第20期レガシー神挑戦者決定戦 トップ4レポート

先週は晴れる屋さん主催の第20期レガシー神挑戦者決定戦に参加しました。
以下その大会レポートになります。
Top8デッキリスト

目次

▪️デッキ選択
▪️大会結果
▪️おわりに

デッキ選択



ドラゴンの怒りの媒介者秘密を掘り下げる者濁浪の執政表現の反復
現在のレガシー環境で、
最も使用率が高いのがイゼットデルバーです。
序盤からの高品質な1マナクリーチャーと《濁浪の執政
の飛行クロックで攻めて、《目くらまし》《意志の力》《
紅蓮破》《邪悪な熱気》で相手のカードを対処して、《
表現の反復》でリソースも回復でき、中盤以降も隙がありません。
僕自身もマジックオンライン上でよく回していました。
しかしミラーマッチに優位を取れる方法がメイン《紅蓮破
しかなく、今はメインに《紅蓮破》を採用するのが当たり前となっており、
大会でミラーマッチを勝ち抜く方法が見つかりませんでした。


花の絨毯虹色の終焉
イゼットデルバーを使用していて、
相手から出されて最も苦手だと感じたのが《花の絨毯》です。
大量マナで行動回数を増やされ、《目くらまし
が効きにくくなる。1マナなのに《意志の力
を撃ちたいと思うカードは《花の絨毯》以外になかなかありません。
・イゼットデルバーのミラーマッチをやりたくない
・《花の絨毯》を使いたい
・相手の《花の絨毯》を無理なく除去できる《虹色の終焉
も一緒に使いたい

この3つの条件でデッキリストを探していたところ、6/
19に開催されたレガシーチャレンジの2位のデッキリストが自分
の要望に合っていたため、少し変更して大会に参加しました。
デッキリストはこちら

バントコントロール


レガシー神挑戦者決定戦:3位 By 高橋 優太
自然の怒りのタイタン、ウーロ 虹色の終焉
デッキリスト
1:《平地/Plains
1:《島/Island
1:《森/Forest
1:《冠雪の島/Snow-Covered Island
1:《冠雪の森/Snow-Covered Forest
4:《溢れかえる岸辺/Flooded Strand
1:《カラカス/Karakas
1:《Savannah
2:《Tropical Island
1:《Tundra
4:《霧深い雨林/Misty Rainforest
2:《不毛の大地/Wasteland
2:《虹色の眺望/Prismatic Vista
1:《死者の原野/Field of the Dead

23 Lands

2:《瞬唱の魔道士/Snapcaster Mage
2:《忍耐/Endurance
4:《自然の怒りのタイタン、ウーロ/Uro, Titan of Nature’s Wrath
8 creatures
4:《剣を鍬に/Swords to Plowshares
4:《渦まく知識/Brainstorm
2:《否定の力/Force of Negation
4:《意志の力/Force of Will
4:《虹色の終焉/Prismatic Ending
4:《思案/Ponder
2:《壌土からの生命/Life from the Loam
2:《激しい叱責/Dress Down
1:《覆いを割く者、ナーセット/Narset, Parter of Veils
1:《時を解す者、テフェリー/Teferi, Time Raveler
1:《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor
29 other spells

1:《エーテル宣誓会の法学者/Ethersworn Canonist
1:《忍耐/Endurance
2:《水流破/Hydroblast
2:《狼狽の嵐/Flusterstorm
1:《夏の帳/Veil of Summer
2:《活性の力/Force of Vigor
1:《無垢への回帰/Seeds of Innocence
1:《至高の評決/Supreme Verdict
4:《花の絨毯/Carpet of Flowers
15 sideboard cards


自然の怒りのタイタン、ウーロ剣を鍬に虹色の終焉瞬唱の魔道士/Snapcaster
自然の怒りのタイタン、ウーロ
を主軸にしたコントロールデッキです。
除去や打ち消しで序盤を凌いで、
ウーロによるカードアドバンテージで勝つことを目指します。
除去されても打ち消されても何度も墓地から脱出できるのがウーロ
の強みで、追放除去以外では対処が難しく、《剣を鍬に》を採用できる白いデッキ以外では、ウーロを根本的に対処するのは困難です。
剣を鍬に》はクリーチャーのみですが、
破壊不能やサイズを無視する万能の除去。《ドラゴンの怒りの媒介者》も《濁浪の執政》も除去可能。
虹色の終焉》はソーサリーという欠点がありますが、《花の絨毯》《虚空の杯》などのエンチャント・
アーティファクトを、
専用の除去をサイドに取らずに対処できます。《濁浪の執政》に当たらないのが玉に瑕。
除去が8枚だと少し足りないのと、《渦まく知識》《思案
を再利用する目的で《瞬唱の魔道士》を少量採用しています。


