先週末はプレリリース期間でしたね。
僕も友人たちと『ファイレクシア:完全なる統一』
の紙でのドラフトを楽しみました。その経験をもとに、
今回はリミテッドの所感をランキング形式で紹介していきます。
目次
▪️環境の第一印象
▪️白コモントップ5
▪️青コモントップ5
▪️黒コモントップ5
▪️赤コモントップ5
▪️緑コモントップ5
▪️おわりに
環境の第一印象
毒性を持つクリーチャーの、序盤のプレッシャーが大きいです。毒10個による敗北が早まり、毒3個での「堕落」達成によってカードの質が上がることが要因です。
2ターン目にクリーチャーを展開できないと、そのままフリーで攻撃されて毒カウンターを得てしまいます。そのため2マナ域のクリーチャーは4-5枚は必要で、2ターン目にパスすることは避けたいです。1度毒を得ると増殖で増やされてしまいますからね。
2マナクリーチャーの多くが2/1、2/2、3/1といったサイズで、2マナクリーチャーを出せば概ね相手の2マナクリーチャーを止めることが出来ます。
前述の通り、毒を受けることはダメ―ジよりも敗北に直結しやすいため、「コンバットトリックが怖いから、このターンは攻撃をライフで受ける」といった選択が、通常クリーチャーと比べて取りにくいのが毒性クリーチャー。必然的に毒性デッキは、コンバットトリックが自然と使える印象です。
毒性持ちがブロックされ易い分、コンバットトリックがあれば有利に戦闘を進められて、《
完成化の祈り》や《
迷宮の外套》は毒性持ちであればボーナスが付きます。
威迫持ちの《
シェオルドレッドの首狩り》で攻撃して、ダブルブロックされた所を《
不死性の提供》で一方的に戦闘を行う、なんてことも起こります。(どちらもドラフトで点数安めなのが良い)
ドラフトをやった印象として、各色とも2マナ域はクリーチャーの枚数を埋められやすいですが、3マナ域は不足しがちです。3マナ域で強いアクションが少ないので、強い3マナ域が貴重。
特にこの5種類は、それぞれの色をやる上でデッキの中心になりやすく、どれも5-6手目以内には消えている、強いコモンの印象です。
今回の除去は少し弱めなので、相手のクリーチャーを除去するより、質の良いクリーチャーで応戦する方が強い盤面を作りやすいです。
今回のセットに「+1/+1カウンターを置く」「-1/-1カウンターを置く」能力は存在せず、増殖で増やすのは毒カウンターや油カウンターが中心です。
増殖が初登場した『ミラディンの傷跡』ブロックと比較して、増殖が弱めに設定されています。
多色化するためのマナサポートもあります。しかし、《
予言のプリズム》《
ファイレクシアの大地図》などで序盤を過ごすと、毒性持ちにフリーで攻撃されることになります。
多色化してまで使いたいカードが少ないので、基本的には2色でアグロデッキになることが多いです。もっと遅い環境なら《
予言のプリズム》《
ファイレクシアの大地図》は役立ちますが、今回はどちらも置いている余裕がなく、マナ変換は弱め。
タップインのドロー土地はドラフトでは概ね1週以上しますが、取っておくと後半のマナフラッドが減り、デッキが引き締まります。
デッキに2-3枚は入れても大丈夫ですが、4枚を超えるとタップインが多すぎて展開に支障が出るので注意。
ここからは、各色のコモントップ5を紹介していきます。
白コモントップ5
1位
プレインズウォーカーにも触れる《
平和な心》です。今回、通常レアのプレインズウォーカーが複数いるため出されやすく、それらに対してコモンで対応できるのが強み。
しかし、《
久遠への消失》《
人喰い梢》などエンチャントを対処するカードを撃たれる可能性があり、《
次元の撹乱》を付けたクリーチャーを生贄にされたりもして、除去として完璧ではないので、過信は禁物。
2位
《
ダニの突撃》は除去として使う事が多く、白はダニ・
トークンを多く並べられる色なので、3-
4点のダメージとして運用できます。
インスタントタイミングでダニ・トークンを出せるので、
2マナの《
大顎の大司法官》を4/
3にする動きも良く起こります。
3位
高スタッツで、2位の《
ダニの突撃》
のダメージも上がります。しかし、ダニ・トークンの「
ブロックに参加できない」デメリットにより、
ブロック出来るのが本体の3/3飛行のみになるので、
守りに回っている時は弱め。
4位
飛行により継続して毒カウンターを与えやすく、
同じく白コモンの《
切歯の滑空機》の堕落を達成して、
飛行で攻めていきます。
5位
軽くて優秀な毒性持ちで、
自ターン先制攻撃により、コンバットトリックである《
完成化の祈り》を強く使えます。
総評
白は全体的にクリーチャーの質が高く、低マナが強いためマナカーブも綺麗に組みやすいです。1マナ毒性持ちの《
這い回る合唱者》も十分プレイアブルで、コモンが最も強い色です。
青コモントップ5
1位
タフネス4飛行で多くのクリーチャーを止めてくれて、
油カウンターを消費すれば最大パワー4で、攻守ともに強いです。
2位
搭乗のパワー3を用意できなくても自身の能力でクリーチャー化出来るので、
相手からしたら攻撃しにくいです。
他の色にサイズ負けしやすい青ですが、5/
5警戒は攻守ともにエース級。油カウンターを増殖すれば、
継続してクリーチャー化出来ます。
3位
除去兼増殖要因。
4位
青は他の色に比べて2マナ域が弱いため、
2マナを優先する意味でこの位置に。
序盤は相手の2マナ域をブロックしつつ、
増殖や呪文のプレイでカウンター4つを達成できれば、
ブロックされない3/3で攻めていきます。
5位
単体で見た性能は非常に高いのですが、
タフネス3が相手の3マナ域や4マナ域と相打ちになってしまいま
す。
青は序盤のクリーチャーが弱いため守りに回ることが多く、
その時に4/3というサイズが弱め。ただ、
盤面を作れていれば4/3飛行はもちろん強いので、
これが出る前の序盤のマナカーブをしっかり組む必要があります。
黒コモントップ5
1位
インスタント・2マナ・追放・
堕落を達成したら完全除去と、非の打ち所がない!
