こんにちは、dottoです。
新弾が出て2週間が経ちますが大会があまり開かれていない状況なのでメタゲームの動きは昨今に比べるとかなり緩やかなように感じます。
そんな状況下ですが、新弾が発売されてからこの2週間(4/9まで)の間に開催されて、かつ、大会結果を公示しているCSやvaultの非公認大会の結果をデータ化したので、それに基づいて環境を考察していきます。
目次
▪️大会結果まとめ
▪️2強の構図は変わらず
▪️対抗馬はマジボンバーとメタクリーチャー
▪️環境が変わるとすれば…
大会結果まとめ
上位入賞者数(Best4以上)
ドッカンデイヤー 13 バーンメア 9 赤青覇道 5 赤白バイク 5 零龍 4 バルガライザ 3 不死鳥 NEXT 3 カリヤドネ 3 その他 122強の構図は変わらず
新弾が発売されても「ドッカンデイヤー」と「バーンメア」による2強の構図はあまり変わりがありません(割合39%)。
新カードのフィニッシャークラスのカードが軒並み「GRクリーチャー」にフィニッシュ力と使い勝手の良さで勝てないのが原因だと思います。
「ドッカンデイヤー」と「バーンメア」はどちらもロックやループギミックを内蔵した4,5ターンkillでありながら受けがそれなりに厚いため、新ギミックであれどそれを突破するのは中々困難です。
「ドッカンデイヤー」の構築にはあまり大きな変化は見られませんが、「バーンメア」には「キリフダッシュ」のカードが採用されている構築も見られます。
デッキのカラーは赤緑ベースで《
モモダチ モンキッド》や《
熊四駆 ベアシガラ》等の序盤からマナを伸ばせるカードを採用し、《
バーンメア・ザ・シルバー/オラオラ・スラッシュ》に繋げる形で構築している方も入賞されています。
上記の「赤緑バーンメア」の形は従来の「シータバーンメア」よりも早い段階で打点を揃えられるのが特徴です。
対抗馬はマジボンバーとメタクリーチャー
対抗馬として活躍している勢力(40%)の中に採用されている新弾のカードは《
U・S・A・BRELLA》と《
GOOOSOKU・ザボンバ》、《
DOOOPPLER・マクーレ》の3種類。
特に《
U・S・A・BRELLA》の活躍が目立ち、「ドッカンデイヤー」と「バーンメア」に対する優秀なメタカードなので赤入りのビートダウンデッキのほとんどに採用されています。
このように《
U・S・A・BRELLA》により赤入りのデッキの立ち位置の向上が見られるので今後さらに派生していく可能性もあり、依然として要注目カードでしょう。
そして新ギミックの中で唯一活躍しているのが「マジボンバー」の効果を持つ《
GOOOSOKU・ザボンバ》(赤白バイクに採用)と《
DOOOPPLER・マクーレ》(赤青覇道に採用)です。
「マジボンバー」の効果はクリーチャーを追加で呼び出す展開を行う効果ですが、この効果が何故活躍しているかは「GRクリーチャー」の強さからもわかります。
「GRクリーチャー」は手軽にできる「GR召喚」と相まってとても展開力が高いのが特徴です。
特徴が似ていることからも単体のフィニッシャークラスのクリーチャーで攻めるよりも複数体の強いクリーチャーで攻めた方が強い環境だと言うことでしょう。
「零龍」と「カリヤドネ」に関しては速度で他のデッキよりも優れている点があるため生き残っていますが、この中では「不死鳥NEXT」は安定性の低さもありますがチーム戦のCSのみで母数を3つ稼いでいたため、対抗馬となるデッキの中ではやや劣るように思います。
環境が変わるとすれば…
「ドッカンデイヤー」と「バーンメア」の2つのデッキは周知の通り完成度が高いデッキなので今後も新カードや新デッキが出ても余程のことが無い限り勢いが収まることはないでしょう。
勢いが収まるとすればそれは半年に1回ある殿堂発表しかありません。
次の殿堂発表は6月頃に行われる可能性が高いため、この殿堂発表で強力な超天篇のカードに複数規制がかかれば面白い効果の多い十王篇のカード達も更に活躍できることが見込めます。
5月の中頃には発表されているかもしれないので、それまでは「ドッカンデイヤー」と「バーンメア」の活躍が続くと予想します。
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