こんにちは、komainu(
@koma020116)
です。
今回は、
けんちゃん杯で使用し、ベスト8に入賞した
「空契約」を紹介していきたいと思います。
「極争」で登場した《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》をメインにしたデッキになっており、
現時点でほとんど構築が開拓されていない新しいデッキになっているので、本記事が触ってみるきっかけになれば幸いです。
僕自身もまだ触って間もないデッキなため、調整段階で思っていたことはひたすらに書き出してあります。是非触る時の参考にしてみてください!
目次
▪️デッキレシピ
▪️デッキの概要
▪️採用カード解説
▪️不採用カード・採用を悩んだカード
▪️おわりに
デッキレシピ
デッキの概要
《空帝翼刃テラード・フリューゲル》によるワンショットデッキです。序盤は《
空挺竜ストライガードラゴン》や《
バランロッド滑走路》、《
トゥアーウェル管制塔》などのコア回収カードを使ってC7までカウントを伸ばしていきます。
この時、《
ファイア・フィン・ワイバーン》や《
夕暮れのジェネバーク森林》を使って手札も同時に増やしていけると理想的です。
中盤以降、C7達成が済んだら《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》を裏契約煌臨し、連続アタックで煌臨元を増やしつつワンショットします。
《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》は、メイン煌臨しようとすると要求値がかなり高いカードです。
しかし、
《空挺竜ストライガードラゴン》や《飛翔空牙テラード・ハイタイド》などから殴りだし、C8達成して煌臨すると、かなりお手軽に出すことができます。早めに試合を終わらせたい場合はそのルートを使うパターンが1番多いです。
採用カード解説
・《相棒翼竜テラード》
契約スピリット。コア回収でカウントが上がるという特殊な効果を持っています。
これまでの《
相棒翼竜テラード》を使ったデッキは、フィニッシャーである《
太古の翼刃テラード・ヒューラー》のフィニッシュ力の低さから
《仮面ライダーファイズ ブラスターフォーム》のようなデザイナーズ外カードに頼ったフィニッシュ方法を取っていました。
しかし、《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》の登場以降はその状況も一変し、
C8さえできればかなり質の良いフィニッシュができるようになったため、
カウントを盛れるカードを大量採用した今回のような形が組めるようになりました。・《ファイア・フィン・ワイバーン》
カウントを上げるカードである《
バランロッド滑走路》や《
トゥアーウェル管制塔》がリソース枯渇を産みがちだったので採用しました。
このサイクルのミラージュはアタックステップにカウントを3〜4盛るこのデッキとは非常に相性が良く、
通常の赤ドローマジックを大量採用するよりも効率よくドローを進めることができます。・《空挺竜ストライガードラゴン》
メイン煌臨1。《
ファイア・フィン・ワイバーン》や《
夕暮れのジェネバーク森林》を探せるドローソースです。
これらのミラージュが貼れていない時はこのカードの1ドローがとても大きい場面が多いですし、ミラージュが貼れている時は一気に大量ドローが見込めるため腐る場面はまずありません。
このデッキだと
煌臨ではなく手出しで使う場面も多く、手出ししたこれでドローを見つつ自壊しながら魂状態の《
相棒翼竜テラード》に《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》を契約煌臨、そのままフィニッシュを狙うと言ったパターンは頻出です。
・《飛翔空牙テラード・ハイタイド》
メイン煌臨2。こちらも《
空挺竜ストライガードラゴン》と同じくミラージュ欠損時のドローソースになることができます。
このデッキはフィニッシュに行くまでに受け札や《
フレイムフィールド》、《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》とその煌臨元等用意しなければならないパーツが多いため
ドロソはいくら積んでも困りません。・《ハツェゴ・プテランス》
《空帝翼刃テラード・フリューゲル》の煌臨元をソウルコアを支払わずに作っておける便利カードです。BP12000以下を3体破壊する効果も何かと相手のリーサルを回避するのに使える場面も多いですし、カウント+1の効果によりミラージュがあれば手札が減ることもないためかなり使い心地は良かったです。
ただし、別になくても打点もカウントも足りていたのであくまで自由枠認識です。
・《空帝翼刃テラード・フリューゲル》
フィニッシャー。
