どうも皆さんこんにちは。
シーアーチャーです。
今回は、10月25日に発売された「BURST PROTOCOL」で実装された
【エルフェンノーツ】の解説をしたいと思います。
新テーマということもあり規制の可能性も低く、メインストーリーのテーマということで今後強化される可能性も高いので、これから組むなら非常におすすめのデッキです。目次
▪️概要
▪️デッキ解説
▪️メインデッキ
▪️エクストラデッキ
▪️展開パターン紹介
┗《無垢なる者メディウス》展開 (12/02訂正)
▪️終わりに
概要
「エルフェンノーツ」はシンクロ召喚を中心に戦う、レベル6、魔法使い族のテーマです。テーマのモンスターは
《燿ける聖詩の獄神精》以外すべて上級なので、一見展開するのが難しそうに見えますが、「エルフェンノーツ」モンスターは
「このカードは手札から自分の中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚できる」という共通効果があるため、簡単に展開を行うことが可能です。
シンクロ召喚やリンク召喚で中央のメインモンスターゾーンに存在するモンスターを退場させることで、手札からさらに「エルフェンノーツ」モンスターを展開できます。
そして、
上級の「エルフェンノーツ」モンスターは起動効果で、各種「エルフェンノーツ」カードにアクセスする効果を持っていますので、ここから連鎖的に展開を続けることが可能です。
《フルールドバロネス》や《クリスタルウィングシンクロドラゴン》などの強力なシンクロモンスターを展開できますので、制圧性能は非常に高いと思います。シンクロ召喚を主体とした展開テーマというと
《マルチャミーフワロス》や
《増殖するG》と言ったドロー系の手札誘発が重い印象があると思いますが、「エルフェンノーツ」モンスターにはもう1つ
「相手ターンにメインモンスターゾーンのこのカードと中央の位置を入れ替える。その後、○○(妨害効果)できる。」という共通効果があります。
これによって「エルフェンノーツ」モンスターを展開するだけでもそれなりに妨害を行うことができますので、
展開テーマでありながらドロー系の手札誘発に強いのは【エルフェンノーツ】の強みだと思います。
新規テーマということもありテーマのカードは少ないのですが、
《無垢なる者メディウス》を使うことで「獄神」モンスターにアクセスできるので、初動の数はそれなりに用意できます。
さらに、
《無垢なる者メディウス》を初動とした場合
《幻層の守護者アルマデス》が出ますので、「デモンスミス」を展開に絡めることも可能です。
今回紹介する構築では採用していませんが、
《燿ける聖詩の獄神精》が炎属性のレベル1ということで、「アザミナ」や「スネークアイ」などの「罪宝」関連のテーマと組み合わせることも可能です。
混ぜ物適正が高いデッキになりますので、初動や妨害性能に不安を感じる場合は、他のテーマと組み合わせることでデッキパワー上げることも可能です。
拡張性が非常に高いデッキになりますので、環境に合わせたカスタマイズがしやすいのも【エルフェンノーツ】の強みだと思います。デッキ解説
メインデッキ
エルフェンノーツカード
1枚初動として運用できる《耀聖の花詩ルキナ》《耀聖の波詩ディーナ》は3枚採用です。【エルフェンノーツ】は初動が被ってしまったとしても《無垢なる者メディウス》や《エルフェンノーツ〜狂奏のラプソディア〜》や《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》のコストにすればいいので、気にせずガンガン積みましょう。《耀聖の月詩フォルトナ》
《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》
《エルフェンノーツ〜狂奏のラプソディア〜》
《燿ける聖詩の獄神精》
上記のエルフェンノーツ関連のカードは、すべて展開で使うので最低1枚は採用してください。《燿ける聖詩の獄神精》については1枚でも問題ないのですが、引いてしまうと
《無垢なる者 メディウス》や
《エルフェンノーツ〜廻郷のパラレリズム〜》の効果で特殊召喚できなくて困ることが多かったので、
個人的には2枚推奨です。
メディウスの関連カード
ほぼ純構築な為、初動や手札誘発の貫通に使える《無垢なる者メディウス》《無垢なる予幻視》は3枚採用です。《無垢なる者メディウス》を使った展開は「デモンスミス」が絡むので、制圧性能がかなり上がります。
その為、《おろかな埋葬》まで採用して《無垢なる者メディウス》へのアクセス率を上げています。手札誘発
環境的に強いと言われている手札誘発をフル投入しました。【エルフェンノーツ】は属性がバラバラなのでパワーの高い「ドミナス」系の手札誘発を採用することはできませんが、
デッキの自由枠はかなり多いので手札誘発の物量によるごり押しで相手の展開を無理やり止めることができます。今回は自由枠の部分に妨害や捲り札としても使える
《TheFallenTheVirtuous》を採用していますが、この部分を手札誘発に変えれば
最大18枚も手札誘発を採用することができます。
それ以外のメインデッキのカード
指名者系については手札誘発の対策です。
《TheFallenTheVirtuous》はドロー系の手札誘発を打たれた際に止まりどころの妨害として使える点と、捲り札として使える点を評価して採用しています。特にコストとして送られる
