンLOに有利な点など追い風要素も多いです。その反面、

ミライドンex

レジドラゴVSTAR

などの苦手デッキも増加傾向にある点には注意が必要です。



サーナイトex(サンプルレシピ)

サーナイトex

x 2

マシマシラ

x 2

キルリア

x 4

ラルトス

x 4

フワンテ

x 1

マナフィ

x 1

サケブシッポ

x 1

クレセリア

x 1

ハバタクカミ

x 1

クレッフィ

x 1

ハイパーボール

x 2

ネストボール

x 1

ヒスイのヘビーボール

x 1

なかよしポフィン

x 4

大地の器

x 2

夜のタンカ

x 2

すごいつりざお

x 1

カウンターキャッチャー

x 2

アンフェアスタンプ

x 1

ワザマシン デヴォリューション

x 1

ワザマシン エヴォリューション

x 2

重力玉

x 1

勇気のおまもり

x 1

ペパー

x 4

ナンジャモ

x 4

フトゥー博士のシナリオ

x 1

ボスの指令

x 1

ボウルタウン

x 1

基本超エネルギー

x 7

基本悪エネルギー

x 3

優勝

×9

このレシピの予算: 12,920円

サーナイトexの解説

サーナイトex

の特性「サイコエンブレイス」でエネルギー供給して様々な超タイプのポケモンが攻撃するデッキタイプ。エネルギー供給するたびにダメカンが乗ってしまいますが、

マシマシラ

の特性「アドレナブレイン」で回復&ダメージ補強が出来ます。



サーナイトexマシマシラ


サーナイトex

は後攻1ターン目から攻撃できるようなスピードもなければ、超火力をポンポン飛ばせるデッキでもありません。しかし

アンフェアスタンプ

ナンジャモ

といった手札干渉や

ボスの指令

カウンターキャッチャー

といった盤面干渉を駆使して「相手に100点満点の動きをさせない」ことで試合をコントロールすることを得意としています。



アンフェアスタンプカウンターキャッチャー


最近では

ワザマシン デヴォリューション

の採用が一般化したことで、より多角的な崩し方が可能となりました。



ワザマシン デヴォリューション


オリジンパルキアVSTAR(サンプルレシピ)

オリジンパルキアV

x 2

オリジンパルキアVSTAR

x 2

テラパゴスex

x 2

ホーホー

x 3

ヨルノズク

x 3

ビッパ

x 1

ビーダル

x 1

スピンロトム

x 1

かがやくゲッコウガ

x 1

マナフィ

x 1

テツノイサハex

x 1

キチキギスex

x 1

なかよしポフィン

x 1

ネストボール

x 4

ハイパーボール

x 3

大地の器

x 3

すごいつりざお

x 1

夜のタンカ

x 1

ヒスイのヘビーボール

x 1

ロストスイーパー

x 1

ポケモンいれかえ

x 1

キャンセルコロン

x 1

ガラスのラッパ

x 2

プライムキャッチャー

x 1

カイ

x 3

ナンジャモ

x 3

ボスの指令

x 2

フトゥー博士のシナリオ

x 1

ゼロの大空洞

x 3

基本水エネルギー

x 6

基本草エネルギー

x 2

基本雷エネルギー

x 1

優勝

×7

準優勝

×1

ベスト4

×1

ベスト8

×1

入賞

×1

このレシピの予算: 12,950円

オリジンパルキアVSTARの解説

ゼロの大空洞

でベンチを拡げて「あくうのうねり」を軸に攻撃するデッキ。


従来は260ダメージが最大打点でしたが、ベンチを8匹まで増やせるようになったため、300ダメージ超を期待できるようになりました。



オリジンパルキアVSTAR


「テラスタル」のポケモン枠には

テラパゴスex

オーガポン いどのめんex

が採用されます。



テラパゴスexオーガポン いどのめんex


デッキタイプは大きく2種類あります。


1つ目は「テラスタル」のポケモンがいることを活かして特性「ほうせきさがし」を持つ

ヨルノズク

を採用する型。

スピンロトム

の特性「ファンコール」から安定してベンチ展開出来ます。



ヨルノズクスピンロトム


もう1つは

マシマシラ

ゲンガー

を採用した型。


「あくうのうねり」のダメージは相手依存になってしまうため、特性「アドレナブレイン」の

マシマシラ

はダメージ補強します。

ゲンガー

は特性「ならくのうらもん」でいつでもトラッシュからベンチに出せるため、

ゼロの大空洞

を貼り直してすぐにベンチを拡げられます。



マシマシラゲンガー


Tier3のデッキレシピと解説

カビゴンLO(サンプルレシピ)

