皆さんこんにちは!のすけ(
@DnosukeM)です!
今回の環境デッキ・アナライズは環境最強の受けデッキ
【光水天門】の紹介になります。
個人的にもCSで優勝したり動画で使ったりととても思い入れがあるデッキなので、愛情マシマシで進めていこうと思います。
目次
▪️【光水天門】とは?
▪️キーカード解説
┗《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》
▪️光水天門のざっくり講座
▪️受けが強いのは速いのとだいたい一緒
▪️値段について
▪️まとめ
▪️終わりに
【光水天門】とは?
デッキリスト
どういうデッキ?
【光水天門】は2025年春環境における実質的な最強の受けデッキでしょう。《真邪連結バウ・M・ロマイオン》や
《闘門の精霊ウェルキウス》、
《冥界を統べる新月のハーデス》といった
超重量級かつ最強格のブロッカーを使用してマウントを取り続けて勝利します。そしてデッキ名にもなっている
《ヘブンズ・ゲート》や
《光開の精霊サイフォゲート》といった踏んだ瞬間に勝ちが確定するようなS・トリガーが採用されており、
対面に与える圧が大きいことも強さの要因だといえるでしょう。
25年春環境における立ち位置
【光水天門】はあまり立ち位置が良くないことが多いです。
【アナカラーマルル】や【闇自然バロム】のような大型ハンデス持ちのデッキタイプ。【ドリームメイト】のような高速ソリティア。これらはどれも厳しいマッチアップであり、
相手のミス待ちになってしまうことが多いです。
一方、【水自然ジャイアント】のような正直な盤面デッキ、【火光闇ファイアーバード】のような攻撃することでリソースを稼ぐアグロデッキには有利を付けることが可能になっています。
キーカード解説
《真邪連結バウ・M・ロマイオン》
今の【光水天門】の主役は《真邪連結バウ・M・ロマイオン》です。呪文踏み倒しを二段階で構えることで、任意のタイミングで
《ヘブンズ・ゲート》を使用した大量展開を構えることが可能になります。
まずは
このカードの着地をゴールに据えてプレイすることで一気にデッキの解像度が上がると思います。
《真気楼と誠偽感の決断》
ついこの間
「邪神vs邪神〜ソウル・オブ・ジ・アビス〜」で登場した最強の呪文です。
相手の横展開にカウンターで
《ヘブンズ・ゲート》や
《光開の精霊サイフォゲート》を使うことができる【光水天門】の救世主。
まさに革命、デュエルマスターズⅡのカードだといえるでしょう。横展開補助としても非常に優秀で、手撃ちするだけでも1ターン早く
《ヘブンズ・ゲート》を打つことができたりとかなり無茶苦茶なスペックです。
《理想と平和の決断》
【光水天門】的には
先攻4ターン目にプレイしたらおおよそ勝ち、くらいの強さを誇るドローソース兼除去ですね。
受け札として使う際はだいたいシールド追加を、それ以外のパターンではドローをすることが多いですが、除去効果で相手のリソースとテンポを一気に崩すことも可能であり、状況を選ばずに使えるカードです。
軽減効果持ちのカードやメタカードの除去に使うことも多いため、
常に手札に1枚余らせておきたいカードだといえます。
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》
【光水天門】特有の受けカード兼最強格の手札誘発カードです。
シンプルに3面受けだったり4体展開にカウンターしても強いのですが、
その真骨頂は《真邪連結バウ・M・ロマイオン》との組み合わせにあります。《「真実を見極めよ、ジョニー!」》で
《真邪連結バウ・M・ロマイオン》をバウンスして
"EXライフが離れた時"の呪文踏み倒しを無理やり誘発して起爆するという動きをすることで、同一ターンに致命的な量の盤面を作ることが可能になります。
【光水天門】はこのコンボを利用して盤面を構成して勝ちに行くのが基本ルートになるといえるでしょう。
光水天門のざっくり講座
ロマイオンは最強なんだ
【光水天門】における《真邪連結バウ・M・ロマイオン》は究極生物と形容される程の強さを誇ります。対面視点1度着地してから突破するのは非常に難しく、
処理をしようにも"EXライフが離れた時"の呪文詠唱から追加の《真邪連結バウ・M・ロマイオン》が着地して手に負えなくなるなんてことはザラにあります。
パワー14000+EXライフというのがそもそも環境最大級のサイズ感であり、あの【水自然ジャイアント】すらも各種"ゴルファンタジスタ"がパワーで負けてしまうため本当に手に負えないサイズなのです。
その上で1ターン放置すると攻撃時の呪文詠唱で蓋をされてしまうので、相手目線の感覚的には
「着地したら負け」という認識でだいたい合っています。
