皆さんこんにちは。Rush Prosの井川です。
先月開催されたプロツアー『マーベル スーパー・ヒーローズ』では、チームメイトである市川くんが堂々優勝!!!めでたい!!!マジック:ザ・ギャザリング公式サイトより
さらに行弘くんがトップ8、他のメンバーも上位入賞多数と、久しぶりの森山ジャパン大勝利のプロツアーとなりました!
...ただ、僕自身は振るわず初日落ち。チーム全体の好成績からも分かる通り、今回はリミテッド/構築ともにかなり手応えあったので悔しいですね。チームが勝つのは大事ですが、本質的には個人競技なので、自身が勝たねば明日は無いのです。また予選から再スタートだ。
(満足行く感じで書けなかったので、PTレポートは途中まで書いて没になりました。楽しみにして下っている方、応援してくださっている方、ごめんなさい。)閑話休題。さて、本記事の本題に入っていきましょう。この間マーベルが出たばかりなのに、もう新エキスパンション発売なの?と思う方は多いでしょう。
安心してください。僕もです。ということで恒例である、
最新エキスパンション『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』のレビューをお届けします!
ホビットは指輪物語の前日譚ということで、世界観的にも◎で楽しみですね。
それではスタート!
目次
▪️★青い《戦慄衆の秘儀術師》なのか?それとも《水の技の達人、カタラ》の二の舞か?
▪️★1→2と動いた時の動きが格別!サクリファイス系の復権なるか?
▪️★能力だけなら超一流!ミッドレンジの救世主となるか!?
▪️★その他、気になったカードたちをザックリ紹介します
▪️★終わりに
★青い《戦慄衆の秘儀術師》なのか?それとも《水の技の達人、カタラ》の二の舞か?
強カードが多数収録されている『灯争大戦』出身の
《戦慄衆の秘儀術師》。
《渦まく知識》《思案》などを再利用してリソースを稼ぎながらマウントを取れるこのカードは、2マナかつETB能力などが無いにも関わらず、その強さにより2020年に禁止になりました。
《アーカムの天測儀》と《王冠泥棒、オーコ》が同期です
そんな《戦慄衆の秘儀術師》に似たクリーチャーが、この『ホビット』で新登場しました!2マナかつ殴らないと基本的には機能しないのは
《戦慄衆の秘儀術師》と同じ。ただし細かい差異があるので順番に見ていきましょう。
◎手札以外から呪文を唱えるためのコストは①軽くなる
後述する、攻撃した時の誘発型能力による唱えるカードを軽くするのがメインですが、他の状況でも機能するのでお忘れなく。たとえば、追放領域からの呪文のプレイ=「ワープ」した
《量子の謎かけ屋》などですね。(同じデッキに入るのかは微妙ですが)
◎攻撃するたび、墓地のアーティファクト、ソーサリー、インスタントを1つ唱えても良い
アタック時の能力であり、コイツのメイン能力ですね。
《戦慄衆の秘儀術師》と異なり、マナを支払う必要がある点にご注意ください。
レガシーの青いデッキ=
《思案》《渦まく知識》が基本ですが、上記の「①軽くなる」があるので、
《没頭/》を1マナで再利用できると最高ですね!
また、
《戦慄衆の秘儀術師》と異なりアーティファクトも再利用できるので、マナのかからない
《ミシュラのガラクタ》は最高ですし、
《虚無の呪文爆弾》あたりを再利用するのも強そうです。
◎青い
コレが一番デカいですね!《意志の力》《否定の力》のコストになるかどうかは雲泥の差なので、ここはかなり大きいです。「伝説のクリーチャー」というマイナスは、1体動いていれば大丈夫&
《意志の力》のコストにできるという点で大分解消されているように感じます。
といった感じでテキストを読んだだけ感満載ですが、神話レアということもありご紹介しました。
マナがかかる点が響いて最終的に使われなくなる予感もしていますが、
世界中のテンポデッキ好きな方々が擦ってくれると思うので、期待しています!★1→2と動いた時の動きが格別!サクリファイス系の復権なるか?
最近のスタンダードでは存在感の薄い黒系デッキですが、
久しぶりにデッキの核になりそうなクリーチャーたちを見つけたので、まとめてご紹介。
まずは《サックビル=バギンズ一家》。色々な環境で活躍した
《命取りの論争》をクリーチャー化したような性能で、2マナのアクションとしては最上級のモノになりそうです。
スタンダードだけで見ても、サクるのに適したクリーチャーは多数あるので、それらからしっかり繋げる構成で構築したいですね。出たトークンをさらにサクれる構成にすれば、「トークンをサクるたびに1点ルーズ」の能力も輝きます。
そして3マナ域にはこの新戦力をどうぞ!
