アビス・レボリューション第2弾「忍邪乱武」

こんにちは、dotto(@22dotton)です。
今回はアビス・レボリューション第2弾「忍邪乱武」の紹介記事です。
2カ月前に発売された「双竜戦記」に引き続き「種族」を推したパックとなっており、今回のパックで各文明の種族が強化されています。


しかしながら、現環境は《絶望神サガ》を中心にした環境で「サガループ」に勝てないデッキは淘汰されてしまいます。
残念なことにほとんどのカードは「サガループ」を前提としてデザインされていないため環境クラスで戦えるカードは限られてしまいます。
とは言え《絶望神サガ》はこの夏限りで恐らく使えなくなってしまうと思われるので「忍邪乱武」のカードが使えないわけではありません。
《絶望神サガ》さえ無ければ各文明の種族は順調に強化されているので戦えるスペックを持っています。
なので今回は現段階の注目カードと今後来ると思われる《絶望神サガ》がいない殿堂後のおすすめカードを別々で紹介します。


墓地を飛ばしながらアドバンテージを稼げる優秀な呪文。
墓地を飛ばすだけのカードは「サガループ」に対抗するための墓地メタとしてはこちらがジリ貧になっていくだけですが、このカードはアドバンテージを稼ぐことができるため《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》のようにこちらのゲーム展開をサポートしながら墓地メタをすることができるためとても優秀。
《凶鬼98号ガシャゴン/堕呪ブラッドゥ》と比べると《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》はコストが重くなっているものの手札が増え、単色な点が優秀なのでそこはデッキに合わせて使うと良いでしょう。
《闘争類拳嘩目ステゴロ・カイザー/お清めシャラップ》や《凶鬼98号ガシャゴン/堕呪ブラッドゥ》と同様に《♪なぜ離れ どこへ行くのか 君は今》も《神の試練》や《der’ZenMondo/♪必殺でつわものどもが夢の跡》を使い回すループが可能なのも覚えておくと良いと思います。



使いやすい闇文明のエレメント除去トリガー呪文。
《卍新世壊卍》等の破壊しづらいカードをカード除去が少ない闇文明で触れるようになったことで「水魔道具」に弱いデッキが多かった闇文明系統のデッキで対抗しやすくなりました。
種族に「アビス」を持っているため「アビス」デッキにとっては選択肢が増えて強化を貰えたと思います。
「サガループ」に採用することもできますね。


強力な効果が山盛りの大型「マジック」。
相手のコストを置き換える効果は「水魔道具」に強く、攻撃を止める効果はアグロ系に強く、除去耐性はコントロールデッキに強いスペックの高いクリーチャー。
種族も「マジック」以外に「コマンド」と「ドラゴン」を持ち、「ブロッカー」も所持しているため様々なデッキタイプのサポートを受けられるので「マジック」デッキ以外でも活躍の機会がありそうです。


「ニンジャ・チェンジ5」による踏み倒し効果を持った攻守一体の切札。
殴り合いをしないループデッキ以外には有効でタップ効果と《全能ゼンノー》と同じ出たターンの攻撃不可効果が強力。
「メカ」だけでなく「シノビ」ともチェンジできるためタッチで採用する形もありえそうです。


除去効果とドロー効果を持ったアタッカー。
《メガ・マグマ・ドラゴン》と《乱振舞神G・W・D》を合体させたようなスペックをしており、両方の良い部分を合わせた結果、使い勝手の良さそうな効果になっています。
軽減効果は相手と自分両方を参照するため見た目のコストよりも出しやすく、このカードをサポートカードとして攻めて行くこともできますが盤面が並ぶデッキに対してのメタカードとしても選択肢になると思います。


「ジャイアント」デッキの動きの軸になる大型ジャイアント。
《ボルシャックライシス・NEX》や《天風のゲイル・ヴェスパー》が所持している「ダブル・シンパシー」を持っていますがこの2体に比べて効果の条件である対象のカードが「ジャイアント」と緩く、比較的出しやすい大型クリーチャーとなってくれます。
盤面に送り込みさえすればドロー効果と軽減効果で後続の「ジャイアント」に繋げることができるため展開をサポートしてくれる「ジャイアント」として期待できます。

今回のパックで各文明の種族は順調に強化をされて強くなっていますが《絶望神サガ》環境では物足りないと言わざるを得ません。
比較対象が化け物なだけで今回のパックのSRは強いと思いますし今後の活躍には期待できます。
《絶望神サガ》が使えなくなって高騰してしまう前に各カードを早めに集めておくのも良いと思います。

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