煌臨元の枚数+2点出ることは覚えておきましょう。
基本的に後手1や先2に《
相棒翼竜テラード》を使って1点は詰めているため、《
相棒翼竜テラード》+煌臨1枚+《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》の計3枚でリーサルを取ることができます。
3ターン目くらいには大体4〜5点のアタックができることが多いです。
・《溶岩海のエデラ砦》
コンボデッキなのでコンボパーツを揃えるためのドロソネクサスとして採用。
メインステップでのカウント+1も地味に大きく、相手の煌臨をケアするために《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》をメイン煌臨したい場合に重宝します。
・《夕暮れのジェネバーク森林》
ドロソミラージュ。《
ファイア・フィン・ワイバーン》と同じなので特に説明することはありません。
・《トゥアーウェル管制塔》
新弾で登場したネクサスで、アルティメットに指定アタックができるようになります。
空契約のカードはスピリット対象の指定アタックしか持っておらず、これまでの空契約は
獄契約や極契約などのアルティメットデッキに当たるとどうしても勝てませんでした。それがこのカードにより大幅に改善されており、シンプルにアタック開始時のコア回収だけでもデッキコンセプトとよくマッチしているので3枚採用です。
・《リパルサーフレイム》
フラッシュでコストを支払えるドロソなので3枚確定です。
手札に《
リパルサーフレイム》が1枚だけあり、次のターンのドロー総枚数的に2枚目の《
リパルサーフレイム》が引き込めそうだと判断した場合は回収後の2回目まで打ってしまって構いません。
僕は単純にデッキを三等分した13枚おきに1枚あると考えており、その基準を超える枚数ドローできると思った場合には1ターンに2回撃って捨ててしまっています。・《バスタースピアre》
呪契約の《
ダークタワー》対策カード。
《
レーザーボレー》のミラージュ効果でも一応ネクサスを破壊することはできますが、《
レーザーボレー》を貼ったターンはドロソミラージュが剥がれてしまっているため、自分の手札が思うように伸びません。
そんな時に相手に2枚目の《
ダークタワー》を配置されてしまったらひとたまりもないので《
レーザーボレー》以外でのネクサス除去手段が欲しいと考えて採用しました。
コンボデッキ的側面の話も書きましたが、ドローが進むこのカードはコンボパーツを揃えていく時にも大きな役割を持てていたため
最低でも1枚は採用しておきたいです。
・《アドベントドロー》
煌臨サーチができるドローソース。
今環境では、バーストセットすることの価値が非常に高く、契約スピリットのアタックでのライフ減少でコスパよくドローをすることができます。
・防御札3種
今期の防御札3強。
《
相棒翼竜テラード》が契約なため、《
オラクルXXオーバージャッジメント》も採用候補には上がりました。
しかし、コア回収のコンセプト上《
白晶防壁re》のコストが足りないことはない上、《
白晶防壁re》の回復効果でリーサルをとりに行くことが多いため、おそらく《
白晶防壁re》の方が勝敗に貢献しているでしょう。
・《フレイムフィールド》
《
獄風伯ヌーヴェル=ヴァーグ》や《
次代機獣ブリザ・ライガ》、《
メビウスリング》により《
空帝翼刃テラード・フリューゲル》のリーサルが止まってしまうのをケアするカードです。
これを入れていないと、
何ターンにも渡って耐久しながら《空帝翼刃テラード・フリューゲル》を投げ続ける骨の折れる作業をしなければならないので入れておいた方がいいと思います。
・《レーザーボレー》
ワンショットデッキなので《
白晶防壁re》を消すカードが欲しくて採用。
ネクサスを破壊する効果も今期はよく使うので
2〜3枚推奨です。
不採用カード・採用を悩んだカード
・《三賢神ラルヴァンダード》
雑に強い汎用ドロソ。一般的に《
三賢神ラルヴァンダード》が入るデッキは、
・ドロー効果がえらい ・バーンで打点を確保できるのがえらいの2点からこのカードを採用していると思います。
このデッキはワンショットがコンセプトの都合上、
バーンでの打点役という役割はあまり見込めず、ドロソとしての役割のみで見た時にもっとドロー枚数の多いカードを採用した方が効率が良いため不採用です。おわりに
いかがだったでしょうか。
空契約は契約編のデッキの中でも非常に珍しいワンショットタイプのデッキになっており、他のデッキでは味わえない感覚を味わえるでしょう。
デッキ価格自体も高額カードがほとんど入っていないことから
とても組みやすい値段帯ですので是非とも触ってみて欲しいです!!記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です