単純に「3マナ3/2、死んだときに3/3トークン」だけでも破格!!これなら
《噴出の稲妻》《火の技の修行》でテンポを取られても、戦線を継続できます。
さらには上述した軽量クリーチャーたちを食べることでドンドン強化!!バウンスや追放には弱いので、そこは
《去りし栄光、ザフール》《影の帯の盲信者》といったクリーチャーでサポートしましょう。
最近のスタンダードはデッキパワーが高く、ローグデッキが厳しいのは事実ですが、
こういった懐かしい形のサクリファイス・デッキが活躍するところが見たい!!!★能力だけなら超一流!ミッドレンジの救世主となるか!?
上で紹介した
《サックビル=バギンズ一家》はシナジー重視のカードですが、
こちらはカードパワー一本で飯を食えそうな1枚。最大値でいえば、「2マナ4/2・1ドロー・2点ドレイン」と存在が許されないようなスペック!!最低でも相手の除去があるマナコストを指定すれば、1ドローは保証されているようなものなので、気兼ね無くプレイすることができます。1マナ・2マナの両方に除去があるデッキ相手であれば、
「奇数」を宣言しておくことによりテンポ負けを防ぐようにすると良さそうですね。
2マナのクリーチャーとしては打点が高いので放置するわけにもいかず、とはいえ除去すると損するという嫌らしいデザインなので、ミッドレンジ系のデッキのアタッカーとして最適。黒が入っているデッキであれば、様々なデッキで候補に上がりそうな気がします。
《強迫》からコイツを出すような、由緒正しきミッドレンジの復権はあるのでしょうか?★その他、気になったカードたちをザックリ紹介します
普通に使えばドローのない
《一時の猶予》ですが、贈呈することにより
《沈黙》効果も付いてくるという優れモノ。
デザイン的にはモダンホライゾンっぽくてビックリ。《湧霧の村》が使われているスタンダードでは、カウンターされない呪文をバウンスできるので重宝しそうですね。セレズニア系のサイドかな?
カードパワー的に《永岩城の修繕》ぐらいのオーラを感じる、スタンダードっぽいカード。捨てる&釣るを1枚でやってくれるので、
《忌まわしき眼魔》との相性が100点。出したあとにマナが立っているので、守るスペルを構えやすいのも良いですね。
単色になった《策謀の予見者、ラフィーン》。はちょっと言い過ぎかも。
現状のスタンダードではフィットするデッキは見出だせませんが、カードは結構強いと思うので未来に期待枠。
《若き紅蓮術士》の亜種。元祖は横に広がりましたが、今回は縦が強くなります。
オール1点みたいなカードに耐性があるのと、先に1体出ていれば「動員」のおかげでそのトークンがデカくなる=唱えた呪文の数がそのターンの打点に直結するのが優秀です。
《若き紅蓮術士》とは性質が異なるものの、結構強そう。
《コーリ鋼の短刀》さえなければなぁ。
「4マナで出す」「このカードを生け贄に捧げる/破壊する」「大型のクリーチャーをある程度入れる」と、越えるべきハードルは高いですが、「4マナで最強生物降臨」のロマンが詰まっています。
デッキビルダーの腕の見せ所ですよ!エルフ村期待の新人。《森の伝書使》が1マナになるなんて!!!エルフ村期待の新人その2。僕が使っているコマンダーの
《贖われし者、ライズ》デッキでは、追加の
《ティタニアの僧侶》みたいな働きをしてくれそうです。
4マナで瞬速のロード、さらにはタイタンでクリーチャー生成と至れり尽くせりです。
ただ、瞬速が「他の人間クリーチャーをコントロールしている」条件なのが構築目線だとかなり厳しい。リミテッド番長か。
リミテッド、特にシールドで喉から手が出るほど欲しい1枚。色マナサポート=多色化の足がかりと、フラッド受けを1枚でこなす優秀なアーティファクトです。地味強というよりはタダ強。
モダン以下だと
《虹色の眺望》の下位互換ですが、スタンダードでは
《ラノワールのエルフ》のおかげでたまにアンタップインするのが上陸系で嬉しい瞬間も多そう。
ただ
《脱出トンネル》のブロック不可能力がかなり強いこと、ペイ1ライフが
《氷耕しの探検家》を考えると結構バカにならないことを考えると、使っても9-10枚目のフェッチってところかな。
今回の可愛い枠。踊ってる熊さんたち可愛すぎる。ちなみにリミテッドでは出した側は踊りたくなるぐらいのスーパーボム。上陸のおかげでほぼ単体で完結しているのが凄い。
★終わりに
ということでお届けしました
『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』レビュー。
コマンダーでの新戦力。どちらもかなり強そう。
「スタンダードリーガルのユニバース・ビヨンドは基本的に少しカードパワー控えめ」(個人の感想です)(アバターは強かったけど)の例に漏れず、スタンダード目線では今回も少し控えめな印象です。
ただし
コマンダー目線ではレギュラーになりそうなカードがいくつかあり、かなり意識してデザインしているのかなと思いました。年間の発売エキスパンション数が多く、開発陣も大変そうだなぁ。
今回の僕のオススメはこの2枚。どちらもマウントを取れる、デッキの核になる2マナクリーチャーなので活躍に期待です!
それでは今回はここまで。また次回の記事でお会いしましょう!