こんにちは!
MOパンダです。
『ローウィンの昏明』が1月23日(WPN店舗は1月16日)に発売されます!初代ローウィンの発売は2007年10月12日。あれから18年の月日が流れ、再びローウィンに帰ってきました。
あのころにMTGを始めた身としては、かなり感慨深いものがあります。
……私、もう18年もMTGをしているわけですね。思い出のカードのリメイクも多数収録されています。
そんな『ローウィンの昏明』を、今回はレビューしていきます。
よろしくお願いします。
目次
▪️新メカニズム解説・リリースノート
▪️カードリスト
▪️白
▪️青
▪️黒
▪️赤
▪️緑
▪️多色
▪️土地
▪️まとめ
新メカニズム解説・リリースノート
本セットはスタンダードで使用可能なエキスパンションです。
また、統率者収録カードはレガシー/ヴィンテージ/統率者戦でも使用可能です。
「ローウィンの昏明」リリースノート新キーワード処理:枯朽(こきゅう)
自分がコントロールするクリーチャー1体に、-1/-1カウンターを1個置く効果です。(例えば、あなたがクリーチャーをコントロールしていないなどの理由で)どのクリーチャーにも-1/-1カウンターを置けない場合、枯朽を行うことは選べません。
新能力語:色彩
自分がコントロールするパーマネントの色の種類数に反応する効果です。
5色パーマネント1枚でも、最大限に活用できます。
それでは各カードのレビューをしていきましょう。
今回は通常セット+統率者カードをまとめて、レガシー視点でふんわり見ていきます。
カードリスト
『ローウィンの昏明』カードイメージギャラリー(公式サイト)白
熟練の整水家
タップされてるクリーチャーに破壊不能を付与するマーフォーク。
《霊気の薬瓶》から出てきたら驚くこと間違いなし。
ケアして攻撃宣言前に除去を打つ可能性。覚えておきましょう。小村の心、ブリジッド
表はトークン生成で横並び、裏は
《ガイアの揺籃の地》もどき。
《護衛募集員》でサーチできるが、表も裏も少し弱めなので入ることはなさそう。
動きにくい騎兵
-1/-1カウンターが3つ置かれて出てくる、2マナ5/4!?攻撃でもタップされてもサイズが上がるので、元のサイズにはすぐ戻るでしょう。
マーフォークなら島渡りを付与しやすく、攻撃しやすい。
キンザーの歩哨
攻撃クリーチャー以下のコストを持つクリーチャーを、攻撃状態で出すキスキン。
攻撃状態で出す点を強く使うなら、
《倦怠の宝珠》を置きながら《ファイレクシアン・ドレッドノート》を攻撃状態で出すのは楽しそう。
青
浅瀬の闘士
後見したカードを追放するため、ローウィン期の「覇権」と似た効果になったマーフォーク。
戦場に出るかタップされるたびに相手のクリーチャーをタップし、麻痺カウンターを置くので、クリーチャー同士のライフレースになっても安心。
《メロウの騎兵》でトリガー回数を増やせるかもしれない。
追加コストで手札から追放するため、カウンターされると追放したカードが戻ってこないのはご愛敬。せめて
《魂の洞窟》から。
閃翼の嫌がらせ屋
1回ドロー効果を持つフェアリー。
タイミング指定がないので、ブロッククリーチャーを見てから起動できるのはうれしい。
忍術の種にも使いやすく、
《悪夢滅ぼし、魁渡》を採用したデッキや
《霊気の薬瓶》デッキで使うと良さそう。
湖棲馬
2マナ4/5と大きな馬。-1/-1カウンターが3つ置かれて出てくるが、カウンターをコストにドローと盤面を止める効果を持つ。
《勢団の銀行破り》のような使い勝手になりそうで、見た目より良いかも。
《訓練場》があれば大量ドローだ!