盤面はこう作れ
【光水天門】が《真邪連結バウ・M・ロマイオン》頼りのワンマンチームかというと実態は異なります。《闘門の精霊ウェルキウス》や
《冥界を統べる新月のハーデス》、
《星門の精霊アケルナル》といった強力なブロッカーを用いて戦うことが可能です。
これらで時間を稼ぎ、
最終的に《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》と《真邪連結バウ・M・ロマイオン》を並べるのがこの【光水天門】というデッキのゴールになります。
ここから
《ブルー・インパルス》のスマッシュ・バーストで
《「真実を見極めよ、ジョニー!」》を使って
《真邪連結バウ・M・ロマイオン》のEXライフを剥がすことで追加の展開を行って蓋をすることを目指します。
受けが強いのは速いのとだいたい一緒
デュエルマスターズにおいて
「キルターンの速さ」というのは強さに直結するめちゃくちゃに大事なポイントになります。
そしてこの【光水天門】の速度は
おおよそ5ターン目を基準にして考えてもらって良いでしょう。
ですがこの【光水天門】は現環境において最強格のデッキとして君臨しています。これには
理由が2つあるのでこれを紐解いて行きましょう。
①手札誘発カードが多い
今現在、【光水天門】には
《真気楼と誠偽感の決断》と《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》の2種類の手札誘発のカードが採用されています。
これらはどちらも
相手側の条件を満たすと手札から使えるのですが、それが本当に曲者です。
デッキに入っているというだけで相手にケアを要求し、キルターンがどんどん遅れていきます。これにより
相手側は自然と【光水天門】側のゲームレンジが追いついてしまって蓋をされてしまうというのが本当にお決まりのゲーム展開になっています。
相手側が少しもたついたスタートになってしまった場合も合わせると、ほとんどのパターンでこのような状況に遭遇することになるでしょう。
②踏んだら勝ちが多すぎる
これが今回の本題です。この【光水天門】には2種類の踏んだら勝ちのS・トリガーが存在します。これはもちろん
《ヘブンズ・ゲート》と
《光開の精霊サイフォゲート》なのですが、今回は1つ前の手札誘発が多いことにも関係した話をしていきます。
まず、《真気楼と誠偽感の決断》をケアするには大きく3つの方法があります。・展開したターンにそのまま勝つ
・盤面が4体になる前は2体まで、それ以降は1体ずつ展開する。
・呪文を止める
これらをきっちり遂行しようとすると結局遅くて負けるという話をしたのですが、
これとは逆にケアせずに強気なプレイを通しにくると今度は大量のS・トリガーがこれを阻みます。正直なところ、このパターンであれば
《ヘブンズ・ゲート》や
《光開の精霊サイフォゲート》でなくても、
《理想と平和の決断》や
《「真実を見極めよ、ジョニー!」》であっても及第点。
《真気楼と誠偽感の決断》のカウンターも含めて充分すぎる解答となって【光水天門】に5ターン目をもたらします。
これらの要素で雁字搦めにして実質的なキルターンを縮めることで【光水天門】は現在最強の一角として君臨しているのです。値段について
2025年4月現在、【光水天門】は
環境最高金額のデッキとしても存在感を放っています。
《真気楼と誠偽感の決断》や
《ブルー・インパルス/「真実を見極めよ、ジョニー!」》を始めとした¥5,000を超える超高額カード、
《支配の精霊ペルフェクト/ギャラクシー・チャージャー》《理想と平和の決断》のような¥2,000代の高額カードを惜しみなく採用していることから
歴代でも屈指の高額デッキだと言えます。
ざっくり計算すると
¥68,000前後でした。
今回はオリジナルの紹介でしたが、アドバンスでも最強とされているこの【光水天門】、値段に見合った強さはあるので是非ご賞味あれ。
まとめ
【光水天門】は受けデッキではあるものの、相手に対して
・強固な受け
・手札誘発によるカウンター この2つの要素を押し付けてこちらのビッグアクションを通しに行くコントロールデッキです。
4~5ターン目という明確なリミットがあるのは相手している側は本当に厳しく、大会では本当に当たりたくないデッキだといえるでしょう。
本当に高くなってしまったデッキではあるのですが、
噛めば噛むほど味がする最高のデッキなので皆さん是非とも遊んでみてください。
終わりに
改めて今回の記事はいかがでしたでしょうか!
これからも今回のような解説記事を出していくことになりますので皆様是非ともよろしくお願いします!
感想、ご意見ドシドシお待ちしてます。
以上!のすけでした!