今回はすめらぎさんから【ロマノフワンショット】で参加したCSレポートの記事をラッシュメディアにいただきました。
こんにちは、
すめらぎ(@sumeragi48)です。
今回は6月8日に参加した第31回さくらCSのレポートを書いていこうと思います。
※こちらの記事は2019年6月の殿堂発表前に執筆されました
目次
▪️環境考察
▪️デッキ選択
▪️使用デッキ
▪️対戦レポート
▪️反省点
環境考察
地元茨城のCSと言うこともあり、環境は大体予想しやすいものでした。
基本的に最近の茨城のプレイヤーは後ろよりのデッキを好む傾向があり、現環境の三つ巴の「赤白轟轟轟」「ジョラゴン」「チェンジザドンジャングル」の3つのデッキタイプの中だと「チェンジザドンジャングル」がこの中だと多いと予想。
ループを搭載していてプレイヤースキルが絡む「ジョラゴン」はそこまで使用率が伸びていない印象が個人的にあります。
「赤白轟轟轟」に関しては組んでいないプレイヤーが多く、これもまた使用率が少ないと予想しました。
三つ巴の中だと「チェンジザドンジャングル」以外はそこまでの使用率ということと、地元補正で「ハンデス」や「オボロティガウォック」もちらちらいると予想しデッキ選択をしました。
デッキ選択
今回選択したのはこの前紹介もした「ロマノフワンショット」です。
理由としては、先ほど説明した環境考察から苦手なジョラゴンはそこまで母数を伸ばさないと予想しつつ、後ろよりのデッキに対してはこのデッキの強みでもある
“殴らないで勝てる”という利点を活かせると考えたことから使用することを決ました。
なにより、環境外のデッキに対しても自分の動きを通しさえすれば勝てるのがコンボデッキの良いところです。
使用デッキ
4×《
邪眼教皇ロマノフII世》
4×《
龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》
1×《
魔龍バベルギヌス》
3×《
サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》
4×《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》
4×《
戒王の封》
4×《
蝕王の晩餐》
1×《
インフェルノ・サイン》
4×《
斬隠蒼頭龍バイケン》
1×《
ヒラメキ・プログラム》
4×《
エマージェンシー・タイフーン》
4×《
サイバー・チューン》
2×《
水上第九院シャコガイル》
対戦レポート
1回戦 VSバラギアラ(Q.Q.QX.フィニッシュ)
じゃんけんに勝ち先攻を獲得。
こちらは4ターン目までにしっかりと複数枚ルーター呪文を打ちつつ、墓地にコンボ始動のパーツである《
邪眼教皇ロマノフII世》などをしっかりと落とすことに成功。
相手の動きは2ターン目に《
レレディ・バ・グーバ/ツインパクト・マップ》から《
コンダマ/魂フエミドロ》を回収し、3ターン目にしっかり《
コンダマ/魂フエミドロ》の呪文側を打ち2枚ブーストを決める。
4ターン目も相手は《
コンダマ/魂フエミドロ》の呪文側を打ち2枚ブーストを決め、8マナまで到達。次のターンバラギアラが着地出来る状況に。
しかし先攻はこちらなので、しっかり《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》の呪文側を唱え《
邪眼教皇ロマノフII世》を蘇生、コンボが始動し途中《
邪眼教皇ロマノフII世》の効果を外すことなく《
水上第九院シャコガイル》まで繋げゲームセット
勝敗〇
《
邪眼教皇ロマノフII世》
《
水上第九院シャコガイル》
2回戦 VS赤青クラッシュ覇道
じゃんけんに負け後攻スタート。
相手の初手マナ置きが《
“乱振”舞神G・W・D》だったことと、相手の超次元ゾーンとGRゾーンが無かったことによりデッキが予想つかない。
だが2ターン目に青マナを置き《
異端流しオニカマス》をキャストしてきたことにより「赤青クラッシュ覇道」だったことが判明。
こちら2ターン目の選択肢が《
エマージェンシー・タイフーン》から墓地にコンボパーツである《
邪眼教皇ロマノフII世》を落とすか、《
サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》の呪文側で相手のハンドを覗いてハンデスするかの選択肢で前者を選びました。
なにより「赤青クラッシュ覇道」のような殴ってくるデッキに対しては蘇生呪文を捲って《
邪眼教皇ロマノフII世》を蘇生することが出来ればそのまま勝ちに繋がると考えたからです。
そう考えてターンを返したら、予想もしていなかった3ターン目に相手は《
単騎連射マグナム》をキャストしつつ《
異端流しオニカマス》で1点を刻んできました。
内心では完全に裏目ったなぁ…と感じながらシールドを見てみるとそこから《
サイバー・チューン》がトリガーする。
《
サイバー・チューン》の効果により手札から《
斬隠蒼頭龍バイケン》を置換効果で場に出すことに成功。
相手の《
単騎連射マグナム》をバウンスし、返しのターンに《
サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》の呪文側でそのまま《
単騎連射マグナム》をハンデスしつつ一気にテンポを取り、蘇生呪文まで繋げることに成功しゲームセット。
勝敗〇
《
サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》
《
斬隠蒼頭龍バイケン》
3回戦 VSジョラゴン
じゃんけんに負け後攻スタート。
相手は2ターン目にしっかり《
ヤッタレマン》をキャスト。
こちらはルーターを唱えつつ後に繋げる。
3ターン目に相手は《
ジョジョジョ・ジョーカーズ》を唱え《
ガヨウ神》を回収しつつ、《
パーリ騎士》でマナを伸ばしていく。