《烙印竜アルビオン》が強力で、相手を仕留めきれなかったとしても次のターンに追加の
《TheFallenTheVirtuous》と2枚目のコストになった
《黒き竜のエクレシア》の効果を使うことで最大3枚相手の場のカードを除去できます。
【エルフェンノーツ】はモンスターを展開するだけで妨害を作れるテーマなので、捲ったあとの追加の1、2妨害がかなり重くなります。そのため、デッキとの相性がいいと思い採用しました。環境的に手札誘発の方が強そうだったら、この部分は全然変えて大丈夫です。
エクストラデッキ
《幻層の守護者アルマデス》
前述の通り、《無垢なる者メディウス》を使用した展開で使用します。光属性、悪魔族な為、1枚で「デモンスミス」の展開を行うことが可能です。
《獄花の大燿聖ストリチア》
「エルフェンノーツ」モンスターを墓地から蘇生させる効果を持っています。
妨害や展開やワンキルなど、様々なシーンで使用しますので、
使用頻度も高いため2枚採用しています。
《PSYフレームロードΩ》
《無垢なる者メディウス》1枚展開で使用します。
妨害できるレベル8のシンクロモンスターなら別のカードでも大丈夫です。
基本場に出しません。《TheFallenTheVirtuous》のコストで採用しています。《クリスタルウィングシンクロドラゴン》
「デモンスミス」展開で妨害用で出すことが多いです。
《獄花の大燿聖ストリチア》の効果で
《燿ける聖詩の獄神精》を釣り上げることで出せます。
打点上昇効果も持っているので、相手の大型モンスターを倒したり、上からワンキルするのにも使います。
《フルールドバロネス》
妨害要因で基本展開で出します。
使用頻度も高いので、必須だと思います。《カオスアンヘル混沌の双翼》
後手の捲り用で使います。《無垢なる者メディウス》が闇属性のレベル4で
《魔を刻むデモンスミス》《耀聖の月詩フォルトナ》「深淵の獣」など相方になるレベル6モンスターが多いので、それなりの頻度で出します。
《優麗なる霊鏡姫》
「デモンスミス」展開で使用します。
エクストラデッキの枠の節約の為に
《刻まれし魔の大聖棺》や融合モンスターを採用していないので、
最低限のカードで《DDD怒涛大王エグゼクティブシーザー》を出すために採用しています。
《DDD怒涛大王エグゼクティブシーザー》
「デモンスミス」展開で出す妨害モンスターです。
今の環境で刺さらない対面はほぼ居ないので、非常に強力です。《リンクスパイダー》
《原子生命態ニビル》のケア札です。「エルフェンノーツ」モンスターはメインモンスターゾーンの中央を埋められてしまうと動けないので、トークンを退場させる用で採用しています。
《刻まれし魔の鎮魂棺》
「デモンスミス」展開で使用します。
《閉ザサレシ天ノ月》
「デモンスミス」展開で使用します。
基本は
《幻層の守護者アルマデス》で動くのですが、手札誘発を連打されて盤面が埋まってしまった時に出すことで「デモンスミス」展開を狙います。
《SPリトルナイト》
「デモンスミス」展開でモンスターが余った時の妨害用と後手の捲り用で使います。後攻で手軽に出せるリンク1が居ないので、使用頻度は低めです。
ぐだったゲームで使うことが多いです。
採用候補カード
《ブラックローズドラゴン》
《耀聖の花詩ルキナ》1枚から作れる後手捲り用のモンスターです。
大体、モンスターが2体並んだ時点で除去をもらうのですが、稀に待たれたりすることもあるので、
入れておくと相手のミスを拾って捲ることができます。展開パターン紹介
①手札から《耀聖の花詩ルキナ》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
②《耀聖の花詩ルキナ》の効果を発動し、デッキから《燿ける聖詩の獄神精》を手札に加える。
↓
③手札から《燿ける聖詩の獄神精》を通常召喚。
↓
④《燿ける聖詩の獄神精》と《耀聖の花詩ルキナ》の2体で《獄花の大燿聖ストリチア》を中央のメインモンスターゾーン以外の場所にシンクロ召喚。
↓
⑤墓地の《燿ける聖詩の獄神精》の効果を発動し、デッキから《耀聖の波詩ディーナ》を手札に加える。
↓
⑥手札から《耀聖の波詩ディーナ》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
⑦《耀聖の波詩ディーナ》の効果を発動し、デッキから《エルフェンノーツ廻郷のパラレリズム》を場に置く。
↓
⑧《エルフェンノーツ廻郷のパラレリズム》の効果を発動し、《耀聖の波詩ディーナ》をコストにデッキから《耀聖の月詩フォルトナ》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
⑨《耀聖の月詩フォルトナ》の効果を発動し、《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》を場に置く。
↓
⑩《獄花の大燿聖ストリチア》の効果を発動し、墓地の《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚。
↓
⑪《燿ける聖詩の獄神精》の効果を発動し、《耀聖の月詩フォルトナ》のレベルを9に変更。
↓
⑫《燿ける聖詩の獄神精》と《耀聖の月詩フォルトナ》の2体で《フルールドバロネス》を中央のメインモンスターゾーンにシンクロ召喚。
《フルールドバロネス》
