はじめに
Cradrush Prosとして活動しているしの(
@Strike1105)です。
今回は7/15に出場した「足立CS」で使用した【ドラゴンリンク】の構築を元に2種類の展開例をお伝えしていきたいと思います。
今回の構築のポイントは
“先攻展開に振り切った構築では無い”という点です。
なので、今回紹介する展開例は多くの先攻展開デッキのような圧倒的妨害量をもたらすものではありません。
必要最低限の妨害量の盤面を作り、《
鎖龍蛇スカルデット》のドロー効果により手札を整え、手札誘発で戦う展開というイメージを持ってもらうとわかりやすいと思います。
では、まずはデッキレシピの紹介、次に展開例をご紹介していきます!
デッキレシピ
メインデッキ:40枚
EXデッキ :15枚
【モンスター】23
《
アブソルータードラゴン》 ×1
《
ヴァレットシンクロン》 ×1
《
ヴァレットトレーサー》 ×3
《
エフェクトヴェーラー》 ×2
《
シルバーヴァレットドラゴン》 ×1
《
ドラコネット》 ×3
《
マグナヴァレットドラゴン》 ×1
《
増殖するG》 ×3
《
守護竜ユスティア》 ×1
《
屋敷わらし》 ×1
《
幻創龍ファンタズメイ》 ×2
《
幽鬼うさぎ》 ×1
《
星杯の守護竜》 ×1
《
灰流うらら》 ×2
【魔法】16
《
クイックリボルブ》 ×3
《
ハーピィの羽根帚》 ×1
《
リボルブートセクター》 ×1
《
墓穴の指名者》 ×3
《
抹殺の指名者》 ×3
《
星遺物の守護竜》 ×3
《
簡易融合》 ×2
【罠】1
《
無限泡影》 ×1
【エクストラ】15
《
サウザンドアイズサクリファイス》 ×1
《
テセウスの魔棲物》 ×1
《暗黒火炎龍》 ×1
《
ヴァレルロードSドラゴン》 ×2
《
星杯の神子イヴ》 ×1
《
琰魔竜レッドデーモンアビス》 ×1
《
ヴァレルソードドラゴン》 ×1
《
ストライカードラゴン》 ×1
《
トロイメアフェニックス》 ×1
《
守護竜アガーペイン》 ×1
《
守護竜エルピィ》 ×1
《
守護竜ピスティ》 ×1
《
水晶機巧ハリファイバー》 ×1
《
鎖龍蛇スカルデット》 ×1
展開例1 : 《ドラコネット》1枚の展開方法
《
ドラコネット》
1. 《
ドラコネット》を召喚し、効果発動。《
守護竜ユスティア》を特殊召喚します。
2. 上記2体で《
星杯の神子イヴ》をS召喚し、効果発動。《
星遺物の守護竜》を手札に加えます。
3. 《
星遺物の守護竜》を発動し、《
守護竜ユスティア》を特殊召喚。《
守護竜ユスティア》と《
星杯の神子イヴ》の2体で《
水晶機巧ハリファイバー》をリンク召喚し、《
星杯の神子イヴ》と《
水晶機巧ハリファイバー》の効果発動。デッキから《
星杯の守護竜》と《
ヴァレットシンクロン》を特殊召喚します。
4. 上記どちらかのドラゴン1体で《
ストライカードラゴン》をリンク召喚し効果発動。デッキから《
リボルブートセクター》を手札に加え、残ったドラゴン1体で《
守護竜ピスティ》をリンク召喚します。(この時の注意点は《
ストライカードラゴン》と《
守護竜ピスティ》のリンク先がどちらも真ん中を指すように向けることです)
5. 《
守護竜ピスティ》効果発動。墓地のドラゴン族を特殊召喚します。(この場合、レベル4以下のドラゴン族モンスターであればどのモンスターでも問題ありません)そして、特殊召喚したドラゴン族モンスター1体で《
守護竜エルピィ》をリンク召喚します。
6. 《
ストライカードラゴン》の効果でフィールドの《
守護竜ピスティ》と墓地の《
ヴァレットシンクロン》を対象に発動し、《
守護竜ピスティ》を破壊し、《
ヴァレットシンクロン》を手札に加えます。
7. 《
守護竜エルピィ》効果発動。《
守護竜エルピィ》と《
水晶機巧ハリファイバー》の重なったリンク先にデッキから《
アブソルータードラゴン》を特殊召喚。《
ストライカードラゴン》と《
アブソルータードラゴン》の2体で《
守護竜アガーペイン》をリンク召喚します。(この時、リンク召喚する位置は上記《
ストライカードラゴン》を召喚していた位置と同じです)そして、《
アブソルータードラゴン》の効果でデッキから《
ヴァレットトレーサー》を手札に加えます。
8. 《
守護竜アガーペイン》効果発動。EXデッキから《
琰魔竜レッドデーモンアビス》を特殊召喚します。
9. 《
星遺物の守護竜》の効果で《
守護竜エルピィ》の位置をリンク先が空くように移動します。そして、墓地の《
