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環境デッキに高耐久&高火力で有利に立ち回る「キュレムVMAX」デッキ！

あむ

デッキ解説

更新日:2023/10/31

今回は最近ハマっている《キュレムVMAX》のデッキについて紹介します。

目次
■《キュレムVMAX》について
■デッキレシピ
■ポイント解説
┗《エンペルトV》2枚
┗サポート配分
┗《崩れたスタジアム》
┗《ウォッシュ水エネルギー》
┗最後に

キュレムVMAXについて

HP330＆環境に少ない鋼弱点、そして青天井の打点を兼ね備えているアタッカー。
特性「はくぎんせかい」は《ヤレユータン》と組み合わせることで確定でエネルギー加速も可能。

現環境においては《パルキアVSTAR》や《ギラティナVSTAR》、《アルセウスVSTAR》といったHP280ラインや、プラス《大きなおまもり》や《Vガードエネルギー》といった310ラインまでは打点として意識される圏内にあることが多いですが、《キュレムVMAX》はそれを超えるHP330を持っています。

逆にこちらは特性「はくぎんせかい」や《パルキアVSTAR》、《メロン》といった水エネルギー加速手段があるため、先攻2ターン目から高打点を出しやすく単純なサイドレースで言えば有利に進めやすいデッキです。

もちろん《頂への雪道》や《マリィ》といったカードに対して弱い側面もありますが、盤面が完成している場合は《ヤレユータン》を《マリィ》ケアに回すことが出来ますし、チャンピオンズリーグ横浜以降の環境を見ると、《頂への雪道》に対するケアはあまりしなくても良さそうです。環境的にも立ち位置が良いと感じたため、今回《キュレムVMAX》を取り上げました。

デッキレシピ

ポイント解説

エンペルトV2枚

《キュワワー》《ウッウ》《ヤレユータン》《レジギガス》《ミュウ》など、非ルールの特性を止める強力なカード。打点も最低限の数値がありますし、ワザの効果はエネルギーを後続の《キュレムVMAX》に動かすことが出来るため相性が良いです。

以前は1枚で回していましたが、ロストバレットの増加とそれらのデッキに採用されている《あなぬけのヒモ》対策として2枚採用しました。

先攻で盤面スタートの確率も少し上がり、1枚の枠としては効果的に機能していると感じています。

サポート配分

《カイ》は安定の4枚採用。
序盤中盤を支えてくれる強力なカードです。

《キュレムVMAX》の特性＋手張りを考えると毎ターン水エネルギーが2枚必要になることから、《たっぷりバケツ》の重要性は上がっていますし、序盤の《バトルVIPパス》や《ヒスイのヘビーボール》、《頂への雪道》対策の《ロストスイーパー》など盤面に応じて有効なカードをサーチ出来るこのカードは4枚。

打点アップのカードにもなる《メロン》も多めの3枚採用。手札を捨てるカードが少ないことから、どこかのタイミングで絶対に使用したい《ツツジ》は1枚採用しています。

その他のピン刺しサポートでいうと、採用候補としては《マリィ》や《ローズ》、《キバナ》などがありました。打てたら強い場面はありますが、こういったピン刺しのサポートを増やして構築するのであればサポートをサーチ出来る《チルタリス》と組み合わせるのがオススメです。

ただ、デッキコンセプト上Vラインを2ライン立てなければならないため、《ネオラントV》と相性の良い《冒険家の発見》は枠があれば採用を検討する1枚になりそうです。

崩れたスタジアム

ベンチを4枚に絞ることでの《レジギガス》や《パルキアVSTAR》への対策というより、ダメカンの乗った《キュレムVMAX》や《クロバットV》をトラッシュすることが目的の採用となっています。

ロストバレットの増加から、《ヤミラミ》や《カイオーガ》といったカードをケアする上でこのカードは非常に強力です。HP330という高耐久を存分に活かしてサイドレースを有利に進める事ができるためオススメの1枚。

今回はこのカードを採用しているため《回収ネット》より《ポケモンいれかえ》を重くみたレシピになっています。

ウォッシュ水エネルギー

最も重く見ているのは《ギラティナVSTAR》対面。《ギラティナVSTAR》の「スターレクイエム」や《ヤミラミ》の「ロストマイン」を防ぐことが出来ます。

入れ替え要素があまり多くないため、《レジアイス》の「ブリザードバインド」に対しても役立つことがあります。

最後に

チャンピオンズリーグ横浜を終え、環境を改めて整理すると《キュレムVMAX》の立ち位置は良さそうです。

《ディアルガVSTAR》や《ヒスイゾロアークVSTAR》など、一撃で倒してくる相手は苦戦を強いられますが、環境的にあまり数が多くないことも追い風。

是非使ってみてください。それでは