こんにちは、
しノんです!
今回のテーマは、
いま環境で大流行中の《天下独歩の大義賊》の対策です。
「BEYOND THE BRAVE」で登場して以来、テーマを問わず多くのデッキに採用が広がり、対戦で見かける機会も一気に増えました。相手フィールドのモンスターをリリースしてアドバンス召喚できるうえ、手札誘発や墓地効果を止める効果まで持つこのカード。後攻の捲り札としても、先攻の妨害としても顔を出すので、
「気づいたら盤面を2体持っていかれて、手札誘発も止められた」という経験をした人も多いのではないでしょうか。
どのデッキを使うにしても、もうこのカードを無視することはできません。この記事では、効果を整理したうえで、召喚される前にできる具体的な対策を考えていきます。
目次
▪️天下独歩の大義賊のおさらい
▪️召喚される前に備える
▪️モンスター以外の妨害を厚くする
▪️強力なモンスターを3体以上並べる
▪️リリースそのものを防ぐ
▪️リリースされて得をするモンスターを置く
▪️相手が出した《原始生命態ニビル》や《調和ノ天救竜》は場に残す
▪️スタンバイフェイズまでに効果を使っておく
▪️おわりに
天下独歩の大義賊のおさらい
まずは効果のおさらい。
《天下独歩の大義賊》はレベル10・風属性・戦士族、攻撃力2500/守備力2000の効果モンスターです。対策を考えるうえで押さえておきたいのは、次の2つです。
• 召喚ルール:自分フィールドにモンスターがいない場合、自分の手札と相手フィールドのモンスターをリリースして表側表示でアドバンス召喚できる
• ①:通常召喚されている場合、相手が手札・墓地・除外状態のカードの効果を発動した時に、その効果を無効にして破壊する
①は1ターンに1度しか使えません。
このカードの怖さは、「相手モンスターを最大2体リリースする除去」と「誘発・墓地効果への耐性」が、通常召喚1回でまとめて飛んでくる点にあります。リリースは破壊でも対象を取る効果でもないため、破壊耐性や対象耐性を持つエースも素通りで持っていかれます。
《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》や
《海亀壊獣ガメシエル》をはじめとする【壊獣】モンスターのような「相手モンスターを使う」系統の捲り札ですが、自分の場に残るのが妨害持ちの大型モンスターという点で、より厄介な存在です。
裏を返せば、
召喚さえさせなければ怖くないカードです。召喚にはリリースが必要で、しかも「自分フィールドにモンスターが存在しない」という条件もあります。
この記事では、召喚される前の段階でできる対策に絞って紹介します。
召喚される前に備える
《天下独歩の大義賊》を召喚するときのリリースは、
カードの効果ではなく召喚のルールとして行われます。そのため、リリースに反応してカードを発動し、モンスターを守ることはできません。このカードが出てきてからでは手遅れなので、先攻でも後攻でも、召喚される前の動きが大切です。
モンスター以外の妨害を厚くする
《天下独歩の大義賊》が奪えるのはモンスターだけです。妨害の一部を罠や永続魔法に分けておけば、2体リリースされても妨害が残ります。逆に、モンスター効果の妨害だけを2体並べた盤面は、このカード1枚で全部なくなってしまいます。
入賞が増えている【レイズ・ムーン】や【エルフェンノーツ】は、
《レイズ・ムーンの煌めき》や
《エルフェンノーツ~狂奏のラプソディア~》などの罠で妨害を構えるため、モンスターを2体持っていかれても妨害が残ります。
強力なモンスターを3体以上並べる
数で押し切るのも有効な対策です。《天下独歩の大義賊》がリリースできるのは2体までなので、強力なモンスターを3体以上並べておけば、召喚されても最低1体は必ず場に残ります。
残したいエースを
「3体目」にできるよう、妨害持ちや高打点のモンスターを複数用意しておくのが理想です。
この形で
《天下独歩の大義賊》に強いのが、
