3月27日にスターターセットVMAX [オーロンゲ」と「リザードン」の2つのデッキが発売されました。
今回もRush Prosの選手たちに注目するカードと、その理由をレビューしていただいたので紹介していきます!
通販サイト(https://www.cardrush-pokemon.jp/)
■凱選手の注目カードTOP3
なんといっても、注目すべきポイントは、ワザ「キョダイゴクエン」。
今まで登場したVMAXポケモンの中でも最高火力である300ダメージを出すことができる。
環境に存在しているVMAXポケモンはほとんどHP320に収まっていることからも、少しだけ火力を底上げできる工夫をデッキ内に組み込みたいところ。
山札の上から5枚を見てその中の1枚をデッキトップに置くという効果。
特殊エネルギーやグッズなど、要求されるパーツの多いデッキの展開札の1種として採用を検討したい。
ソードシールドのシリーズになって初の悪エネルギーを加速する手段。
2進化という点もあり、扱いづらいカードではあるが、今後の悪タイプの活躍に期待。
■アリス選手の注目カードTOP3
1位はスターターデッキのメインカードの1枚である《リザードンVMAX》です。リザードンと言えば高いHPと高い火力という印象の通り、今回の《リザードンVMAX》もHP330を持ち、下ワザの「キョダイゴクエン」で300ダメージを出すことができます。 今回のスターターに含まれているカードでみると、闘エネルギーを採用して《セキタンザン》でエネルギーを加速するというコンセプトになっています。 さらに《格闘道場》を使って打点の上乗せをすることで相手ポケモンを1撃で倒すことが狙えます。 第2位は《サザンドラ》です。特性「ダークスコール」は手札にある悪エネルギーを何度でも自分のポケモンにつけることができます。 システムポケモンとしてはかなりHPが高いため1度立てることができれば簡単に倒されることもないため、《サザンドラ》に進化することができれば非常に強力な盤面になると言えます。 2進化であるためどのようにして立てていくか、進化ラインと《ふしぎなアメ》の比率などをデッキの枠と相談しながら採用していきたいですね! このカードは山札の上5枚を見て1枚選び、残りのカードをカット。その後選んだ1枚を山札の1番上に戻すというカードです。
上で少し書いた通り、《スマホロトム》で選んだカードを《ヤレユータン》の「さるぢえ」で手札に加えることができます。これは加えるカードに制限がないため、スタン落ちしてしまったAカードにある《エネくじ》のように特殊エネルギーをサーチすることができます。 《ツインエネルギー》や《トリプル加速エネルギー》のような特殊エネルギーを軸とするデッキには採用を検討していきたい組み合わせになると思います。他にも《しんかのおこう》を採用しづらいけど進化ポケモンが少しデッキに採用されているデッキ(VMAXポケモン)のサーチであったり、デッキ内のテックカードを探しに行ったりと、デッキの薄いところをサーチすることができるため色々なデッキに採用を検討していきたいですね! ■あむ選手の注目カードTOP3
VMAXらしいHP330という耐久。そして5エネルギーとワザエネルギーは重いものの300ダメージという破格のダメージ。
個人的には《ボルケニオン》が一番相性が良いのではないかと考えています。調整しがいのある楽しいカードですね。 テキスト的に《ヤレユータン》とのコンボや、特性「トップエントリー」と合わせることが意識されているカード。 《ヤレユータン》とのコンボは一見強力ですが、カードを1枚使っていること・特性の1ドローを使っていることを考慮すると少し評価しにくいです。 現状の使い心地としては悪くないものの、《ヤレユータン》との噛み合いだけで使う価値があるとは言い切れません。《マグカルゴGX》のような相性の良い特性を他にも持ったデッキであれば十分に活躍の機会がありそうです。 特性はトラッシュからエネルギーを2枚加速出来るため非常に強力だと考えています。
しかし現環境ではポケモンをサーチするカードが不足していたり、ゲームスピードがかなり早いため、2進化のシステムポケモンを採用しにくいです。
《セキタンザン》を利用したデッキレシピに関しては、自分のTwitter上で行ったデッキレシピ投稿企画でも取り上げており、構築のポイントなどこちらのnoteに記載しています。 もちろん今回同じくスターターに収録された《リザードンVMAX》と合わせる手もあります。基本闘エネルギーがつくことで《格闘道場》から300以上のダメージを狙うことも出来ますし、エネトラッシュのデメリットをカバーすることが出来るので面白いかもしれません。 ■とーしん選手の注目カードTOP3
「キョダイゴクエン」は300ダメージを出すことができ、ほとんどのポケモンを1撃できぜつさせることができます。
「キョダイゴクエン」を使うために5つのエネルギーを準備する必要があり、おそらくは《溶接工》で準備していく形になるでしょう。同スターターに入っている《セキタンザン》で加速する形も面白そうですね。 こういった特性を持ったポケモンは、かなり環境によって強さに波がありますが、大きな判断要素の一つとして”ベンチへの干渉力”が挙げられます。
ベンチにいることで役割を担うカードであるので、この環境のベンチの干渉手段が《ボスの指令》とサポートカードであることから、一定の強さは保証されると考えられますね。 エネルギーの加速手段にしばらく悩んでいた悪タイプですが、今後見かけることも多くなりそうです。
グッズなので手軽に使うことができて、山札の上にほしいカードを高めの確率でのせることができます。特定の1枚を山札の上に乗せることは難しいですが、たねポケモンや基本エネルギーといった大きい枠組みでのカードは狙うことができるでしょう。《ヤレユータン(S1)》の「さるぢえ」でそのカードを手札に持ってくる使い方はもちろんのこと、山札の上にあることで効果を発揮する様々なカードと組み合わせることができそうです。 記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です