こんにちは、
しノんです!
今回は2025年10月環境が12月末で終わるので、
「2025年10月環境の現在までの環境デッキの変化」について解説させていただこうと思います。
よろしくお願いします。
目次
▪️現在の4強デッキ
▪️【ヤミー】
▪️【巳剣】
▪️【M∀LICE】
▪️【烙印ドラゴンテイル】
▪️おわりに
現在の4強デッキ
2025年10月環境が始まった頃は【ヤミー】【巳剣】【M∀LICE】の3強でしたが、現在は追加で【烙印ドラゴンテイル】が活躍していて4強となっています。【ヤミー】
環境初期は
《ルイキューピット》や
《ヴァレルロードSドラゴン》を採用した純構築ばかりでしたが、
環境が進むにつれて、【デモンスミス】入りの構築が増えました。【デモンスミス】入りが増えた理由としては、【巳剣】が
《天叢雲之巳剣》を儀式召喚するだけで【ヤミー】の盤面を捲ることができるので、【ヤミー】は儀式魔法に対して、無効妨害を使用しなければならず、
儀式魔法を1度しか止めることができない《ヴァレルロード・S・ドラゴン》よりも、2度止めることができる《DDD怒涛大王エグゼクティブ・シーザー》優先するプレイヤーが増えたからだと思います。
最近では、【ヤミー】のメインギミックの妨害に強い
《烙印ドラゴンテイル》が流行っていることもあり、
【巳剣】との共通のメタカードとして、サイドデッキに《次元障壁》の採用が増えています。
【巳剣】
環境初期は【巳剣ライゼオル】や【巳剣オルフェゴール】などの他のギミックと組み合わせた型が流行りましたが、
現在は、ほとんどが純構築になっています。純構築が増えている理由としては、
・【巳剣】のギミックが環境的に強く、他のギミックが無くても勝てる。
・他のギミックにデッキの枠を取られて、手札誘発の枠を取ることができなくなる。
・純構築だとあまり効かない《マルチャミー・フワロス》などのドロー誘発の受けが悪くなる。
の3点があるからだと思います。
【巳剣】のギミックが【ヤミー】や【烙印ドラゴンテイル】に対して強いことから環境での立ち位置が良く、現在も分布が増えています。【M∀LICE】
環境初期は【M∀LICE】罠3枚の構築がほとんどでしたが、
現在は《M∀LICECTB-11》を抜いた《M∀LICECGWC-06》《M∀LICECMTP-07》の2種採用が流行っています。【M∀LICE】罠の枚数が減っている理由としては、
【M∀LICE】罠2種でも展開に問題がないこと。サイド後に相手から
《アーティファクト-ロンギヌス》を発動されてしまうことから、
1枚でも手札誘発の枠を増やし、メイン戦後攻の勝率を上げることを意識するプレイヤーが増えたことがあると思います。
手札誘発の採用にも変化が見られ、先攻時に弱い《マルチャミー・フワロス》のメイン採用が減っており、代わりに《屋敷わらし》や《無限泡影》などの相手の動きを止めるカードの採用が増えています。手札誘発の合わせ持ちで相手の展開を止めてしまえば、
《アーティファクトロンギヌス》を発動された際にも盤面を返しやすく、ターンを跨げる確率も上がるので
マッチ意識の構築としてかなり強いプランだと思います。
サイドデッキには《三戦の号》用の先攻札として《魔のデッキ破壊ウイルス》の採用が増えており、【ヤミー】などの攻撃力が低いデッキに対して、ゲームエンドを狙っている構築も見られます。【烙印ドラゴンテイル】
《白き竜の落胤》登場以降に、環境に食い込んだデッキになります。
流行りはじめの頃は、
《白き竜の落胤》2枚
《アルバスの落胤》1枚の構築が多かったですが、
最近は素引きのパワーを優先し、《白き竜の落胤》3枚の構築が増えてきました。【ドラゴンテイル】罠の採用も変化してきており、
《星辰の吼炎》《星辰の裂角》の2種類採用が主流でしたが、
最近は3種類目の《星辰の刺毒》のメイン採用が増えてきています。
《星辰の刺毒》のメイン採用が増えている理由としては、
・【ドラゴンテイル】ギミックしか引けていない時に妨害の質を上げる
・リソース循環が途切れないようにする
の2点があるからだと思います。
【ドラゴンテイル】罠を止められるカードとして、
《灰流うらら》に加えて
《屋敷わらし》まで流行っている環境では、
《星辰の刺毒》をメイン採用した方が良いと考えています。
おわりに
今回は2025年10月環境の現在までの変化について解説させていただきました。
【ヤミー】【巳剣】【M∀LICE】の3デッキはデッキパワーが高いこともあり、環境初期から現在までずっと環境に残る形となりました。特に【ヤミー】【M∀LICE】は大幅に規制を受けた上で環境に残っているので、テーマとしての強さを感じています。あと少しで終わってしまう環境なので最後まで遊び尽くしましょう!
ではまた!