カビゴン

x 4

オーガポン いしずえのめんex

x 2

ロトムV

x 1

ピジョットV

x 1

ミミッキュ

x 1

ネストボール

x 4

ヒスイのヘビーボール

x 2

カウンターキャッチャー

x 4

ポケギア3.0

x 4

おはやし笛

x 4

クラッシュハンマー

x 4

ともだちてちょう

x 2

夜のタンカ

x 1

いれかえカート

x 1

ハンディサーキュレーター

x 3

勇気のおまもり

x 1

森の封印石

x 1

ヒーローマント

x 1

ペパー

x 4

ボタン

x 3

ビワ

x 2

野盗三姉妹

x 2

ボスの指令

x 2

ナンジャモ

x 1

エリカの招待

x 1

シマボシ

x 1

クセロシキのたくらみ

x 1

エール団の応援

x 1

ボウルタウン

x 1

優勝

×1

準優勝

×1

ベスト8

×1

このレシピの予算: 10,970円

カビゴンLOの解説

カビゴン

の特性「とおせんぼ」で相手ポケモンの「にげる」を封じます。


これにより攻撃されないor倒されない状況を作って相手の山札切れ(LO)を狙うデッキタイプです。


カビゴン


ビワ

野盗三姉妹

でキーカードとなるグッズを狙うルート、

ボタン

で耐久するルート、

おはやし笛

エリカの招待

で攻撃できないポケモンをバトル場に縛り付けるルート等、相手のデッキをよく理解して急所を突く必要があります。



最近は

ハンディサーキュレーター

の複数採用が一般的になり、エネルギーを攻撃できない(攻撃力が低い)ポケモンにエネルギーを集めさせるルートも確立されました。


ハンディサーキュレーター

ミライドンex(サンプルレシピ)

ミライドンex

x 2

テツノカイナex

x 2

ライコウV

x 2

ミュウツーex

x 1

ミュウex

x 1

キチキギスex

x 1

イキリンコex

x 1

オーガポン いどのめんex

x 1

きらめく結晶

x 1

ネストボール

x 4

ヒスイのヘビーボール

x 1

ハイパーボール

x 1

エレキジェネレーター

x 4

いれかえカート

x 2

すごいつりざお

x 1

夜のタンカ

x 1

森の封印石

x 2

緊急ボード

x 1

ゼロの大空洞

x 3

ペパー

x 4

博士の研究

x 3

ボスの指令

x 3

ダブルターボエネルギー

x 3

基本雷エネルギー

x 15

優勝

×6

ベスト4

×1

このレシピの予算: 10,800円

ミライドンexの解説

ミライドンex

の特性「タンデムユニット」でベンチ展開して、

エレキジェネレーター

でエネルギー供給し、様々な雷ポケモンが攻撃するデッキ。



ミライドンexエレキジェネレーター


最新弾の

ゼロの大空洞

により

ライコウV

の「ライトニングロンド」の最大打点が220ダメージ→340ダメージに伸びたのが大幅な強化点です。


これまでポケモンV・たねポケモンexを倒すには

ミライドンex

の「フォトンブラスター」を使う場面が多く、

エレキジェネレーター

で2枚ヒットさせる必要がありました。しかし

ライコウV

がエネルギー2枚で高火力を出せるようになったため1枚ヒットで良い場面が増えました。



ライコウV


単純に攻撃までのハードルが下がっただけでなく、2枚ヒットした場合に他ポケモンにエネルギーを回す余裕ができたため、

テツノカイナex

の「ごっつあんプリファイ」といった重いワザが使いやすくなりました。



テツノカイナex

オリジンディアルガVSTAR(サンプルレシピ)

オリジンディアルガV

x 3

オリジンディアルガVSTAR

x 3

ダンバル

x 3

メタング

x 3

イキリンコex

x 1

ミュウex

x 1

キチキギスex

x 1

かがやくゲッコウガ

x 1

ネストボール

x 4

ハイパーボール

x 4

キャプチャーアロマ

x 2

ヒスイのヘビーボール

x 1

すごいつりざお

x 4

ポケギア3.0

x 1

プライムキャッチャー

x 1

博士の研究

x 4

ナンジャモ

x 3

ボスの指令

x 3

夜のアカデミー

x 2

基本鋼エネルギー

x 15

優勝

×6

ベスト8

×1

このレシピの予算: 9,790円

オリジンディアルガVSTARの解説

メタング

の特性「メタルメーカー」で

オリジンディアルガVSTAR

にエネルギー供給して強力な攻撃を放つデッキ。



オリジンディアルガVSTARメタング


VSTARパワー「スタークロノス」はたねのポケモンex・Vを倒しやすい220ダメージを出しつつ追加ターンを獲得できます。もう1回ターンを得ると再度特性「メタルメーカー」等でエネルギーを増やして、「メタルブラスト」でポケモンVSTARや2進化ポケモンexを倒すことができます。