こちらは相手のハンドが2枚なのを確認しつつ《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》のクリーチャー側でハンデスを仕掛ける。
ハンデスしたのは見えていないもう1枚のキープ札の《
ポクチンちん》だった。一見強そうに見えるが、個人的には後に繋がってしまう《
ガヨウ神》を抜いておきたかったところ。
返しに相手は上から引いたカードをそのままチャージし、ハンデスを回避した《
ガヨウ神》をキャストしてハンドを増やしていく。
こちらもまた《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》のクリーチャー側でハンデスを試みたが、抜いたのは《
パーリ騎士》であまり強いものでは無かった。
相手はこちらを尻目にもう1枚の《
ガヨウ神》をキャストしハンドを増やしつつ残った2マナで《
ポクチンちん》でこちらの墓地を山札に。
殆ど負けだなと悟りつつ、ルーターで《
邪眼教皇ロマノフII世》を落としつつこちらのハンドは1枚でターンを返した。
相手は《
ガヨウ神》2体をバウンスしつつジョラゴンを着地。こちらのハンドが1枚だということを確認して、殴らずにターンを返してきます。
僕自身はそうなるとは思っていなかったのでこのまさかの展開に驚きとニヤニヤをなんとか隠しつつ、大事にキープしていた《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》から《
邪眼教皇ロマノフII世》の蘇生に成功。
効果を外さず繋がれば勝てる!と思いつつどんどん山札を掘っていきます。
最後の最後で山札が11枚でボトム2枚は固定、こちらの場には《
水上第九院シャコガイル》がいる状況で最後の《
邪眼教皇ロマノフII世》の効果を解決。
ここで蘇生呪文か《
蝕王の晩餐》を捲ることに成功すれば墓地から《
サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》を蘇生してルーター呪文を2枚唱えることで勝ちが決まる状況。
そこで捲れた呪文は《
龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》のみ。
コンボが止まり、膝から崩れ落ちる気持ちで相手の《
ジョット・ガン・ジョラゴン》を破壊したが、返しに2枚目が飛んできて殴られてそのままゲームセット。
勝敗×
4回戦 VSチェンジザドンジャングル
またしても後攻。今日はじゃんけんが弱い。
相手は3ターン目ブースト、4ターン目《
怒流牙佐助の超人》というまずまずの流れ。
こちらも4ターン目までルーター呪文を打つという流れで墓地を整えていく。個人的にはハンデスを打ち込みたかったが引くことは出来なかった。
その返しに相手はしっかりと《
龍装艦チェンジザ/六奇怪の四~土を割る逆瀧~》から《
奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》を打っていく。
蘇生を邪魔されたこちらは《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》でハンデスを試みるが、抜いたのは《
Dの牢閣メメント守神宮》と弱いものだった。
返しに相手は《
龍素記号Srスペルサイクリカ》から《
奇石ミクセル/ジャミング・チャフ》を打ち、こちらは為す術なくゲームセット。
試合後に聞いた話では《
ルソー・モンテス/法と契約の秤》でハンデスをした時に相手側のハンドが《
龍素記号Srスペルサイクリカ》《
Dの牢閣メメント守神宮》《
怒流牙佐助の超人》×2だったらしいので《
龍素記号Srスペルサイクリカ》を落とすことが出来たらもしかしたらいけていたかもしれない。
勝敗×
5回戦 VSドロマーハンデス
またしても後攻だがハンデス対面だったのでこれは嬉しい。
相手は3ターン目、4ターン目とハンデスを打ってくる。
こちらはルーターを打ちつつ墓地を整えて、ハンドに蘇生呪文をキープしていた。
先攻の相手は5ターン目に《
超次元リバイヴ・ホール》を打ち、出すものを悩んでいた。
こちらの予想だと《
勝利のリュウセイ・カイザー│唯我独尊ガイアール・オレドラゴン》で次のターンの蘇生を牽制してくるのかと考えていたが、出てきたのは《
ヴォルグ・サンダー│雷獣ヴォルグ・ティーガー》だった。
意外とクリーチャーが多い「ロマノフワンショット」は余裕で山札を残し、返しに蘇生呪文からコンボが始まりそのままゲームセット。
勝敗〇
《
超次元リバイヴ・ホール》
《
ヴォルグ・サンダー│雷獣ヴォルグ・ティーガー》
予選5回戦で結果は3-2
今回のCSは上位8人上がりで、自分の順位はオポが足りず12位だったので予選落ちという結果で終わってしまいました。
反省点
3回戦目の「ジョラゴン」対面で《
邪眼教皇ロマノフII世》の効果が外れなければおそらく上がれていたなと思いつつ反省点を考えていたのですが、4回戦目で序盤にハンデスを引けていれば変わっていたかもしれないことに気がつきました。
そのことを踏まえてデッキリストの《
龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》と《
サイバー・K・ウォズレック/ウォズレックの審問》の枚数配分は逆でもよかったかもしれません。
今までは《
蝕王の晩餐》を《
邪眼教皇ロマノフII世》で捲った時墓地に《
龍装医ルギヌス/地獄のゴッド・ハンド》が無いと有効札にならないことを恐れてこの配分にしてましたが、蘇生まで繋がらければ元も子もないのでハンデスを厚く取ってもよかったと今では思います。
欲を言えばどちらも4枚入れたいですね。
ということで、今回は6月8日に参加した第31回さくらCSのレポートでした。
最後までご覧頂きありがとうございました。
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