『マジック:ザ・ギャザリング――FINAL FANTASY』のカードがどんどん発表されていますね。
(統率者セット収録)
僕が主にプレイしたのはFF4.5.6.7なのですが、
《よみがえる翼、ファルコン号》を見た瞬間に頭の中で
「仲間を求めて」が流れました。
ゲーム中の物語を表現した能力が懐かしさを感じると共に、昔の感情を揺さぶられて不思議な感覚です。これが
「エモい」って事でしょうか。
新カードが続々と発表されているので、少し気が早いですが紹介して行きます!
目次
▪️新カード紹介
▪️発売記念イベントに行って来た
▪️おわりに
新カード紹介
白
・《アルテマ》すべてのアーティファクトとすべてのクリーチャーを破壊する。ターンを終了する。
ターン終了になると、死亡誘発が全てスタックから消えます。死亡誘発持ちのクリーチャーやアーティファクトをまとめて対処するのに便利!
なんとかして相手のターンにプレイ出来れば、相手のターンを終了させることが出来ます。
《時を解す者、テフェリー》の「+1」経由とか、
《急かし》からプレイしたら楽しそう。
・《ミッドガルの傭兵、クラウド》FF7主人公。装備品サーチがフレーバーに合っていて良い!
《石鍛冶の神秘家》に近いサーチ性能ですが、コストを踏み倒すのではなく2倍装備品を誘発させます。
今流行りの
《コーリ鋼の短刀》をサーチできるので、ボロス軸でアグロデッキが組めるかも。
青
・《Matoya, Archon Elder》あなたが占術や諜報を行うたび、カード1枚を引く。(占術や諜報の後にあなたはカードを引く)
とても面白いデザイン。
《轟音の滝》など諜報ランドで1ドロー出来るので、フェッチランドと一緒に出せば1ドローは確定。
《定業》なら1マナで2ドロー出来ます。除去から守る仕組みを作れば、4枚以上ドローできそう。
・《簒奪者、アーデン》8マナは重いですが、動き出したら派手な性能。
《ドロスの魔神》や
《不浄な別室+祭儀室》のデーモンが威迫・絆魂・速攻で攻撃するのは爽快ですし、「星の病」で除去された
《黙示録、シェオルドレッド》をデーモン化してリアニメイトするのにロマンを感じます。スタンダードの黒単デーモンに1枚入れたい!
人間や生物を
シガイ(※)に変異させる寄生虫を、感染者から自らの体に取り込む事で不老不死になった存在で、FF15のボスらしいです。
「星の病」の能力や、エルダーと言う種族が不老不死を表していて面白い!
(※シガイ(シ骸):主に夜間に活動する魔物達の総称。)・《苦悩の竜騎士、カイン》ジャンプしたり裏切ったりがFF4のカインの姿と同じ!カード能力での原作表現がすごくいい!裏切りのケアさえ出来ればかなり強力な能力。誘発スタック生贄だとドローと宝物が出来なそうなので、バウンスかコントロール奪取かな。スタンダードは
《この町は狭すぎる》でバウンス出来ればかなり強そう!
《家路》とカインのコンボがかなり強いんですが、使えるのがレガシーと統率者のみなのが残念。
赤
・《炎魔法》インスタントタイミングで1マナで全体1点はMTG史上初!低タフネスデッキに効きますし、ファイラで3マナ全体2点も使いやすいのでサイドボード候補になりそう。
ファイガは重いですが、後半の選択肢が増えるのが良い!
・《召喚:ヴァリガルマンダ》FF6の氷漬けの幻獣、懐かしい!
新システムの英雄譚:クリーチャー。英雄譚として各章の能力が誘発しつつ、クリーチャーとして攻撃やブロックができます。速攻持ちなので、4章誘発までに3回攻撃できると考えると悪くない。
2枚除去やドローするインスタント・ソーサリーを追放できればアドバンテージを得ますし、4章スタックで
《この町は狭すぎる》で戻して再利用しても面白そう。
緑
・《召喚:フェンリル》新システムの英雄譚:クリーチャー。英雄譚として各章の能力が誘発しつつ、クリーチャーとして攻撃やブロックができます。速攻を持っていない場合、出たターンには攻撃やタップ能力が使えません。
3マナ3/2でマナ加速しつつ、相手のクリーチャーと相討ち出来れば悪くない。マナ加速して
《叫ぶ宿敵》と相討ち出来たら理想的。
そして3章能力で1ドロー出来ればアドバンテージを得ます。スタンダードはかなり高速化していますが、フェンリルほどの性能なら通用するかも。
・《ティファ・ロックハート》FF7でティファ派エアリス派が分かれるヒロイン。
かなり攻撃性能が高く、スタンダードなら
《寓話の小道》、モダン・レガシーなら
《樹木茂る山麓》などフェッチランドで1ターンに2回上陸できれば大ダメージを狙えます。
《厚鱗化》で6/4にしてからフェッチランド起動で24点入ると聞いて驚きました。しかもトランプルでブロッカーも貫通するので、モダン・レガシーでティファでワンパンするデッキが出てくるかも。
土地
・《Ishgard, the Holy See》あなたの墓地にあるアーティファクトやエンチャントであるカード最大2枚を対象とし、それらをあなたの手札に戻す。
手札ではなく戦場だったら、
《全知》を戻せるので強すぎた!
出来事の土地シリーズは序盤は土地として置けて後半は呪文になりつつその後土地として置けるので、全部悪くない性能に思えます。
デッキに1-2枚なら入りそう。
・《貴族の町、ジドール》《心の傷跡》が出来事になった!土地としてプレイできるのは事故回避につながり、呪文として使った後は土地として置ける!
スタンダードで
《奔流川の記念碑》と
《完成化した精神、ジェイス》を軸にしたライブラリーアウトデッキも少数存在するので、
《貴族の町、ジドール》は入りそうです。
土地のスロットでゲームに勝てる可能性があるので、コントロールデッキや
《全知》コンボでも使われるかも。
・《Starting Town》このゲームのあなたの第一、第二、第三のターンでないかぎり、この土地はタップ状態で戦場に出る。
(T):(◇)を加える。
(T), 1点のライフを支払う:好きな色1色のマナ1点を加える。
3ターン目までならアンタップ状態で出て、4ターン目以降はタップイン。
扱いとしては
《尖塔断の運河》などのファストランドに近いですが、好きなマナが出るので3色以上のデッキで使うようなデザインです。
スタンダードの3色デッキはダメランとファスト前回でも色マナに不自由していたので、3色デッキに
《Starting Town》が採用されそう。
モダンやレガシーでも無色含めて6色出る土地と考えると、無色マナと色マナを要求するエルドラージ系デッキに入る可能性あり。
発売記念イベントに行って来た
おわりに
さらには
《最高工匠卿、ウルザ》《スランの医師、ヨーグモス》など人気カードが天野喜孝先生のイラストで出たり、
《渦まく知識》のイラストも素晴らしく、
FFコラボにウィザーズ社の本気が伝わってくる内容です。発売は6月13日と少し先ですが、今から発表が楽しみ!ラスベガスのプロツアーFFもかなり盛り上がりそうだし、たくさん練習します!
それではまた。