こんにちは、すめらぎ(
@sumeragi48)です。
今回はオリジナルCSで結果を残していた面白いデッキを紹介していこと思います。
目次
▪️デッキレシピ:龍世界ドラゴンキューブ
▪️デッキコンセプト
▪️カード紹介
▪️おわりに
デッキレシピ:龍世界ドラゴンキューブ
こちらは
「第2回 DMガルドCS」にてケン2018選手が使用し、見事優勝された「龍世界ドラゴンキューブ」になります。
新弾に収録された能力が強力なカード《
The邪悪寄成ギョウ》をしっかりと採用できていて、早い段階で凶悪クリーチャー達を踏み倒すことに重点を置いています。
今回はそんなデッキリストを実際に見て感じたことをどんどん解説していきます。
デッキコンセプト
このデッキは大型クリーチャーを早期に踏み倒すことがメインのコンセプトになっています。
そのためには《
龍世界~龍の降臨する地~》と《
ミステリー・キューブ》をどんどん使っていきたい訳ですが、後者の《
ミステリー・キューブ》はコストが5ということでその前に1回ブーストを噛ませたいわけです。
このデッキを見てまず最初に思ったのがちょうどそこです。
このデッキリストでは、しっかりと沢山の自然カードを採用出来ています。
なんとその枚数30枚。
これだけあれば初手に自然のカードが無くてマナセットが出来ないということは殆ど無いでしょう
ですので、4枚採用されている《
メンデルス・ゾーン》を2ターン目に火文明単色をセットしながら唱えるということは容易に達成できるでしょう。
これを可能にしているのが、新弾などで追加された《
The邪悪寄成ギョウ》と《
切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》の存在です。
前者に関してはもうメインカードと言っていいほど踏み倒して最強クラスのカードとなっており、色も1枚で3色担っているので初手に来たときのマナ基盤としても優秀です。
後者の《
切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》に関しては色が優秀なのは勿論のこと、この系統のデッキに不足していたシールドトリガーとしてもまずは優秀で、ある程度の打点なら止めてくれる見込みがあります。
さらに普通に使っても優秀で、アグロ系デッキに弱い性質をこのカードと《
百族の長プチョヘンザ》で緩和してくれています。
このように、新規カード達を上手く採用できているおかげで、デッキ自体のポテンシャルが上手に底上げされているようですね。
他にもハンデス枠は《
ニコル・ボーラス》ではなくて《
大樹王ギガンディダノス》にするなど、色配分に気を配っていることがよく伝わりました。
カード紹介
《The邪悪寄成ギョウ》
今回のメイン大型クリーチャーです。
自身でアナカラーを持っており、マナ基盤としても優秀ですが、やはり注目は能力の方ですね。
相手のクリーチャーのcip能力をこちらが使用出来るというもので、早いうちに着地すると相手クリーチャーのブーストやドローなどを使い続けることが出来るので《
偽りの王ヴィルヘルム》と同じで捲れて嬉しいカード上位です。
2つ目の能力で相手のクリーチャーを墓地から出すことが出来る訳ですが、《
終末の時計ザ・クロック》を踏み倒し、能力を使用して自分のターンでまた殴り返して墓地に落としておくことで簡単ロックが出来てしまうと話題になりましたよね。
他にも最近では、初動を《
天災デドダム》から墓地利用して踏み倒すなどといったパターンもあるので、早期にこのカードが着地することは相当な圧力だと思います。
《切札勝太&カツキングー熱血の物語ー》
痒いところに手が届くようなカードです。
先ほど説明した通り、シールドトリガーとしても優秀で、流行りの《
蒼き守護神ドギラゴン閃》系のデッキに有効トリガーとして働いてくれますし、自身が持つマッハファイターも優秀です。
革命チェンジで《
百族の長プチョヘンザ》になり蓋をするのも強いですが、盤面を殴り返しつつ次のターンに使いたい《
ミステリー・キューブ》をしっかり山から探しながら2面取れるだけでも相当優秀に感じます。
値段が高いことだけがネックですね・・・
《紅に染まりし者「王牙」/クリムゾン・ビクトリー》
陰で支える立役者。
なんだかんだこのカードが登場してからこういう系のデッキが強化された気がします。
8コストという他のカードと比べても使いやすいコスト帯で、踏み倒し能力を持っていて、さらに即打点になるというのが魅力的ですね。
地味に下側のクリムゾン・ビクトリーも使いやすくて好印象です。
おわりに
ということで今回はCSで結果を残していた「龍世界ドラゴンキューブ」を紹介してきました。
大味なデッキですが自然文明の数などしっかりと事故が少ないように気を使えている良いリストだと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
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