おはようこんにちはこんばんは
DMGP本戦1没しました、おんそく(
@onsoku0503)です。
5回目の予選上がりでしたが、またもや本戦一没でした、うーん悔しい。
という訳で今回はそんなDMGP2022アドバンスの大会レポートです。
目次
▪️アドバンスフォーマットの環境について
▪️ヴァリヴァリモルト
▪️本番へ向けて
▪️GP使用デッキ
▪️対戦結果
▪️GPを終えて・・・
▪️反省点とおわりに
アドバンスフォーマットの環境について
アドバンスの具体的な調整を始めたのは大体2〜3週間前からで、正直初めはオリジナルと平行しながらではありました。
まず行ったのは
各地の入賞実績を手当たり次第に調べ、自分の知らないデッキタイプを可能な限り消すことです。
アドバンスのCSに出場することも行い、入賞数なども踏まえ、自分なりの環境分析の結果が以下の物になりました。
■環境分析
tier1.ガイアッシュ覇道 火闇ドルマゲドン
tier2.火自然アポロヌス
tier3.5cモルト アナカラーダークネス、4cモモキングRX 水闇ゼーロ
その他 オリジナルのデッキを少し弄ったもの
水魔導具、4c邪王門、ネバーループ少し極端ですが、tier1とtier2の3デッキがこの環境の肝だと判断しました。
特にガイアッシュ覇道は使用者の多さとデッキの強さが共にトップレベルで、良いデッキが思いつかなければガイアッシュ覇道を使いそうだなぁとなっていたくらいには強力なデッキだと思っていました。
超次元の恩恵を十二分に受けることが出来、アドバンス特有の超次元やGRゾーンの踏み倒しというギミックに対しての《
流星のガイアッシュ・カイザー》のカウンター。
また、《
インフェル星樹》と言う
5マナ2ブースト2ドロー持ちのWブレイカーの化け物が本当に強力です。
正に王者。と言うわけで環境分析の過程で火闇ドルマゲドンとガイアッシュ覇道の2つは延々と回し続け、それなりにそれぞれのデッキについて理解するよう序盤は努めました。
火自然アポロヌスはオリジナルで出た当初回していたのと、上の2デッキよりは分岐点が少ないと判断して最低限で留めています。
またガイアッシュ覇道と火闇ドルマゲの2デッキを回し続けた結果、個人的には
ガイアッシュの方がデッキとしての安定感や出力が高いという結論になりました。
火闇ドルマゲが様々なレンジに対応できる!ように見せかけて、
手札次第でゲームプランが決まると感じた点も大きいです。
(《天災デドダム》や《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》がないため、デッキの回転率が悪く、プランの変更などがし辛い。)この時点で超次元のパラレル侵略&パラレル革命チェンジやドラグハートの選択肢の多さから、
「アドバンスの方が練度ゲームになるな?」という直感がありました。
これに関しては色々と理由はあるんですが、
パラレル侵略&パラレル革命チェンジが常に手札を+2枚してくれているような状態なんですよね。
《
切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》は常にパワー13000に変身するわ、《
最終龍覇ロージア》はTブレイカーになるわ
(《轟く覚醒レッドゾーン・バスター/蒼き覚醒ドギラゴンX》)、《
終断Δドルハカバ》もWブレイカーになりながら、除去を飛ばしてくるわ。
(《時空の禁断レッドゾーンX/終焉の覚醒者レッドゾーンBSR》)ただしノーデメリットという訳ではなく、脳死で投げているとリソースがあっという間になくなったり、ガイアッシュ覇道のカウンターを食らったりと裏目も無限に存在します。
というわけで、練習すればするだけ勝率に直結しそうだなぁと思い、この辺りから
アドバンス>オリジナルのリソース配分で調整を進めていました。
その後、とりあえず組んでみようとなったリストがこちら。
ヴァリヴァリモルト
先ず初めにGP1週間くらい前の時点で触っていた構築です。
この時点ではアポロヌスを少し軽視しており、火闇ドルマゲとガイアッシュに対して、デッキコンセプトで戦えることを意識していました。
また、使用候補になった1番の理由がガイアッシュ覇道に対して《
最終龍覇グレンモルト》を採用していることで有利をつけることが出来るからです。
《
最終龍覇グレンモルト》がガイアッシュ覇道に対して着地するとボードを取り続けたり、単体でゴリ押せるだけの打点を生んだりすることもあり、ドラゴン軸なら《
最終龍覇グレンモルト》を主軸にするデッキで上記2つのデッキに対抗できそうだなと考えました。
ですが、調整の結果的にアポロヌスに対して安定した勝率をキープ出来ないということになり、一度打ち止めになりました。
本番へ向けて
このまま行くとガイアッシュ覇道を使うことになりそうだなぁと思っていた矢先、僕が対戦相手として動画に出演しているZweiLance君と軽く相談する機会があり、その際に彼らが触っているのが
「キメラ覇道」とのことでした。
