こんにちは!
MOパンダです!
『ストリクスヘイヴンの秘密』4月24日(WPN店舗は4月17日)に発売されます!前回の『ストリクスヘイヴン:魔法学院』から、ちょうど5年が経ちました。
禁止になった
《ゼロ除算》《表現の反復》など、非常にカードパワーの高いエキスパンションでした。5つの大学が、それぞれのテーマに沿った能力を持っています。
前回同様、ストリクスヘイヴンのあらゆる知識や呪文が収められた「大図書棟」から、インスタントやソーサリーが多数収録されています。
どれもかっこいい!アンコモンはスタンダードで使用可能、レア・神話レアはスタンダード外とのことです。
そんな『ストリクスヘイヴンの秘密』を、今回はレビューしていきます。
よろしくお願いします。
目次
▪️新メカニズム解説・リリースノート
▪️『ストリクスヘイヴンの秘密』カードイメージギャラリー
▪️白
▪️青
▪️黒
▪️赤
▪️緑
▪️マルチ
▪️無色
▪️土地
▪️終わり
新メカニズム解説・リリースノート
リリースノート本セットはスタンダードで使用可能なエキスパンションです。
また、統率者収録カードはレガシー/ヴィンテージ/統率者戦でも使用可能です。
新キーワード能力:準備
見た目は出来事や前兆に似ていますが、挙動は異なります。今回の準備カードはクリーチャーのみです。
条件を満たして準備済状態になると、準備呪文のコピーが追放領域に生成され、それを唱えることができます。準備呪文を唱えると未準備状態に戻り、再び準備済状態になるまでコピーは生成されません。
基本的には、準備済状態になること以外で準備呪文側を参照することはありません。
「準備済になったら呪文を1回唱えられる」くらいの認識で大丈夫です。
新キーワード能力:増分
サイズを上げる効果です。
増分を持つクリーチャーのパワーまたはタフネスより多くマナを支払って呪文を唱えると誘発し、解決時に+1/+1カウンターを1個置きます。
誘発が複数あっても、解決時に条件を満たしていなければ解決されません。新キーワード能力:範例
解決時に追放され、この名前の呪文を初めて解決していた場合、毎ターンの第1メインフェイズにコピーを唱えます。神河の「歴伝」のような効果です。
一度解決しているなら追放領域から墓地に置いても意味はなく、毎ターンコピーされ続けます。新能力語:注入
ライフゲインをしていた場合に恩恵がある効果です。
それでは各カードのレビューをしていきましょう。
今回は通常セット+統率者カードをまとめて、レガシー視点でふんわり見ていきます。
『ストリクスヘイヴンの秘密』カードイメージギャラリー
『ストリクスヘイヴンの秘密』カードイメージギャラリー白
休戦の名誉教授
白の名誉教授は、《剣を鍬に》を内蔵。3マナ3/3でトークンを渡しつつ、相手のクリーチャーが多いと準備済になります。
クリーチャー主体のデッキ相手には自然に機能し、
《剣を鍬に》自体が強力なため効果だけ見れば優秀。
ただし、ややコストが重い点は気になるところです。
討論の議長、エニス
《カラカス》で使い回せる
《ちらつき鬼火》もどき。
瞬速があれば完璧だったが……さすがに無理か。浸食作用
プレインズウォーカーにも触れるようになった《流刑への道》。《知りたがりの学徒、タミヨウ》《悪夢滅ぼし、魁渡》に触れず負ける場面もあったため、
これはありがたい。【デス&タックス】での
《スカイクレイブの亡霊》が重く感じる場面もあり、入れ替え候補になりそうです。
アミティの伝令(統率者)
ETBでデッキトップを8枚追放し、オーラ呪文を唱えられるクリーチャー。
マナコスト制限がないため、《圧倒的輝き》を踏み倒せるのは非常に強力。《アカデミーの学長》と比べてオーラ限定ではあるが、生贄手段が不要なのは魅力。
目指せ1ターン目《圧倒的輝き》!青
観念の名誉教授
《Ancestral Recall》がまさかのスタンダードに?!《霊気の薬瓶》で出すのは面白いし、
《騙し討ち》から2回撃つのもロマン。
