新リミットレギュレーション施行後の環境考察&要注目デッキ特集!


どうも皆さんこんにちは。
シーアーチャーです。

先日、OCGの制限改定と「WORLD PREMIERE PACK 2025」の発売で環境が激変したということで、最新環境の考察をやっていきたいと思います。
MDからOCGへの参入を考えている方や11月の頭に開催されるYCSJや日本選手権に参加される方の参考になれば幸いです。

目次

▪️制限改定による既存テーマへの影響
▪️WorldPremierePack2025の発売
▪️環境考察
▪️注目デッキ
▪️終わりに


制限改定による既存テーマへの影響


9月21日にOCGの制限改定が発表されました。

①
◆新たに禁止になるカード
《ヴェルズ・ウロボロス》
《魔獣の懐柔》

◆新たに制限になるカード
《虹光の宣告者》
《VS ラゼン》
《K9-66a号 ヨクル》
《計都星辰》
《エクリプス・ワイバーン》(緩和)

➁
◆新たに準制限になるカード
《K9-17号 イヅナ》
《ヤミー★スナッチー》
《燦幻開門》
《アストログラフ・マジシャン》(緩和)
《深淵の獣バルドレイク》(緩和)
《EMERGENCY!》(緩和)
《六世壊=パライゾス》(緩和)

③
◆制限が解除されるカード
《流離のグリフォンライダー》
《スプライト・ジェット》
《トロイメア・ゴブリン》
《緊急テレポート》
《マスク・チェンジ・セカンド》

注目ポイントは旧環境のTier1【ヤミー】と【K9VS】の弱体化でしょう。

魔獣の懐柔
【ヤミー】は《魔獣の懐柔》が禁止になってしまいパワーカードが無くなってしまいました。

代わりの初動はいくらでも用意できるのですが、後攻でも強い初動は《魔獣の懐柔》くらいでしたので禁止になってしまったのはかなりの痛手です。《三戦の号》からアクセスできたのもかなり優秀でした。

捲り札を活用した後攻プランは難しそうなので、新環境は手札誘発中心のプランになると考えています。

ルイキューピットヴァレルロードSドラゴン
《ヤミー★スナッチー》《虹光の宣告者》の規制で先攻の出力も落ちたようにも見えますが、《ルイ・キューピット》《ヴァレルロード・S・ドラゴン》を採用することで妨害の質は維持できますので、先攻に関しては今までと変わらないポテンシャルを発揮できそうです。

VSラゼンK9-17号イヅナ
【K9VS】は初動の要となっていた《VS ラゼン》の規制でデッキパワーが大幅に下がりました。
《VS ラゼン》初動と見せられる炎属性の2つの役割を持っており、この2つを達成できるカードは現状ありません。

K9ギミックを活用して《鎖龍蛇ースカルデッド》を出して初動を確保しに行く構築や《時空の七皇》《焔聖剣-デュランダル》《BK キング・デンプシー》などのサーチカードを活用することで初動を確保することはできますが、《VS ホーリー・スー》で見せられるカードも減ってしまっているので、後攻がかなり苦しそうに感じます。

《K9-17号 イズナ》の規制により相性のいい手札誘発も減ってしまったので、新環境では向かい風のように感じました。

ヴェルズウロボロス
Tier2以下のテーマについては、【ライゼオル】が《ヴェルズ・ウロボロス》の禁止でハンデスプランを取れなくなりました。

先攻の制圧プランを変える必要ができたので、《ガガガガガール》《塊斬機ダランベルシアン》で強力な罠カードを持ってくるか、「WORLD PREMIERE PACK 2025」で実装された【巳剣】と混合させるのが良さそうです。

計都星辰
【ドラゴンテイル】は《計都星辰》の制限で初動率と後攻のまくり性能が下がりました。

後攻の手数が減ってしまったのは苦しいですが手札誘発を使いまわして戦うプランは健在なので、手札誘発の採択を間違えなければまだまだ環境で渡り合うことはできると思います。


