アドバンスGP使用デッキ！すめらぎ選手の【ラッカドラッヘ】解説！

こんにちは、すめらぎ(@sumeragi48)です。

今回は「DMGP2025-1st Day1（アドバンス）」で僕が使用したデッキを紹介していこうと思います。

デッキリスト
●メインデッキ 4×《ナゾの光・リリアング》 4×《T・T・T》 4×《氷柱と炎弧の決断》 4×《ジェスター・レンサー》 4×《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》 4×《クック・驚・ブルッチ》 4×《文藍月Dracheder'Zen》 2×《豪運の絆》 1×《「伝説のサイバーパワー！」》 2×《♪立ち上がる悪魔に天使堕ちるかな》 1×《K・アトラン＆キング海賊団/アイアイサー・チャージャー》 2×《轟戦！爆戦!!超決戦!!!》 2×《真気楼と誠偽感の決断》 1×《セイレーン・コンチェルト》 1×《クルトの気合釣り》	●GRゾーン 2×《ブレイン・テンタクル》 2×《回収TE-10》 2×《サザン・エー》 2×《続召の意志マーチス》 2×《バルバルバルチュー》 1×《オレちんレンジ》 1×《ツタンメカーネン》

今回紹介するのは僕自身が使用してベスト128だった【ラッカドラッヘ】になります。

最速3ターンループのアンフェアデッキで、メタカードも効きづらいのがこのデッキのいいところです。
早速どんなデッキか触れていきましょう。

このデッキはメインカードである《文藍月Dracheder'Zen》の効果で手札から唱えた呪文を2倍化してどんどん山を掘りつつGR召喚していき、最終的に《ツタンメカーネン》で相手をLOさせるのが目的となります。

序盤は豊富な《T・T・T》や《氷柱と炎弧の決断》といったドロー呪文で手札を整えていき、基本は4ターン目に《クック・驚・ブルッチ》の軽減効果から《文藍月Dracheder'Zen》に繋いで、手札の《ジェスター・レンサー》をアタック時に唱えたところからソリティアに入ります。

手札から唱えた呪文は墓地から再度唱えれるようになるため、《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を唱えつつ3コスト以下のドローソースを使うと一気に山札を掘ることができます。

最終的にGRクリーチャーを出し切ったあたりからループの初期盤面に向かいます。
ではまず、このデッキのメインで行う《回収TE-10》の無限ストックを説明します。

盤面：ハイパー化されている《文藍月Dracheder'Zen》
手札：《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》
墓地：唱えられるようにストックされている《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》と《轟戦！爆戦!!超決戦!!!》
GRゾーン：《回収TE-10》2枚のみ

①墓地の《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》のストック解決でGR召喚で《回収TE-10》からの手札から《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を唱え《回収TE-10》を出す。
②墓地の《轟戦！爆戦!!超決戦!!!》のストック解決で《回収TE-10》2体をバトルさせGRゾーンに戻す。
③《回収TE-10》効果を解決で《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》と《轟戦！爆戦!!超決戦!!!》を手札に戻す。
④ストックされている《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》解決でGR召喚で《回収TE-10》で手札から《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を唱え、《回収TE-10》を出しつつ手札から《轟戦！爆戦!!超決戦!!!》で再び2体をバトルさせGRゾーンに戻す。
⑤《回収TE-10》効果で《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を手札に戻す。

これで初期盤面に戻りつつ《回収TE-10》の効果が1つ溜まります。

この《回収TE-10》さえ溜まればもう簡単です。
墓地の《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》のストックを消さないように2枚目の《♪銀河の裁きに勝てるもの無し》を回収しつつ、3コスト以下の呪文を打ち続けてフィニッシュの《ツタンメカーネン》のストックを作りつつ相手をLoさせて勝ちます。


全国大会でこのデッキを使用した時にはなかった1枚です。
相手ターンの終わりにメタクリを除去したり手札を整えたりするのも強力ですが、このカードの真骨頂は”《文藍月Dracheder'Zen》のアタック時に唱えられる”ことにあります。

墓地のS・トリガーを使うことが出来るようになったことで《ジェスター・レンサー》を墓地から使うことができるようになりました。
なので、このカードから入った場合は《文藍月Dracheder'Zen》で2回唱えられるのを含めて墓地から最大4回《ジェスター・レンサー》を唱えることも可能です。

基本的には1回目で2ドロー1ディス効果を2回行いつつ、2回目から墓地からトリガーを使用してチェインに入っていきます。

また、それ以外だと実はメタを超えるのにも役に立ちます。
《文藍月Dracheder'Zen》のアタック時効果の1回目でシールド送り効果を使い相手のメタクリを除去しつつ、2回目で墓地から唱える効果などを駆使することで器用にチェインに入る事も出来ます。

今まで厳しかった状況を上手く乗り越えたり、《ジェスター・レンサー》を無理にキープしないで墓地にも落とせるようになったのがとても強力です。


速度が近い【青白天門】や他のデッキにも時間が貰えるカードです。
先攻4ターン目に唱えることで1ターンを貰いつつ手札を揃えたり、先程紹介した《真気楼と誠偽感の決断》から唱えることで《DG-パルテノン~龍の創り出される地~》を簡単に越えたりもできます。

それに加え、アドバンス環境では【黒単ゼナーク】の《零龍/滅亡の起源零無》が卍誕したところをこのカード1枚で勝つこともできるので役割は多いです。

対面によってキープするかは考えつつ、状況に応じたコストを宣言していきましょう。
ということで今回は僕自身が使用してベスト128だった【ラッカドラッヘ】を紹介してみました。
環境に多い【青白天門】や【5cバロム】には有利で追い風なので是非使用してみてください。

最後までご覧頂きありがとうございました。