入賞が増えている【三幻魔】です。《超雷龍-サンダー・ドラゴン》や
《四花繚乱の霊使い》、
《パーフェクトロン・ハイドライブ・ドラゴン》、
《劫火の三幻魔-神炎皇ウリア》などの強力なモンスターを一度に何体も並べるため、2体リリースされても残ったモンスターで盤面を維持できます。
リリースそのものを防ぐ
リリースを封じるカードを使えば、《天下独歩の大義賊》は召喚自体ができなくなります。《アンデットワールド》が場にある間は、アンデット族以外のモンスターをアドバンス召喚できません。戦士族であるこのカードは、これだけで手札から出てこられなくなります。
フィールド魔法を使うデッキなら、フィールド魔法をサーチする手段を共有できるので採用しやすい1枚です。
《生贄封じの仮面》はお互いにカードをリリースできなくする永続罠です。アドバンス召喚はもちろん、儀式召喚のリリースも止められるので、儀式デッキが多い環境ならさらに価値が上がります。
どちらも自分のリリースまで制限してしまうので、自分のデッキの動きと噛み合うかは事前に確認しておきましょう。リリースされて得をするモンスターを置く
墓地へ送られた時やフィールドから離れた時に効果を使えるモンスターなら、リリースされても次の動きにつながります。
ただし、その誘発効果が「墓地で発動する効果」だと、《天下独歩の大義賊》の①で止められる点に注意しましょう。この形で特に強いのが【巳剣】です。リリースされた儀式モンスターを自身の効果で墓地から蘇生できるので、2体持っていかれてもすぐに盤面を立て直せます。ただし、この蘇生は墓地で発動する効果なので、そのままでは
《天下独歩の大義賊》の①で止められてしまいます。
《巳剣之神鏡》を墓地に置いて蘇生効果を無効にされないよう備えておけば、かなり受けが良くなります。
自分のターンの展開中に、相手が
《原始生命態ニビル》や
《調和ノ天救竜》を使ってくることがあります。どちらも、効果を使った側、つまり相手のフィールドに特殊召喚されるカードです。
ここで思い出したいのが、
《天下独歩の大義賊》の召喚条件
「自分フィールドにモンスターが存在しない」です。相手の場に
《原始生命態ニビル》や
《調和ノ天救竜》が残っていれば、相手は次のターンにこの方法で召喚できません。
邪魔に見えても、こちらから除去せずにそのまま盤面に維持しておくのが正解です。スタンバイフェイズまでに効果を使っておく
《天下独歩の大義賊》は通常召喚で出てくるので、場に現れるのは早くても相手のメインフェイズです。
つまり、ドローフェイズやスタンバイフェイズのうちに発動した効果は、①に止められる心配がありません。《増殖するG》のように相手ターンならいつでも撃てる手札誘発は、このカードが出てからでは無効にされてしまいます。手札にあるなら、スタンバイフェイズまでに発動しておきましょう。
《耀聖の波詩ディーナ》のハンデス効果も同じです。この効果はフィールドで発動するので①には引っかかりませんが、リリースの素材にされてしまうと発動の機会を失います。
相手のメインフェイズに入る前に使っておけば、運よく
《天下独歩の大義賊》を除外できた場合、そのターンの召喚そのものを防げます。
おわりに
今回は、環境で大流行中の
《天下独歩の大義賊》の対策について解説しました。
《天下独歩の大義賊》は1枚で盤面除去と妨害をこなす、
まさに今の環境を象徴するカードです。
ただ、効果の条件をひとつずつ見ていくと、付け入る隙は意外と多いです。「いつ効果を使うか」「妨害をどこに置くか」を少し意識するだけで、被害はかなり抑えられます。
環境の中心にいるカードだからこそ、対策を知っているかどうかが勝率に直結します。今回紹介した対策は、構築を少し変えるものから、効果を使う順番を意識するだけのものまで、どれもすぐに取り入れられるものばかりです。次の大会や対戦に向けて、自分のデッキならどの対策が取れるか、ぜひ一度見直してみてください。
ではまた!