Card Rush Prosとして活動しているしの(
@Strike1105)です。
今回は直近の大会結果や使用デッキ分布を分析したメタゲーム考察の記事となります!
少し前まで自粛が続き、大会等が行えない状況でしたが、最近になってやっと大会が開催されるようになってきてよかったです。
ただ、現在も感染症の影響は薄れていないので、徹底対策で乗り切りましょう!
目次
▪️環境デッキの種類
▪️グループ1への対策
▪️グループ2への対策
▪️オススメデッキ
▪️おわりに
環境デッキの種類
まず初めに、今期活躍しているデッキを使用者の多さをもとに3つのグループに分類していきました。
グループ1 | グループ2 | グループ3 |
---|
オルフェゴール | 閃刀姫 | アダマシア |
サンダードラゴン | 転生炎獣 | SPYRAL |
召喚ドラグマ | エルドリッチ | エンディミオン |
| オルターガイスト | サブテラー |
すると、このような結果に。
その他のデッキも沢山環境に存在こそしますが、シェア自体は多くないと言った感じです。
しかし、この
“その他デッキの数”が今期は非常に多く、本当に様々な視点から環境を考察しなくてはならないのですが、今回の記事では皆さんが大会出場時、「どのデッキをメタればいいかわからない…」とならずにある程度の指標となれるよう、考察していきたいと思います。
グループ1への対策
まず、グループ1に位置するデッキが現環境におけるTOPメタだと考えます。
その為、まずはこれらデッキに対して有効なカードから模索していくと、個人的には《
アーティファクト・ロンギヌス》と《
DDクロウ》が真っ先に挙げられると考えています。
《
アーティファクト・ロンギヌス》に関しては刺さる相手と全く効果の無い相手でぶれてしまうのでメインの採用は難しいかもしれませんが、《
DDクロウ》であればグループ1すべてに効果的でありかつ、グループ2のデッキに対しても非常に有効です。
※【サンダードラゴン】対面で使うときは《
雷龍融合》を狙いつつ、常に《
雷劫龍サンダードラゴン》を警戒するように使用すれば腐る事は無いと考えます
グループ3+その他デッキまでを考慮すると流石に怪しいですが、《
DDクロウ》は前回のルール改訂の影響もあり少しだけカードパワーも上昇していますし、何より【オルフェゴール】やその他デッキが採用してくる《
抹殺の指名者》で妨害される可能性が極めて低いと考えています。
※7月26日執筆時点
その為、これら環境デッキの分布を考慮すると《
DDクロウ》をメインに採用し、サイドに《
アーティファクト・ロンギヌス》を採用する事が望ましいのでは、と考えます。
グループ2への対策
その他対策カードについては、逆にグループ3や、その他デッキも考慮し、幅広く使える汎用性の高いサイドカードを投入する事が望ましいと考えます。
特に《
ダイナレスラー・パンクラトプス》や《
ライトニングストーム》のようなカードは基本的にどんな対面でも活躍してくれると思うので、採用候補の筆頭となります。
他にはデッキを選ぶカードではありますが、現環境の幅広い分布を考慮すると《
PSYフレームギア・γ》も非常にオススメです。
このカードも上述の《
DDクロウ》に並び《
抹殺の指名者》を回避できる可能性が高く、更に《
墓穴の指名者》も回避できるので、展開系が
“手数<指名者系”という形でにデッキ構築を行っている今なら高確率で相手の行動をストップできるかと思われます。
オススメデッキ
さて、ここまで対策カードについて語ってきましたが、最後に
今期オススメのデッキ2つをお伝えして終わりたいと思います。
まず1つ目が
【オルフェゴール】先ほどご紹介したグループ1の中でも高い割合でトップシェアとなっているのがこの【オルフェゴール】です。
先攻展開によって強力な妨害と大量のリソースを生み、並大抵の返しでは盤面+続くリソースをさばききれないところが強力です。
更に、このデッキは動きの択は多いものの展開自体は非常にシンプルであり、
使い始めてからそこまで時間をかけず、すぐに大会レベルに到達できるデッキだと考え、選びました。
続いてオススメするのが
【召喚ドラグマ】高い安定性を持ち、先攻で作る盤面の強固さで言えば上記【オルフェゴール】も凌ぐ可能性もあります。※構築によりますが
カード1枚1枚のパワーが高いデッキなので、デッキの枠も自由度が高く新弾などの影響で環境が変化しても柔軟に対応できるデッキだと思い選びました。
また、この【召喚ドラグマ】については僕の運営するYouTubeチャンネルの方でメイン/エクストラ/サイドすべてを公開し徹底解説しているので、ぜひチェックしてみてください!
おわりに
まだまだ大会の開催数自体も少なく、これからどうなってしまうのかも不透明な状況ではありますが、これからも情報発信は欠かさず続けていくので、またお時間がある時に僕の記事やYouTubeを見ていただけると嬉しいです!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!