星杯の守護竜》の効果で墓地の《
守護竜ユスティア》を《
守護竜エルピィ》のリンク先に特殊召喚します。
10. 《
水晶機巧ハリファイバー》《
守護竜アガーペイン》《
守護竜エルピィ》《
守護竜ユスティア》の4体で《
鎖龍蛇スカルデット》をリンク召喚し、効果発動。4枚ドローし、手札3枚をデッキの下に戻します。
11. 更に《
鎖龍蛇スカルデット》の効果発動。手札に加えていた《
ヴァレットトレーサー》を特殊召喚します。
12. 《
ヴァレットトレーサー》効果発動。《
星遺物の守護竜》を破壊し、デッキからレベル4非チューナーのヴァレットモンスターを特殊召喚します。(今回の構築では《
マグナヴァレットドラゴン》か《
シルバーヴァレットドラゴン》のどちらかですが、どちらでも問題ありません)
13. 《
ヴァレットトレーサー》とヴァレットモンスター2体で《
ヴァレルロードSドラゴン》をS召喚し、効果発動。
14. 最終的にはフィールドに《
鎖龍蛇スカルデット》と《
琰魔竜レッドデーモンアビス》と《
ヴァレルロードSドラゴン》が並び、手札は7枚の状態が作れます。
展開例2 : 《星遺物の守護竜》+「レベル4以下のドラゴン族チューナー」2枚の展開方法
《
星遺物の守護竜》
1. レベル4以下ドラゴン族チューナーを召喚し、1体で《
ストライカードラゴン》をリンク召喚し、効果発動。デッキから《
リボルブートセクター》を手札に加えます。
2. 《
星遺物の守護竜》を発動、墓地のレベル4以下ドラゴン族チューナーを特殊召喚し、上記《
ストライカードラゴン》と2体で《
水晶機巧ハリファイバー》をリンク召喚して効果発動。デッキからレベル3以下のドラゴン族チューナーを特殊召喚します。
3. レベル3以下のドラゴン族チューナー1体で《
守護竜ピスティ》リンク召喚します。
4. 《
星遺物の守護竜》の効果で《
守護竜ピスティ》を《
水晶機巧ハリファイバー》とリンク先が2つ重なるように移動させ、《
守護竜ピスティ》効果発動。自分の墓地のレベル4以下のドラゴン族モンスター1体を特殊召喚します。
5. 上記《
守護竜ピスティ》効果で特殊召喚したモンスター1体で《
守護竜エルピィ》をリンク召喚します。(注意点は《
守護竜ピスティ》と《
水晶機巧ハリファイバー》のリンク先が重なる位置の逆側に召喚する事です)そして、《
守護竜ピスティ》効果でデッキから《
アブソルータードラゴン》を特殊召喚します。
6. 《
水晶機巧ハリファイバー》《
守護竜エルピィ》《
守護竜ピスティ》《
アブソルータードラゴン》の4体で《
鎖龍蛇スカルデット》をリンク召喚し、効果発動。4枚ドローし、手札3枚をデッキの下に戻します。
7. ここからは展開例1.と同じ流れです。《
鎖龍蛇スカルデット》の効果発動。手札に加えていた《
ヴァレットトレーサー》を特殊召喚します。
8. 《
ヴァレットトレーサー》効果発動。《
星遺物の守護竜》を破壊し、デッキからレベル4非チューナーのヴァレットモンスターを特殊召喚します。(今回の構築では《
マグナヴァレットドラゴン》か《
シルバーヴァレットドラゴン》のどちらかですが、どちらでも問題ありません)
9. 《
ヴァレットトレーサー》とヴァレットモンスター2体で《
ヴァレルロードSドラゴン》をS召喚し、効果発動。
10. 最終的にはフィールドに《
鎖龍蛇スカルデット》と《
ヴァレルロードSドラゴン》が並び、手札は5枚の状態が作れます。
補足
上記で説明した展開例はあくまで“例”なので、その他にも沢山の展開方法があり、手札に来たカード次第で様々な盤面を形成できます。
例えば、“ドラコネット召喚”ではなく別方法で“イヴのS召喚に成功した場合の展開”や、“ハリファイバー召喚+レベル4以下のドラゴンの展開”など様々な展開パターンが存在します。
また、今回のレシピでは極力
“引きたくないカード”を減らし、“デッキの柔軟性をあげること”がコンセプトでしたが、少し構築を変化させ、デッキの中に引きたくないカードを増やすことによってより強力な展開を生むことも可能です。
なので、今回の展開例を参考に自分なりの展開方法を見つけてみてください!
最後に
今回は展開例の記事となりましたが、次回は実際にこの構築で大会に出たレポートをお伝えできればと思います!
次回の記事もぜひご覧ください!
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