壌土からの生命不毛の大地死者の原野渦まく知識
壌土からの生命》はウーロとの相性が抜群です。
ウーロの効果で追加のセットランドを出来て、
なおかつ発掘により墓地が3枚増えるので、
ウーロの脱出コストを確保できます!時にはウーロ自身が落ちてくれます。
壌土からの生命》と《不毛の大地
の組み合わせで相手の特殊地形を破壊し続けて、
相手によってはロック状態を作ることが出来ます。
死者の原野》は長期戦に役立ち、
フェッチランドでゾンビ2体を生成します。
発掘する過程でデッキを掘り進めるので、後半に《壌土からの生命》から回収可能で、
土地がフィニッシャーとして機能してくれます。
この《死者の原野》の能力の為に、《》《冠雪の島》《》《
冠雪の森》と基本土地を散らしています。
渦まく知識》と《壌土からの生命》の相性も良く、《壌土からの生命
によって手札に増えた土地をデッキの上に戻して、
ドローを発掘に置換することで、不要な土地を墓地に落とすことが出来
ます。


時を解す者、テフェリー覆いを割く者、ナーセット/Narset,精神を刻む者、ジェイス忍耐/Endurance
ウーロに追加して、
アドバンテージ獲得手段としてプレインズウォーカーが1枚ずつ採
用。
時を解す者、テフェリー
は出てきた《濁浪の執政》をバウンスしつつ、相手のインスタントアクションを阻害。
覆いを割く者、ナーセット》は、常在型能力によって相手の《渦まく知識》《思案》といったドロー呪文を阻害します。
精神を刻む者、ジェイス》についてですが…
僕もこのカードが大好きで長年使ってきたのですが、
残念ながら現在のレガシー環境には合っていないという印象を受け
ました。
現在のトップメタがイゼットデルバーであることが理由で、
イゼットデルバーはジェイスを攻撃で倒しやすく、《紅蓮破》《邪悪な熱気
によって、4マナでジェイスを出しても1マナで簡単に除去されてし
まいます。
これが《覆いを割く者、ナーセット》なら「-2」
で1枚増えながら相手のドロー呪文阻害、《時を解す者、テフェリー》なら《濁浪の執政》をバウンスしながら1ドローと、
カードを1枚増えつつ相手への妨害になっており、
比較するとジェイスより使いやすい。
特に《濁浪の執政》に関しては、
ジェイスよりテフェリーでバウンスする方が良いで
す。もし次の大会に出るのなら、2枚目のテフェリーを優先します。
反対に《忍耐
はイゼットデルバーに対して強いカードで、
タフネス4で《秘密を掘り下げる者》《ドラゴンの怒りの媒介者
を受け止めながら、墓地対策にもなります。長期戦になった時には自身のライブラリーを修復する役割もあります。


花の絨毯水流破エーテル宣誓会の法学者
花の絨毯
は前述の通り、青いデッキが多いレガシー環境で輝くサイドボードで、
特にイゼットデルバーに対してはマナを伸ばすことで行動回数を増
やし、相手の《目くらまし》を効きにくくします。
繰り返しになりますが、1マナのカードにも関わらず《意志の力
で打ち消したいと思えるほどの性能で、
イゼットデルバーに強い構成を目指したくて、
今回はサイドボードに4枚採用しました。
水流破》は相手の《紅蓮破》《表現の反復》に対して強く、
赤が中心となっている現在のメタゲームなら重宝します。
今なら3枚目も検討するほど強いと思います。
エーテル宣誓会の法学者》は、軽い呪文で複数回動いてくる、
コンボ要素のあるデッキへの対策で、
相手の行動回数を減らします。ANTやスニークショー、
エルフなどに効きます。
レガシーのコントロールデッキ全般の特徴なのですが、8枚入っている単体除去が手札で腐りやすく、
メイン戦はコンボデッキに負けやすいです。
そのためサイドボード後は、《エーテル宣誓会の法学者》《
狼狽の嵐》などのコンボ対策を多めに取る必要があります。

大会結果

・予選ラウンド
〇スゥルタイデルバー
〇エルフ
〇エルフ
×スニークショー
〇スニークショー
〇イゼットデルバー
〇感染
ID
・決勝ラウンド
〇スニークショー
×ティムールミッドレンジ

おわりに



紅蓮破花の絨毯
準決勝で同じくウーロを主軸とした、ティムールに敗北。
相手の有効なカード《表現の反復》《紅蓮破》《花の絨毯》《
狂乱の呪詛》に対して回答が少なく、
長期戦になれば不利なマッチだと感じました。
紅蓮破》は《濁浪の執政》への除去でありながら、
打ち消しとしても強い。メインに入れても無駄になりにくいのが、
青が中心の現在のレガシー環境を表しています。メイン《紅蓮破
環境はしばらく続きそうです。
花の絨毯》とウーロを主軸にした、青緑+
1色のコントロールデッキは可能性がありそうです。
今のレガシーは《紅蓮破》《花の絨毯
が重要な環境に思えるので、
今後バントに加えてティムールミッドレンジも試して行きます。
もちろん、
メタゲーム中心であるイゼットデルバーを回すことも忘れずに!
それではまた。

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