はいどうも、
MOパンダです。
前回の記事では
《甦る死滅都市、ホガーク》が流行ってきている話をしたかと思います。
あれから数週間。
MTGGoldfishのLegacy MetagameはDimir Tempoでメタゲームトップへ。掲載されているリストの多くが
《甦る死滅都市、ホガーク》を採用した形になっています。
引用:MTGGoldfish
オンラインだけに限らず
晴れる屋様のレガシーメタゲーム(2026/10/11~)でも堂々のトップに。
引用:晴れる屋
世界中で《甦る死滅都市、ホガーク》が流行しているいま、その対処方法やデッキごとのアプローチ、メタゲームの変化を見ていきましょう。目次
▪️《甦る死滅都市、ホガーク》
▪️テンポデッキ
▪️エネルギー
まずは、いまの
《甦る死滅都市、ホガーク》デッキについてです。
サンプルデッキ
既存のUBテンポのように、飛行を持たないクリーチャーを中心に攻めるデッキや、追放除去を採用していないデッキに対して強いデッキです。
2ターン目に登場する8/8は対処が困難で、墓地から追放されない限り何度でも復活する可能性があります。
多くの方から対策について質問をいただくので、一度整理しましょう。一時的な墓地対策
どうしてもそのターンにホガークを出されては困る、という場面で有効です。
しかし、
《暗黒物質の操り手》→
《縫い師への供給者》と動かれると、墓地を追放するタイミングが難しくなります。
《縫い師への供給者》の能力を解決する前に墓地を追放しても、その後の切削によって再び墓地が肥えてしまいます。
そのため、一度きりの墓地対策では十分に止められないことがあります。
《外科的摘出》は、対象となる
《甦る死滅都市、ホガーク》が墓地にないと使用できないため、墓地に落ちるタイミングにも左右されます。
継続的な墓地対策
最も有効な墓地対策です。これらが戦場にあると、
《暗黒物質の操り手》による墓地肥やしを封じることができ、
《月影》を含めた墓地利用のプランを大きく制限できます。
ただし、墓地利用デッキへの定番対策なので、サイドボード後に何を置かれるかはホガーク側もある程度予想できます。
そのため、対策カードへの回答を用意されやすい点が問題です。
とはいえ、対策を処理してから墓地を肥やし直し、
《甦る死滅都市、ホガーク》を唱えるまでには時間がかかります。
他の妨害と組み合わせれば、十分に効果を発揮するでしょう。
ホガーク本体への対処
墓地対策ばかりに気を取られがちですが、
《甦る死滅都市、ホガーク》自体には除去耐性がないため、本体を狙うのも有効な対処手段です。
《カラカス》なら繰り返し手札に戻すことができ、
《剣を鍬に》なら追放して再利用を防げます。
こうした対策を組み合わせるのが一般的です。
ただし、対策することばかりに目がいきがちですが、重要なのはその先です。
ホガークを止めながら、どうゲームを進めて相手のライフを0にするのか。対策カードを採用するだけでなく、勝つためのゲームプランも考える必要があります。
色によってできることが限られているように見えますが、最近はさまざまなアプローチが増えています。
テンポデッキ
【UBテンポ】
10月18日のレガシーチャレンジで優勝したのは、
《甦る死滅都市、ホガーク》を採用していない【UBテンポ】です。
なんと、青黒のデッキでありながらサイドボードに《カラカス》が採用されています。《甦る死滅都市、ホガーク》に対して、通常の打ち消し呪文を気にせず対処できるカードです。
ホガーク側が
《不毛の大地》などで処理できなければ、勝ち筋が大きく制限されるため、非常に有効な手段です。
《虚空の力線》と違ってクリーチャーであるため、ホガーク側が用意したエンチャント対策では処理できません。
墓地を対策しながら、シャドーでライフを攻めることができ、ゲームを決めるための蓋として機能するでしょう。
【URコーリ鋼】
エターナルフォーマットの名手である
JUJUBEAN__2004は、サイドボードに
《カラカス》を採用した【URテンポ】で上位入賞しています。
《甦る死滅都市、ホガーク》が苦手とする飛行クリーチャーによるアグロで、ライフを詰めることができます。
バウンス枠には
《厚かましい借り手》ではなく、
《プリズマリの魔除け》を採用。《知りたがりの学徒、タミヨウ》で使い回すことができるため、
《甦る死滅都市、ホガーク》に対処する機会も増えるでしょう。
飛行クリーチャーで攻めながら、一度
《甦る死滅都市、ホガーク》を対処できれば勝てる場面も多く、テンポデッキの戦略として十分に効果を発揮できます。
エネルギー
アグロ系のデッキも、サイドボードに
《虚空の力線》を採用し始めています。
エネルギーデッキは少ないカードでも早い段階から攻めることができるため、
多少マリガンしてでも《虚空の力線》を探しにいくことができます。メインデッキには《カラカス》《剣を鍬に》。そしてサイドボードには《虚空の力線》。
《甦る死滅都市、ホガーク》が流行しすぎた結果、凄まじくメタられていることが感じられます。まとめ
《甦る死滅都市、ホガーク》の隆盛により、墓地対策を厚く採用するデッキが増えています。
墓地依存度の高いデッキにとっては、より厳しい環境になっていくでしょう。
《虚空の力線》は、使用者が増えつつある
《監視亀ラ》コンボにも有効で、メタゲーム上位の複数のデッキに対して強いカードになりつつあります。
一方で、墓地対策に多くの枠を割くことで、他のマッチアップに影響が出る可能性もあります。
ホガーク側も、サイドボード後にどの墓地対策が置かれるのか、何を構えられるのかを想像しながらゲームを進める必要があります。
墓地対策をどう乗り越えるか、そして対策する側は得た時間でどう勝ち切るか。今後のメタゲームがどう変化していくのか、注目していきましょう!