……とはいえ、実戦では《量子の謎かけ屋》で良さそう。展覧会の潮呼び
ライブラリーアウト系カード。
《面晶体のカニ》《遺跡ガニ》に近いが、上陸ではなくインスタントやソーサリーに反応する。
フラッシュバックとも相性が良く、
《陰謀団式療法》《金切るときの声》と組み合わせるのも面白そうです。
没頭
帰ってきた《表現の反復》。今回は青単になり、構築の自由度が上昇。墓地の条件はイゼットだとソーサリーが少ないため厳しく、ディミーアの方が達成しやすい。ただし、
《紅蓮破》が使えるイゼットにも魅力があり、環境次第で評価が分かれそう。
調和したトリオ
《渦まく知識》を準備するマーフォーク。
部族デッキ目線だとフェッチが採用できずあまり強くないが、ゆっくり
《霊気の薬瓶》コントロールならありかもしれない。
ダルガーの専心魔道士(統率者)
インスタント、ソーサリーのコストを軽減しつつ5マナ以上の呪文を唱えると準備済になるジン。
統率者のカードは5マナ払ったかではなくマナ総量を参照します。《意志の力》で準備済になるのはおもしろい。
1度準備済になると準備済呪文の
《知識の噴出》で
《意志の力》を見つけ、また準備済にすることができる。
ライトモチーフの作曲家(統率者)
コピー条件がゆるい作曲家。サボタージュでドローと全員アンブロ付与が付く。
コピーして攻撃2ドロー。またコピーできたら4体で攻撃4ドロー!《神秘の聖域》で《意志の力》を積み込んで連打だ!黒
死花の植物学者、アルニン
条件はあるがターン1が消えた
《処刑者の族長、ヴラーン》。適当なトークンでブロックしてるだけで2点ドレインは凄まじい。
落とし子と組み合わせても面白く、
《勝利の楽士》と合わせれば7点クロックと破壊力は抜群。
エネルギー系のデッキで試してみる価値はありそうです。
悲哀の名誉教授
黒の名誉教授は《悪魔の教示者》。さらに、自身を再度準備済状態にできる点も強力です。
サイズもそれなりにあり盤面に残りやすく、シングルシンボルなので
《古えの墳墓》との相性も良好。
黒いストンピィで試してみたい1枚です。
狩りの終わり
追放除去になった、大型クリーチャーを生け贄にさせる布告系除去。
《シェオルドレッドの勅令》と比較されるカードですが、
《オークの弓使い》を無視しつつ、《悪夢滅ぼし、魁渡》《濁浪の執政》《バロウゴイフ》を処理できる点は魅力です。
墓場の研究者
墓地にクリーチャーが3体あると準備済になるクリーチャー。
準備呪文はなんと《再活性》。すでにレガシーには
《再活性》があるため、リアニメイト主体のデッキではやや扱いづらいものの、黒アグロのサブプランとして採用するのは良さそうです。
脈の新学部長、モセオ
ライフゲインした分だけ、エンド時にクリーチャーをリアニメイトする能力を持つクリーチャー。
《自然の怒りのタイタン、ウーロ》や
《火の怒りのタイタン、フレージ》など、自前でライフゲインできるクリーチャーと好相性です。
《オセロットの群れ》との組み合わせも強力で、【マルドゥ・エネルギー】での採用もワンチャンありそうです。
悪疫の蔓延
大型版POX。
なぜ端数切り捨てなのか……かなり弱体化しており、やや残念な印象です。
客員講師、ラル・ザレック
全体的にマイルドになった《ヴェールのリリアナ》のような性能。ハンデスを行いながら墓地を肥やし、
《オークの弓使い》や
《バロウゴイフ》を戻す動きは強力そうです。
奥義も決まればさすがに勝ちにつながります。
悲劇をむさぼる者
4マナ7/6トランプル+護法持ちという圧倒的スペックに、軽いデメリット付き。レガシーでは
《ユーミディアンの孵化場》など、生け贄にしたいカードもあり相性は良さそうです。
デーモンらしい性能で好印象。毒物の商人(統率者)
4マナになった《スーパーシュレッダー》。……さすがにちょっと重い。残念。
赤
対立の名誉教授
赤の名誉教授は《稲妻》。3枚呪文を唱えるたびに準備済になるため、1回目さえクリアできれば、準備呪文を絡めて連続で使っていけそうです。
