こんにちは、すめらぎ(
@sumeragi48)です。
今回は既存のデッキですが面白い構築が入賞していたので取り上げていこうと思います。
目次
▪️・デッキレシピ:アナカラーグラスパー
▪️・デッキコンセプト
▪️・カード紹介
▪️・おわりに
・デッキレシピ:アナカラーグラスパー
こちらは「第16回シーガル大河原CS」にてあーしぇ選手が使用され見事優勝された「アナカラーグラスパー」になります。
僕が気になったところは皆さんも見てわかる通り、
普段は採用されていないカードが数種類あるのがわかりますよね?
このカード達はどのように使うのかなど早速触れていきましょう。
・デッキコンセプト
メインの動き自体は変わらなく、基本的にはメインの無限ブーストコンボを目指し、最終的には《
水上第九院シャコガイル》でのフィニッシュを目指すのだと思います。
ですが、このリストで気になるところが数箇所ありますね?
まずは《CRYMAXジャオウガ》と《終末の監視者ジ・ウォッチ》の採用です。僕も最初見たときに普段なら入っていないカードだったので驚きました。
ですが今の環境デッキを見ていると、意外にもアナカラーグラスパーにおいて「このカード達は活躍するような場面が多そうだな」と感じるようになってきました。
まずは《
CRYMAXジャオウガ》から触れていきましょう。
このカードは採用することで殴りきるプランを簡単にしてくれる1枚だと思います。
最近の環境では《
希望のジョー星》の採用されるデッキが沢山あります。チェイングラスパーはそれを貼られてしまうとコンボが文明指定なので、いつものコンボプランで勝つことが難しくなってしまうわけです。ですが、《
CRYMAXジャオウガ》があることにより
そんな状況でも打破することがしやすくなるわけですね。
このリストでは《
水上第九院シャコガイル》が1枚採用なため、最悪無限ブーストして《
水上第九院シャコガイル》が山札になかったときは盤面を磐石にした状況から殴りきるプランを取るのだと思います。
次に気になるのは《
終末の監視者ジ・ウォッチ》の採用です。
このカードは通常でも採用されることのある《
流星のガイアッシュ・カイザー》との相性が抜群です。単純に早期でこのカードが着地するだけで何ターンも相手の動きが鈍くなりますよね。
それに加え、今まで6マナで打破することの出来なかった状況を
《流星のガイアッシュ・カイザー》の踏み倒しからカウンターが出来るようになっているのがいいところだと思います。最近では盤面で戦うデッキが多いため、1回着地するとなかなか突破するのは難しいでしょう。
このように普段では採用されていないカードを駆使して環境への通りや不利対面を超えていったのだと感じました。
・カード紹介
《CRYMAXジャオウガ》
ループデッキにこのカードを採用するという案があまり思い浮かばなかったので、採用されていた事にビックリしました。
先程説明した《
希望のジョー星》が貼られても違うプランが取れるようににりますし、少ない単色黒マナとしても優秀です。マナにループパーツがなかったとしても《
グレート・グラスパー》のアタック時の能力でマナから踏み倒すことにより、いきなりキル打点を生むことも出来るのは優秀なところですね。
相手の踏み倒しに合わせて《
流星のガイアッシュ・カイザー》を宣言してからの、《
CRYMAXジャオウガ》でリーサルを狙うなどもありそうですね。
《終末の監視者ジ・ウォッチ》
最近では「アナカラージャオウガ」に採用されていたりしましたが、まさかこのデッキにも入るとは思いませんでした。
ですが理屈は実際同じようなもので、
基盤である色とブーストは殆ど同じなため弱いわけがないんですよね。
動き自体にも難なく組み込むことが出来ますし、水文明の単色としても優秀です。
意識外からこのカードが飛んできたらひとたまりもないですよね。・おわりに
ということで今回は珍しいカードが採用されていた「アナカラーグラスパー」を紹介してみました。
デッキ自体の基盤に合っていて良い組み合わせだと素直に思いました。是非とも皆さん試してみてください。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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