紛れもなく1位で、このセットの最強コモンです。
2位
相討ちしながらダニ・トークンを残すので、
攻守ともに活躍します。何枚あっても嬉しい。
3位
プレインズウォーカーも倒せるコモン除去。
今回レアのプレインズウォーカーを出される頻度が高いので、《
次元の撹乱》
と同様にコモンでプレインズウォーカーを倒せるのが大事。
なるべくダニ・トークンを出せるデッキで、
1マナでも使えるようにデッキを組みたい。
4位
軽い毒性持ちを高評価。5位の《
伝染させる吸血者》と比較して、
守っているときでも相打ちしやすく増殖で得するので、
この位置です。
5位
飛行で毒カウンターを貯めやすいですが、
守っているときに相打ちを取りにくく、
タフネス1をまとめて除去するカードが存在する環境なので、
この位置です。
総評
黒は除去は強いのですが、クリーチャーのタフネスが全体的に低め。メインカラーと言うよりは、他の色と組ませたい色です。
赤コモントップ5
1位
1マナでテンポよく除去出来ます。
毒性持ちに4点のオプションも強く、
4マナや5マナの毒性クリーチャーを1マナで倒せたら、
ゲームがかなり有利になります。
2位
3マナ3点で十分強いですが、
青赤や赤緑など、
油カウンターを参照する能力と組み合わせることで、
より強く使えます。
3位
自身が5マナ4/
5速攻という高スタッツで、
他のクリーチャーにも速攻を付与できるので一気に攻めていけます
。4/5というサイズはクリーチャー1体では止まりにくい!
4位
レベル・
トークンが相討ちした後は装備品としても運用できる、
良い2マナ域。+1/-1修正により、
装備したクリーチャーが自身の上のマナ域のクリーチャーとも相打
ちできるようになります。
5位
自身が2/
3威迫と良いスタッツながらメリット能力2つ付き。《
逆棘の叩拳》《
ヴァルショクの割り斧》を軽くしてくれて、
これらを装備しても良し。装備品がテーマの赤白で使うと、
より強いです。
総評
赤はコモンの質が全体的に高く、ランクインしなかったものでも《
爆片投げ》《
アクシオムの彫版師》と良い2マナ域が居て、除去も《
溶鉄の咎め》があります。
緑コモントップ5
1位
クリーチャーもここまで強くなったかと感心する性能。
流れてきたら緑をやる理由になる、トップコモンです。
2位
+1/+
2により1サイズ大きい相手も除去できる格闘呪文。
3位
攻撃時に5/
4でアンタップと高性能で、
油カウンターを参照する能力ともシナジーあり!
4位
カウンターを貯める必要がありますがマナクリーチャーとして機能
します。気軽に油カウンターを貯めれるので、5位の《
油喰らいのトロール》とも相性良し。
5位
油カウンターを用意できれば1ドローが付いて来て、
コモンとしては破格の性能になります。《
格子刃のカマキリ》《
錆蔦の培養者》と組み合わせていきましょう。
総評
緑はクリーチャー・格闘呪文の質が共に良く、マナカーブも埋まりやすい、強い色です。
おわりに
コモン全体で見た、1位から5位はこちら!
《
苦痛ある選定》が最強コモンですが、
緑も強コモン2種類がランクイン。色の強さは、
白>赤=緑>黒>
青の順だと考えています。
早速、MTGアリーナでのドラフトでも試してみて下さい。
それではまた。