言われてみて確かに全国前にキメラ覇道を使用していたし触ってみるか、ということで触り直してみると他のデッキに比べアポロヌスへの勝率は当たり前ですが上がっていました。
全国時からは《
爆熱剣バトライ刃》が無くなった分デッキの火力こそ減っていましたが、そこまで大きく気になることはないのかな、といった感想です。
《
ドラゴンズ・サイン》と《
雷龍ヴァリヴァリウス》、もしくは闇文明を増やして手札から出しやすくするプランなどいくつか考えましたが、《
雷龍ヴァリヴァリウス》のパワーラインや革命チェンジ系統との相性などを考えて、全国前に作っていた《
ドラゴンズ・サイン》で早出しするギミックではなく、《
雷龍ヴァリヴァリウス》で早出しするギミックの方を搭載してGPに挑むことを決めました。
《
ボルシャック・栄光・ルピア》や《
闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》の優先順位など色々な理由はありましたが、カードパワーが高く、《
最終龍覇グレンモルト》が絡まなくても前のめりに様々なキルプランを狙えると思ったのも《
雷龍ヴァリヴァリウス》の理由です。
そんなわけで紆余曲折あり、本番ではこのリストに。
GP使用デッキ
レシピの方はまた別の機会に解説したいと思います。そのため今回は割愛。
対戦結果
予選
1回戦 火闇ドルマゲドン○ 2回戦 5cザーディクリカ○ 3回戦 クランヴィアデリート○ 4回戦 火自然ジョーカーズ(旅路じーさん)○ 《流星のガイアッシュカイザー》を3体投げたのにも関わらずワンチャン負けかけた、トリガー怖すぎる。5回戦 火単我我我× 6回戦 火闇ドルマゲドン○ 盤面0の《雷龍ヴァリヴァリウス》スタートからラフルルダンテを1ターンで揃えて勝ち。《雷龍ヴァリヴァリウス》の強みが出た試合の1つ。7回戦 水闇アビスロイヤル○
8回戦 アナカラーダークネス×
9回戦 ヴァリヴァリRX○
本戦
1回戦 火闇ドルマゲドン×相手の先攻《
鬼寄せの術》+《
霊刑連結ジゴク・パルテノン》→《
鬼寄せの術》+《
霊刑連結ジゴク・パルテノン》に対し、《
龍の呼び声》の2ブーストを失敗し、更にトップ多色だった事で《
インフェル星樹》がプレイできず、序盤に手札が枯れてしまいゲームになりませんでした…。
どっちか通せればゲームにはなったと思うんだけどなぁ……泣。
トータル戦績 7-3 結果BEST128(本戦1没)と言う結果でした。
他の人がGPで予選を抜けていたら素直に素晴らしいと祝福したくなりますが、自分がその立場だと悔しさが勝ってしまいます。
不思議ですよね。
けど3000人のうち128位は十分誇れることだと思うので、一先ず胸張って今回のGPアドバンスは勝てました!と言いたいと思います。
GPを終えて・・・
と言うわけで
今回は勝てたと言う前提で話を進めたいと思います()。対戦結果を見て頂いければわかる通り、実は今回
ガイアッシュ覇道に一度も当たっていないんですよね……。
その上でしっかり勝てているのはメタは意識したけれども、上2つのデッキに勝つためにカードパワーが低いカードが多く入っているデッキを使用するのではなく、
正面からぶつかれるくらいにカードパワーが高いデッキ選択をしたのは大きいと思います。
基盤にガイアッシュ覇道の色が残っており、事前にガイアッシュ覇道を死ぬほど回していた事で、ある程度の練度も担保されていたのも大きい要因だと思います。
負けた試合の火単我我我には《
雷龍ヴァリヴァリウス》ではなくドラゴンズ・サイン軸だったらなぁと思ったりもしましたが、他のデッキに対して《
雷龍ヴァリヴァリウス》でゴリ押したり革命チェンジを活かして勝った試合も多かったので、この構築にしたのは後悔はありません。
今回は結果的にガイアッシュ覇道ではないtier3のデッキに多く当たっていますしね。
反省点とおわりに
今回はデッキ構築に対しては大きな反省点などは特にないかなーと思っています。
既存のガイアッシュ覇道を握ると言う選択肢を取っていたとしても全然悪くなかったと思っていますし、その上で今回この構築にたどり着けたのは既存のガイアッシュ覇道を握るより後悔しない結果、選択だったと思います。
強いて言うのであれば、自分はGPのような大型大会にテンプレと呼ばれるデッキを持ち込むのを嫌っているプレーヤーです。理由としては
初見殺しという要素はデュエマにおいてかなり大きい要素だと思っていること。そして
プレイ練度が他の人に比べ自信がないので、構築面で差別化を図りたがっているということです。
これは自分の強みでもあり弱みでもあると思っているんですが、今回はそれが上手くハマったのかなと思います。
この辺の詳しい話はまた機会があれば。
と言うわけでDMGP2022アドバンスの大会レポートでした。
また4月のDMGPアドバンスに活かしたいですね、それでは今回はこの辺で!
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