銀エラの導師
《銀エラの達人》のトークン版のような2マナのマーフォーク。
頭数を増やせるので、ロードで出せる打点が増えるのはうれしい。
刻み群れ
エレメンタルの最大コスト分、コスト軽減されるクリーチャー。
唱えられて戦場に出たとき、エレメンタル以外をバウンス。5/5飛行というサイズもなかなか優秀。
少ないコストでプレイできる
《天上の餌あさり》や
《嵐の咆哮、エリス》《生ける卒論、オクタヴィア》《腐敗口のバイパー》なども実はエレメンタル。
結局
《豆の木をのぼれ》になってしまう。
ワンダーワインの知恵者、シグ
ブロックされないので毎ターン攻撃できるシグ。
1ターン目にクリーチャーさえ出していればドローできる点はなかなか。反転後もプロテクション付与と相手にアクションを強制できる点が良い。
ただ、このサイクルは毎ターンマナを食うので、そこだけがネック。マーフォークにこだわらず、テンポ系で使う方が良さそう。
黒
苦花を携える者
《苦花》リメイク。その《苦花》が使われていない現状だが、これは……。 《バロウゴイフ》で拾ったり、忍術のコストにしたり、UBテンポ系でカードを構えやすくなるのは良さそう。
黒黒というコストはプレイ感が悪そうで気になる。
《オークの弓使い》で除去されるのも気がかり。
名高き女族長、グラブ
サイズは小さいが、墓地のゴブリンを拾えるゴブリン。
《ボガートの汁婆》を思い出す。
《宝石の手の焼却者》など能動的に墓地に落ちるカードがあり、使い勝手の良い回収手段になりそう。
裏面は枯朽でコピー。優秀なCIP持ちが多いので、動き出せば強そうだが、タフネス1なのは気がかり。
月影
1マナ7/7という驚異のスペックを持つエレメンタル。-1/-1カウンターが6個置かれて出るが、取り除く条件は緩め。
各種フェッチ土地、諜報、
《ミシュラのガラクタ》などテンポ戦略に採用されているカードと相性が良い。
テンポデッキの1マナ域になるかもしれない。
今回の「カウンターを置かれて出る」系はすべて《激しい叱責》で踏み倒せる。売り物のつまみ食い
ゴブリンの数だけ手札を見てハンデスできるクリーチャー。とりあえず1枚は見られるので、それだけでも良い。
序盤からクリーチャーや土地を追放できるなら強力で、対応して除去されても、他にゴブリンがいれば手札を持っていけるのはなかなか。
《舷側砲の砲撃手》や黒いストンピィなど、コンボ対策カードとして試してみるのは良さそう。
赤
呪詛の壊し屋
自身も呪文も打ち消されないゴブリン。
《難問の鎮め屋》のリメイクと言っていいだろう。
押し付けをより強くできるため、ストンピィやコンボデッキでの使用が考えられる。
《スパイダーパンク》と違い、自分のカウンターは機能するのでテンポ系での使用も強そう。
護法が2点なので、ライフを攻める戦略で使う方が良い気はする。緑
並外れた語り部
クリーチャーなら何でもサーチできるエルフ。並外れてる!アンタップ効果もあるので、
《孔蹄のビヒモス》をサーチしつつ
《ガイアの揺籃の地》を起こし、フィニッシュ準備ができるのは良い。
クレイドルコンで試したい。
易変の探検者
多くの部族デッキで試しても良さそうな多相持ち。
戦場に出たとき
《変わり谷》トークンが生まれるため、各部族シナジーに期待。
多色
口達者な一年生、アビゲール
クリーチャーの能力を消す鳥。
《死の影》と相性が良いが、
絆魂カウンターが乗るためライフが大幅に増えると2体目の《死の影》がプレイできない。相手の
《引き裂かれし永劫、エムラクール》の能力を消すこともできるが、15/15はさすがに厳しい。
欺瞞
青黒のインカネーションはバウンス+ハンデス。
黒黒でハンデスとして想起し、
《再活性》で釣る……
実質《悲嘆》???青なので
《意志の力》のコストにもなり、悪くなさそう。
《豆の木をのぼれ》も誘発するので、BUG系コントロールで使ってもいいかもしれない。
空虚
欺瞞と同じインカネーション・サイクルの1枚。
黒黒が除去なので使い勝手は良いが、
《再活性》で戻しても3/5とサイズが小さい点は残念。
除去したクリーチャーを奪った方が強そう。
影小僧
ストンピィで試したくなる1枚。タフネス4と、これまでのストンピィのクリーチャーよりサイズが大きめ。
カウンターが置かれたクリーチャーが死亡するたびにデッキトップをプレイできるため、-1/-1以外のカウンターを置くことがある黒いストンピィで試したい。
《止められぬ斬鬼》との組み合わせも面白い。
鮮麗
《稲妻》+土地サーチのインカネーション。
想起で除去しつつ、足りない土地や
《不毛の大地》などバリューのある土地を好きにサーチできるのは良い。
《豆の木をのぼれ》も誘発し、5マナプレイもギリギリ。
枚数をあまり入れたくない
《天上都市、大田原》や
《耐え抜くもの、母聖樹》を入れて試したい1枚。
貪欲な秘本掠め
3色シンボル持ちの2/3飛行。
相手ターンに呪文を唱えると、1点払ってドロー。回数制限がないため、
すべてがキャントリップになると考えるとなかなか強力。
《目くらまし》ドロー、
《意志の力》ドロー、
《殺し》ドローでライフは吹き飛ぶが手札は減らない。
《思案》をすべて
《考慮》にするなど、インスタントドローと組み合わせて使いたい1枚。
幽愁
《帰化}+ドローのインカネーション。
リアニメイト系への定番対策である墓地対策を追放しつつ、墓地にクリーチャーを落とすなど、必要なことをどちらもこなせる。
パワー6と、
《再活性》で戻してもうれしいサイズ。
《豆の木をのぼれ》を絡めやすく、試したい1枚。
土地
豊かな在郷
強力なクリーチャーデッキで使用できる土地。《古代の聖塔》の上位互換。 好きな色マナを出せて無色マナも生み出せるため、エルドラージデッキでも使用可能になった
《古代の聖塔》とも言える。
マナフラッド受けのトークン生成もあり、これまでの部族土地を過去のものにしている。
《閑静な中庭》はもう終わりだ!まとめ
1マナ除去とカウンターが多いレガシーフォーマットで、影響のありそうなカードが複数あるエキスパンションだと感じました。 《呪詛の壊し屋》が流行り、カウンターを無視して押し付けるゲームが増えるのか、今後に期待です。
《アロサウルス飼い》同様、フルタップでターンを返すと負けるので注意が必要ですね。
どんなデッキが生まれるのか——今から楽しみです!