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SPYRAL

しの

デッキ解説

更新日:2025/3/31

Card Rush Prosとして活動しているしの（）です。
今回は《BATTLE OF CHAOS》で登場した《イリュージョン・オブ・カオス》によって強化された【SPYRAL】のデッキ解説の記事となります！
まずは【SPYRAL】のデッキレシピを公開し、その後に構築のポイントについて解説していきます！
※こちらの記事は2021年1月1日施行開始・リミットレギュレーション発表前に執筆された記事となります

【SPYRAL】デッキレシピ

※2枚画像画像は

SPYRAL

デッキリスト
1× 《SPYRAL-ジーニアス》 1× 《SPYRAL GEAR-ドローン》 1× 《SPYRAL-ダンディ》 1× 《SPYRAL GEAR-ラスト・リゾート》 1× 《SPYRAL-グレース》 1× 《SPYRAL-ボルテックス》 3× 《マジシャンズ・ソウルズ》 2× 《イリュージョン・オブ・カオス》 1× 《D-HERO ディバインガイ》 1× 《D-HERO ダッシュガイ》 3× 《灰流うらら》 3× 《増殖するＧ》 -モンスター 19- 2× 《SPYRAL RESORT》 1× 《SPYRAL GEAR-ビッグ・レッド》 1× 《ワン・フォー・ワン》 3× 《ワンチャン!?》 3× 《儀式の準備》 1× 《テラ・フォーミング》 1× 《フュージョン・デステニー》 2× 《墓穴の指名者》 2× 《抹殺の指名者》 -魔法 16-	3× 《SPYRAL MISSION-救出》 1× 《SPYRAL GEAR-マルチワイヤー》 1× 《王宮の勅命》 -罠 5- 2× 《SPYRAL-ザ・ダブルヘリックス》 1× 《リンクリボー》 1× 《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》 1× 《暗影の闇霊使いダルク》 1× 《I:Pマスカレーナ》 1× 《警衛バリケイドベルグ》 1× 《トロイメア・フェニックス》 1× 《トロイメア・ユニコーン》 1× 《神聖魔皇后セレーネ》 1× 《ライトロード・ドミニオンキュリオス》 1× 《アクセスコード・トーカー》 1× 《トロイメア・グリフォン》 1× 《召命の神弓－アポロウーサ》 1× 《D-HERO デストロイフェニックスガイ》 -エクストラ 15-

今回の【SPYRAL】の構築ポイント

今回の【SPYRAL】の構築ポイントは3点あります。
1.《イリュージョン・オブ・カオス》を採用している
2.一般的な構築である、先攻で《トライゲート・ウィザード》の召喚を狙う構築とは異なるもの
3.【D-HERO】ギミックを採用している
まず1つ目から説明していくと、《イリュージョン・オブ・カオス》を採用することによって、以前は事故の要素となっていた《SPYRAL-グレース》を素引きしてしまい《マジシャンズ・ソウルズ》の特殊召喚ができないとう事がなくなりました。その為、事故要素である《SPYRAL-グレース》は完全に1枚のみの採用で良くなり、《イリュージョン・オブ・カオス》から《マジシャンズ・ソウルズ》へのアクセス率もかなり高まっています。

2つ目のポイントは《禁じられた一滴》や《冥王結界波》に強い構築にする為、最終盤面を《トライゲート・ウィザード》では無く、複数の妨害+《王宮の勅命》となるようにしたことです。
展開の流れとしては、《ライトロード・ドミニオンキュリオス》を召喚し、デッキから《王宮の勅命》を墓地に送ります。その後、リンク状態の《トロイメア・グリフォン》を召喚し、墓地から《王宮の勅命》をセット。この流れを基本とし、その他にも十分な妨害を用意するといった先攻展開を目指します。

3つ目は《王宮の勅命》と合わせて強い妨害となるカードを採用する為です。《召命の神弓－アポロウーサ》で相手のモンスター効果を無効・《王宮の勅命》で魔法カードの効果を無効にします。ここに足らない妨害はフリーチェーンの除去妨害ですので、《D-HERO デストロイフェニックスガイ》や《SPYRAL-ボルテックス》、《SPYRAL GEAR-マルチワイヤー》等を用意すると完璧な役割別の先攻妨害を作ることができます。
また、このデッキはリンク2を用意することが非常に簡単です。
《SPYRAL-ダンディ》や《マジシャンズ・ソウルズ》のようなサーチできる特殊召喚効果持ちモンスターが採用されていて、これらにアクセスがしやすいです。これらは特殊召喚できるが、他の動きに相手から手札誘発を受けてしまい動けない状況が発生したとしても《捕食植物ヴェルテ・アナコンダ》から《D-HERO デストロイフェニックスガイ》さえ召喚できればゲームを続けることが可能です。特に、《ドロール＆ロックバード》への対策として、【D-HERO】ギミックは優秀です。