制限改定による既存テーマへの影響は以上になります。

今回規制を受けなかった【M∀LICE】や【月光】は来期でも問題なく使えますので、新環境でも活躍する可能性は高いと思います。
特に【M∀LICE】は、ドロー系誘発を弾くのに使う《ドロール&ロックバード》が【巳剣】に対して有効なので、環境的な立ち位置はかなり良さそうに感じました。

「WORLD PREMIERE PACK 2025」の発売


9月27日に「WORLD PREMIERE PACK 2025」が発売されました。
今回のパックで、海外でも大暴れしている【巳剣】が実装されました。

天羽々斬之巳剣
儀式テーマであることから《増殖するG》《マルチャミー・フワロス》を受けづらく、出来上がる妨害も全体除去、万能無効を含めた盤面を作れる為、非常に質の高い制圧を行うことが可能となっています。

儀式テーマの強みを活かし、豊富な手数と全体除去を活用して後手捲りを行うことが可能です。
また、闇属性テーマなため《霊王の波動》を採用できますので後攻もそれなりに強いテーマだと思います。

ドロール&ロックバード
《ドロール&ロックバード》が重いという欠点もありますが、プレイである程度回避できるため、非常に強度の高いデッキだと感じました。

発売当日に開催された日本選手権チーム戦でも上位に入賞してましたし、以降開催された非公式大会でも結果を残していたので今後環境のメタに食い込むことは間違いないと思います。

刻印を持つ者
また、新規の罠テーマ【王家の神殿】(通称:リシド)も徐々に結果を残し始めています。

罠カード中心の構築になる為、先攻の強度が非常に高いです。
罠テーマな為、相手の手札誘発を受けづらく、ドミナス系の手札誘発と相性が良いので罠テーマにしては後攻でもある程度勝てるデッキだと思います。

罠系のデッキはシングル戦では対策されづらいので、YCSJでは特に強力そうに感じました。

環境考察


以上の2点から現環境のTier表を作成しました。

tier
手札誘発の受けがいい【巳剣】【ヤミー】【M∀LICE】の上位3テーマは個人的にかなり評価が高いです。

【ヤミー】と【M∀LICE】は【巳剣】メタの《ドロール&ロックバード》を受けない点で環境的な立ち位置は良さそうに感じます。また、特定の手札誘発を使いまわしつつ、Tier上位の対策カードがほとんど刺さらない【ドラゴンテイル】はそれなりの立ち位置をキープしそうです。

Tier3のテーマは【リシド】以外全てTier1のテーマとメタが被ってしまっているので、環境的な立ち位置は悪そうに見えます。

【リシド】は罠デッキなので、サイドチェンジで《ハーピィの羽根帚》などの返し札を採用されると重いのが難点です。
シングル戦のYCSJでは【ドラゴンテイル】以外の対面は先攻を取れば大体勝てそうなので、選択肢として悪くなさそうに見えます。

注目デッキ

天羽々斬之巳剣刻印を持つ者
新勢力の【巳剣】と【リシド】にはかなり期待しています。

どちらもドロー系の手札誘発が重くないデッキになりますので、【ヤミー】や【M∀LICE】と対策カードが被らないのはかなり良さそうに感じました。
また、両方とも海外テーマということもあり、日本のリミットレギュレーションやカードプールとの組み合わせでさらに進化できると思いますので、開拓のし甲斐があるのも魅力に感じます。

【巳剣】はデモンスミス型やライゼオル型などの派生構築も出始めていますし、【リシド】は原石型やARG☆S型などの派生構築も見ました。2テーマとも組み合わせられるテーマは多いと思いますので、是非触ってみてください。

終わりに


最新環境の考察は以上となります。
ライゼオル環境が終わってからのOCGは面白い環境が続いているので、毎回新カードを眺めるのが楽しいです。

10月25日(土)に最新弾「BURST PROTOCOL」も発売されます。注目カードがありましたらラッシュメディアさんで紹介させていただきますので、是非次回もお読みいただけると幸いです。

お読みいただきありがとうございました。

シーアーチャー

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