遺跡読解者、マイカ
インスタントやソーサリーを唱えるたびに、アーティファクトを生け贄にしてコピーする能力を持つクリーチャー。
《武器製造》などで生け贄要員を用意できれば、かなり使い勝手は良さそうです。
《感電破》《爆片破》をコピーする動きは非常に強力。ナクタムンの伝承紡ぎ(統率者)
準備済になると
《運命の輪》を撃てる能力を持つクリーチャー。
手札が1枚以下になると準備済になるため、
手札を使い切る赤の戦略とは非常に相性が良いです。
《姥の仮面》で手札を一気に捨てる動きも面白そうです。
復元の精霊
追放能力を持たない
《アガサの魂の大釜》のような性能。
使い方次第では独自の役割を持てそうです。
緑
豊穣の名誉教授
緑の名誉教授は《新たな芽吹き》。2枚の自身を拾い続けることはできるが
《永遠の証人》でいいか。
まどろみのトラッジ
1マナ6/6!……と見せかけて、麻痺カウンターが3個置かれて戦場に出るクリーチャー。
ただし、プレイ時に支払ったマナの分だけカウンターを取り除くことができます。
《ファイレクシアン・ドレッドノート》と同様、裏向きで戦場に出す場合はデメリットを無視可能。また、タップ状態になるのがETB能力のため、
《倦怠の宝珠》があれば1回攻撃させることもできます。
大界の回収者
3マナ4/4と、緑らしい優秀なサイズのクリーチャー。
準備呪文はクリーチャーをデッキから呼び出す効果で、非常に強力です。
ヤヴィマヤの花賢人(統率者)
レガシーでチャネルが?!準備呪文の条件は厳しいものの、チャネルさえ解決できれば
《ウギンの目》の起動から
《引き裂かれし永劫、エムラクール》のキャストまでつながります。
チャネルはやはり強力。《死者の鏡》とのコンボは一度やってみたいですね。マルチ
ダイナの導き
《納墓》+《エラダムリーの呼び声》。重くなり緑マナも増えたことで使い勝手はやや落ちたものの、従来同様リアニメイトに近い動きが可能で評価は高いです。
今回はクリーチャーサーチもできるため、スモッグコンボの成立や
《バロウゴイフ》プランなど、クリーチャーを軸にしたサイドプランを取りやすい点は魅力です。
精神の根
《精神腐敗》にマナ加速が付いたようなカード。
実戦で使われるかは怪しいが、効果としては非常にインパクトがあります。
プリズマリの魔除け
除去・ドロー・バウンスを兼ね備えた汎用カード。欲しい要素がまとまっており、使い勝手は良さそうです。
デリアン・フェル教授
次のターンに即奥義が狙えるプレインズウォーカー。そのままプラス能力を連打するだけでも勝ちにつながるポテンシャルがあります。
無色
夜明けのアルカイック
非常にサイズの大きい
《戦慄衆の秘儀術師》のようなカード。軽減能力により、
無色でコスト0としてプレイ可能です。
ただし、
《魂の洞窟》経由だとコスト0になりプレイできないため、
《湧霧の村》からの展開が現実的。
《思考掃き》《留意》などで墓地を肥やし、呪文を連打する動きが狙えます。
土地
石化した村落
土地の起動型能力を封じるメタカード。戦場に出た際に誘発し、解決時に対象を選ぶため、
挙動には注意が必要です。
対抗色バトルランド
基本的にはデュアルランドの下位互換ですが、選択肢としては十分。
《Volcanic Island》の代替として
《焼け焦げた間欠泉》を使うのも良さそうです。
まずはこの形でレガシーを始め、徐々に本物へアップグレードしていくのもおすすめ。
とにかく一度レガシーを遊んでみてほしいところです。終わり
『ストリクスヘイヴンの秘密』のレビューは以上になります。
全体的にカードパワーが高く、レガシーフォーマットにも大きな影響を与えそうなエキスパンションです。
既存デッキの強化だけでなく、新たなアーキタイプの誕生にも期待が持てます。どのカードが環境に食い込んでくるのか、今後のメタゲームの変化にも注目です。
『ストリクスヘイヴンの秘密』は4月17日(金)発売!お買い求めはぜひカードラッシュで!