オーガポン みどりのめんex

キチキギスex

など、HP220以下のポケモンex・Vを採用するデッキが増えたことが環境的な追い風になっています。



ある程度サイドを先行されても巻き返すパワーを持っているため、ディアルガを置いて動かすタイミングがとても重要なデッキです。


ゲッコウガex(サンプルレシピ)

ケロマツ

x 4

ゲコガシラ

x 2

ゲッコウガex

x 3

ポッポ

x 2

ピジョン

x 1

ピジョットex

x 2

ヨマワル

x 2

サマヨール

x 1

ヨノワール

x 1

キチキギスex

x 1

ロトムV

x 1

マナフィ

x 1

なかよしポフィン

x 4

ハイパーボール

x 3

ネストボール

x 2

ふしぎなアメ

x 3

すごいつりざお

x 1

大地の器

x 1

カウンターキャッチャー

x 2

夜のタンカ

x 1

まけんきハチマキ

x 2

森の封印石

x 1

ワザマシン エヴォリューション

x 1

ペパー

x 3

ナンジャモ

x 2

アクロマの執念

x 2

ボスの指令

x 1

ブライア

x 1

崩れたスタジアム

x 1

偉大な大樹

x 1

ダブルターボエネルギー

x 2

基本水エネルギー

x 5

優勝

×3

このレシピの予算: 13,610円

ゲッコウガexの解説

ゲッコウガex

の「しのびのやいば」でゲームを組み立てながら攻撃するデッキ。エネルギー1枚で攻撃できる代わりにダメージが控えめなので、

ユキメノコ

の特性「いてつくとばり」や特性「カースドボム」で火力不足を補います。



ゲッコウガexユキメノコ


最新弾からは

アクロマの執念

ヨルノズク

等の採用が散見されます。これにより

偉大な大樹

ダブルターボエネルギー

へのアクセスが容易になりました。また

ブライア

の採用によってサイドプランの選択肢も増えています。



アクロマの執念偉大な大樹


対戦環境にそれほど多くはなくカスタマイズ性が高いデッキでもあるため、相手から構築・行動が読まれづらいのは大きなメリットです。


テツノイバラex(サンプルレシピ)

テツノイバラex

x 4

テクノレーダー

x 2

ポケギア3.0

x 4

クラッシュハンマー

x 4

デンジャラス光線

x 1

大地の器

x 1

エネくじ

x 3

キャンセルコロン

x 1

ロストスイーパー

x 2

ブーストエナジー 未来

x 2

ワザマシン エナジーターボ

x 1

ワザマシン デヴォリューション

x 1

勇気のおまもり

x 1

重力玉

x 1

ペパー

x 4

博士の研究

x 3

ジャッジマン

x 2

アクロマの執念

x 2

ボスの指令

x 4

ナンジャモ

x 1

ビワ

x 1

ボタン

x 1

クセロシキのたくらみ

x 1

ロストシティ

x 2

ダブルターボエネルギー

x 4

基本雷エネルギー

x 7

優勝

×9

このレシピの予算: 7,330円

テツノイバラexの解説

テツノイバラex

の特性「イニシャライズ」で相手の特性を止めて戦うデッキ。



テツノイバラex


リザードンex

の特性「れんごくしはい」をはじめ、

ルギアVSTAR

オーガポン みどりのめんex

キチキギスex

等々、現環境で活躍するほとんどのデッキが「ルールを持つポケモン」の特性で成り立っています。



それらの特性の多くは山札からカードを引く効果・エネルギーを貼る効果のいずれかである場合が多く、

クラッシュハンマー

でエネルギーをトラッシュさせたり、

ボスの指令

で「にげる」を強要することで攻撃のテンポを大幅に遅らせることができます。



クラッシュハンマーボスの指令


その間に「ボルトサイクロン」の攻撃回数を稼ぎたいので、いかに早くワザを使えるか・いかに相手の行動を阻害できるかが勝敗の分かれ目になります。



記事監修者

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ビオラ

X

「思考を進めるお手伝い」をテーマに投稿するポケカnoteクリエイター。主な作品は『デッキ平均化』シリーズ・『エネ加速の色見本』など。累計PV数約250万回。

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