こんにちは!MOパンダです。
今週末は、
夏の大型イベント「BIG MAGIC OPEN」が開催されます。
今年も大人気フォーマット・レガシーを2日間遊べてしまう、最高のイベントがやってきます!
今回はそんなイベントを前に、現在の環境をおさらいしていきます。
よろしくお願いします!
目次
▪️新環境
▪️レガシーチャレンジ
▪️リアニメイト
▪️デス&タックス
▪️《知りたがりの学徒、タミヨウ》デッキ
▪️キーカードは《カラカス》なのか?
▪️夏のメタゲーム
新環境
直近2回の禁止・制限告知では、珍しくレガシーから立て続けに禁止カードが生まれました。6月29日には、トロンで大暴れしていた
《Candelabra of Tawnos》。
そして8月10日には、環境を超高速化させていた
《ファンタスティッカー》。
この2枚が禁止になりました。
さらに8月7日には、『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』が発売。
ビッグマナ戦略のキーパーツを失い、高速コンボを支えていたカードも禁止。そして新エキスパンションも加わったことで、
レガシー環境は大きく変化しています。BIG MAGIC OPENを前に、現在のメタゲームがどうなっているのか見ていきましょう。レガシーチャレンジ
『マジック:ザ・ギャザリング | ホビット』環境となった8月13日以降に開催された、5回分のLegacy Challengeを集計しました。
いずれも40~50人規模の大会ですが、その中でも
繰り返し勝ち越しているデッキがいくつかあります。
そこから現在のメタゲームを読み解いていきましょう。
上位はなんと、リアニメイトとデス&タックスが同率。
どちらも40デッキ中7デッキが入賞しています。リアニメイト
環境初期ということもあり、まだメタゲームが固まりきっておらず、
墓地対策へのガードがやや下がっているのが現状です。その隙を突く形で、高い入賞率を記録しています。
メイン戦では高速リアニメイトによって高い勝率を狙い、サイド後は
《要塞の計略》《実物提示教育》《ダウスィーの虚空歩き》など、墓地対策をかわすプランを複数用意。
単純に墓地対策を増やすだけでは対処しきれないところに、デッキとしての強さを感じます。
この夏、もっとも“熱い”デッキはリアニメイトなのかもしれません。デス&タックス
《空を放浪するもの、ヨーリオン》は引き続き定番。
最近は
《戦前の正装》を2枚採用する形がトレンドになっています。
《石鍛冶の神秘家》からサーチするカードとして非常に強力で、
《戦前の正装》を持ってこられると、
「クリーチャーを除去すればいいのか、《戦前の正装》を対処すればいいのか」と判断を迫られ、気づけば対処不能な盤面になっていることも少なくありません。
白黒型では、『マーベル スーパー・ヒーローズ』から
《絡み合う絆、クロークとダガー》が採用されています。相手の手札を確認してから除去かハンデスかを選べるため、非常に強力なヒーローです。
伝説なので
《カラカス》で守れるところも◎。
さらに、
《カラカス》を自然に複数枚採用でき、
《真夜中の盗人、ビルボ》や
《知りたがりの学徒、タミヨウ》といった環境のクリーチャーに対処しやすいことも追い風。
現在のメタゲームでは、デッキそのものの立ち位置がかなり良くなっています。《知りたがりの学徒、タミヨウ》を採用したデッキも健在です。青黒型が多いものの、徐々に青白型も入賞数を増やしています。
青黒型と比較した際の青白型のメリットは、
《虹色の終焉》によって相手の《知りたがりの学徒、タミヨウ》を対処しやすいこと。環境に
《知りたがりの学徒、タミヨウ》が多いのであれば、同型のキーカードに触りやすいことは明確なメリットになります。
《真夜中の盗人、ビルボ》と
《知りたがりの学徒、タミヨウ》を採用したドレッドノートデッキも入賞しています。
破壊された
《ファイレクシアン・ドレッドノート》を
《真夜中の盗人、ビルボ》によって墓地から0マナで唱え直すなど、リカバリーが効きやすい形になっています。
既存のデッキにも『ホビット』の新カードが取り入れられ、少しずつ新しい形が生まれています。
現在の環境の中心にいるクリーチャーは、間違いなく《知りたがりの学徒、タミヨウ》です。さらに、スニーク・ショーやリアニメイトは依然として健在。『ホビット』発売後は
《真夜中の盗人、ビルボ》を試すプレイヤーも増えています。
こうして並べてみると、現在のレガシーはかなり《カラカス》が強いメタゲームになっているように感じます。《知りたがりの学徒、タミヨウ》や
《真夜中の盗人、ビルボ》といった軽量クリーチャーから、リアニメイトやスニーク・ショーが繰り出す大型の伝説クリーチャーまで、土地1枚で干渉できます。
デス&タックスのポジションが良くなり、入賞数を増やしている理由のひとつにも、
《カラカス》を自然に複数枚採用できることがありそうです。
BMOに参加するなら、
「《カラカス》を使えるか」だけでなく、「相手の《カラカス》をどう乗り越えるか」も意識しておきたいポイントでしょう。
夏のメタゲーム
《知りたがりの学徒、タミヨウ》と
《カラカス》の両方を使える青白タミヨウは、現在のメタゲームでかなり立ち位置の良いデッキに見えます。
ただし、白い除去に対して圧倒的な強さを誇るクリーチャーレスのコンボデッキや、まったく異なるゲームレンジから戦ってくるビッグマナ系のデッキなどに当たると、かなり厳しいゲームになりそうです。
では、BMOで使うならどんなデッキが良いのでしょうか。個人的には、
①伝説のクリーチャーが少なく、相手の《カラカス》にマウントを取られにくい
②相手の《知りたがりの学徒、タミヨウ》を対処しやすい、または無視できる
③幅広いデッキと戦える
④リアニメイトが多い環境でも、墓地対策の影響を受けにくい
このあたりを満たしているデッキを選びたいところです。
その条件に当てはまるのが、
《コーリ鋼の短刀》を4枚採用したURテンポです。
URテンポ
伝説のクリーチャーを採用せず
《カラカス》の影響はほぼゼロ。
さらに
《稲妻》をはじめとした軽量除去によって、
《知りたがりの学徒、タミヨウ》にも自然に対処可能です。
リアニメイトに対しても、これまでの
《コーリ鋼の短刀》デッキはクリーチャーの採用枚数が少なく、サイド後の
《要塞の計略》をケアしきれないことがありました。しかし、このリストはクリーチャーを8枚採用しているため、
《要塞の計略》をプレイする側にもリスクが生まれています。
リアニメイト側からすると、従来よりも気軽に《要塞の計略》を仕掛けにくい構成です。ネックとなるのは、青黒系の《バロウゴイフ》。しかし、青白タミヨウなどの白いデッキが増えるほど
《バロウゴイフ》はサイズによる優位性を活かしにくくなります。
《バロウゴイフ》が強いマッチアップが減るため、
その結果、《バロウゴイフ》自体の採用も減っていくのではないでしょうか。そう考えると、現在のメタゲームではURテンポもかなり良いポジションにいるように感じます。
もちろん、まだ新環境が始まったばかり。
リアニメイトとデス&タックスが好成績を残している一方で、特定のデッキが環境を支配しているわけではなく、さまざまなデッキにチャンスがあります。
『ホビット』環境一発目の大型イベント、
BIG MAGIC OPEN!どんなデッキが勝つのか、今から楽しみです!