《獄花の大燿聖ストリチア》
《エルフェンノーツ廻郷のパラレリズム》
《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》
(墓地から「エルフェンノーツ」モンスターを2体特殊召喚できるので、「エルフェンノーツ」モンスターの効果で2回妨害が可能)計4妨害の盤面となります。※手札に必要ないモンスターがある場合、最初のシンクロ召喚を《フルールドバロネス》にして同じように展開を行い《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》の効果で必要ないモンスターをコストに墓地の《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚することで《獄花の大燿聖ストリチア》をシンクロ召喚できます。こうすることで相手の手札誘発のケアを行いながら「エルフェンノーツ」モンスターをさらに1体追加できるので手札誘発のケアを行いながら5妨害を作れます。
※《耀聖の波詩ディーナ》でも展開の順番が変わるだけで同じ盤面になります。

①手札から《無垢なる者メディウス》通常召喚。
↓
②《無垢なる者メディウス》の効果を発動し、デッキから《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚。
↓
③《無垢なる者メディウス》と《燿ける聖詩の獄神精》の2体で《幻層の守護者アルマデス》をシンクロ召喚。
↓
④墓地の《燿ける聖詩の獄神精》の効果を発動し、デッキから《耀聖の花詩ルキナ》を手札に加える。
↓
⑤《幻層の守護者アルマデス》1体で《刻まれし魔の鎮魂棺》をリンク召喚。
↓
⑥《刻まれし魔の鎮魂棺》の効果を発動し、デッキから《魔を刻むデモンスミス》を特殊召喚。
↓
⑦墓地の《刻まれし魔の鎮魂棺》の効果を発動し、自身を《魔を刻むデモンスミス》に装備。
↓
⑧《魔を刻むデモンスミス》と《刻まれし魔の鎮魂棺》を墓地へ送り、エクストラデッキから《優麗なる霊鏡姫》を特殊召喚。
↓
⑨墓地の《魔を刻むデモンスミス》の効果を発動し、墓地の《幻層の守護者アルマデス》をデッキに戻し自身を特殊召喚。
↓
⑩《魔を刻むデモンスミス》と《優麗なる霊鏡姫》の2体で、《DDD怒涛大王エグゼクティブシーザー》を中央のメインモンスターゾーン以外の場所にエクシーズ召喚。
↓
⑪手札から《耀聖の花詩ルキナ》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
⑫《耀聖の花詩ルキナ》の効果を発動し、デッキから《耀聖の波詩ディーナ》を手札に加える。
↓
⑬墓地の《無垢なる者メディウス》の効果を発動し、《耀聖の花詩ルキナ》をデッキに戻し自身を中央のメインモンスターゾーン以外の場所に特殊召喚。
↓
⑭手札から《耀聖の波詩ディーナ》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
⑮《耀聖の波詩ディーナ》の効果を発動し、デッキから《エルフェンノーツ廻郷のパラレリズム》を場に置く。
↓
⑯《エルフェンノーツ廻郷のパラレリズム》の効果を発動し、《耀聖の波詩ディーナ》をコストにデッキから《耀聖の月詩フォルトナ》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
⑰《耀聖の月詩フォルトナ》の効果を発動し、《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》を場に置く。
↓
⑱《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》の効果を発動し、《耀聖の月詩フォルトナ》をコストに墓地から《燿ける聖詩の獄神精》を中央のメインモンスターゾーンに特殊召喚。
↓
⑲《燿ける聖詩の獄神精》の効果を発動し、自身のレベルを4に変更。
↓
⑳《燿ける聖詩の獄神精》と《無垢なる者メディウス》の2体で《PSYフレームロードΩ》を中央のメインモンスターゾーンにシンクロ召喚。

《DDD怒涛大王エグゼクティブシーザー》
《PSYフレームロードΩ》
《エルフェンノーツ廻郷のパラレリズム》
《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》
(墓地から「エルフェンノーツ」モンスターを1体特殊召喚できるので、「エルフェンノーツ」モンスターの効果で1回妨害が可能)計5妨害の盤面となります。※手札に必要ないモンスター2枚ある場合、墓地の《無垢なる者メディウス》効果のコストを必要ないモンスターにして、場の《耀聖の花詩ルキナ》と《無垢なる者メディウス》で《SPリトルナイト》をリンク召喚します。その後、《耀聖の月詩フォルトナ》を出す所まで展開し《エルフェンノーツ狂奏のラプソディア》の効果でコストを必要ないモンスターにして墓地から《燿ける聖詩の獄神精》を特殊召喚し、場の《耀聖の月詩フォルトナ》と《燿ける聖詩の獄神精》の2体で《獄花の大燿聖ストリチア》をシンクロ召喚すると6妨害できます。
終わりに
【エルフェンノーツ】のデッキ解説は以上になります。
初期組の実装でこれだけのポテンシャルがあるので、
今後の伸びしろが非常に楽しみなデッキだと思います。
なにより見た目がとてもかわいいです^^お読みいただきありがとうございました。