「ローウィンの昏明」カードレビュー │ 高橋優太


『ローウィンの昏明』の全カードリストが発表されました!

苦花霧縛りの徒党謎めいた命令
旧ローウィンは僕がマジックにハマるきっかけになった良いセットでした。
旧カードを知っているとニヤリとする再録もいくつかあります。

その中から注目カードを紹介していきます!

目次

▪️カードリスト
▪️新キーワード能力
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▪️
▪️
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▪️
▪️マルチカラー
▪️アーティファクト
▪️土地
▪️おわりに


カードリスト


『ローウィンの昏明』カードイメージギャラリー


新キーワード能力


『ローウィンの昏明』メカニズム
『ローウィンの昏明』をコレクションする

色彩

オーロラの呼び起こす者
色彩は、あなたがコントロールしているパーマネントの色の種類数を何らかの形で参照する能力を表した、新たな能力語です。ここに当てはまる数値は0~5のいずれかです。
混成マナのカードは、色彩2つのカウントになって便利です。

枯朽

割に合わない一撃
枯朽Nを行うとは、あなたがコントロールしているクリーチャー1体の上に-1/-1カウンターN個を置く、ということです。
1/1のクリーチャーに枯朽3で-1/-1カウンターを3個置く事も可能です。

後見

完全者の闘士

後見はあなたがコントロールしているパーマネントを選ぶか、条件に合うカードを手札から公開します。
《完全者の闘士》のように後悔したカードを追放するものもいれば、ただ手札から公開するだけのものもいます。

多相

易変の探検者
多相のキーワードを持つカードは、あらゆるクリーチャー・タイプを併せ持つことができます。
後見で公開したり、クリーチャータイプによる恩恵を受けられます。

同族

名も無き転置
同族は以前は「部族」と呼ばれていたもので、手札やライブラリーや墓地などにおいて、そのクリーチャータイプを持っています。
《名も無き転置》は全てのクリーチャータイプを持っています。

想起

鮮麗
モダンのエレメンタルサイクルでもおなじみの想起。
あなたが想起コストで呪文を唱えることを選んだなら、それが戦場に出たときに能力が誘発し、それを生け贄に捧げることを強制されます。

頑強

不朽不変、ライズ
頑強を持つクリーチャーが死亡したとき、それの上に-1/-1カウンターが置かれていなかった場合、それはオーナーのコントロール下で-1/-1カウンター1個が置かれた状態で戦場に戻ります。

辺境地の御目付役、アジャニ
[+1]で盤面生成。1/1トークンだけだと影響が少ないので、全体強化エンチャントなどと組み合わせたい。
[-2]はタップ状態のクリーチャー除去ですが、4点だと少し物足りない場面もありそう。[+1]で相手のクリーチャーをブロックしてから[-2]が良く起こりそう。
[-8]はライフが10以上あれば3枚くらいは場に出せそう。起動できたらほぼ勝ちと言える能力ですが、それまでに[+1]を5回起動する必要があるのでターン数は遅め。

《永劫の無垢》とかなり相性が良く、[+1]1ドローしながら場を固めてから[-8]が狙えて、白系ミッドレンジに入りそうです。

小村の心、ブリジッド小村の心、ブリジッド
除去されてもトークンが残り損しない性能で、裏面は《ガイアの揺籃の地》に似た能力。
表面と裏面で名前が違うので、《矮村の理性、ブリジッド》に変身後に《小村の心、ブリジッド》をプレイして、《矮村の理性、ブリジッド》から3マナ出す動きが強そう。入れるなら4枚だと思います。

払暁をもたらすもの、エイルドゥ払暁をもたらすもの、エイルドゥ
表面は召集、裏面は頑強で、他のクリーチャーと一緒に使うのが前提の能力で、本体も5/5飛行絆魂と強力。
しかし現代マジックでは5マナで除去耐性のないクリーチャーを使うのは難しい。

割に合わない一撃
《削剥》《邪悪を打ち砕く》を足したような除去。
破壊できる範囲が広く、コントロールデッキが採用しそう。枯朽で2モードも、トークンを用意できれば使えそうです。
モダンやレガシーでも通用するかも。

不朽不変、ライズ
味方のクリーチャーに頑強を付与。自分から生贄に捧げられるクリーチャーと組み合わせると強く使えます。
例えば《孤独》を想起して、想起で生贄になる前に《不朽不変、ライズ》で頑強すれば、相手のクリーチャーを2体除去しつつ2/1絆魂が場に戻ります。

エレンドラ谷の守護者
3マナ2/3飛行瞬速でもう及第点で、相手が1ドローしますが《否認》付き。
とても好きなデザインです。今回のおすすめ!

エレンドラ谷の応答
ストーム呪文やエルドラージの誘発型能力のように、唱えた時点で複数スタックに乗る能力に対して強い打ち消し。
起動型能力や誘発型能力も打ち消せるのでフェッチランドの起動を打ち消すことも可能です。

4マナと重いので多くの枚数は入らなそうですが、サイドボードに少し採用されそう。

湖棲馬
最大3ドローしながら4/5で、麻痺カウンターの能力も強め。
しかし出たときに1/2なのが弱く、同じドローするクリーチャーとして《量子の謎かけ屋》と比べるとどうしても見劣ってしまいます。

ローウィンの主、オーコローウィンの主、オーコ
新オーコは表がプラス能力だけ、裏がマイナス能力だけなので、表と裏を交互に変身するようにデザインされています。

《ローウィンの主、オーコ》の[+2]は盤面に影響が無く、最初は[+1]から入るでしょう。[+1]で忠誠度4で、次のターンに変身。
《シャドウムーアの末裔、オーコ》は[-3]の3/3トークン2体で盤面が一気に強くなります。忠誠度4から[-3]で忠誠度が1残るのが良い!
[-1]も使いやすい能力で、[-6]は起動できれば勝ち。

スタンダードには《ラノワールのエルフ》がいるので、2ターン目オーコはそれだけで勝ちそう。今回のおすすめです!

呪文嵌め
僕の愛用する《呪文嵌め》が、スタンダードに20年振りに帰って来た!特に後攻時に強い、良いカードです。
ほとんどのデッキが2マナを中心とするので、様々な青いデッキで今後使われるでしょう。パイオニアでも影響が大きそう。

ワンダーワインの知恵者、シグワンダーワインの知恵者、シグ
1マナクリーチャーから《ワンダーワインの知恵者、シグ》の能力で1ドローすれば、除去されても役割は果たしています。
ブロックされないので《悪夢滅ぼし、魁渡》の忍術に繋げて強そう。青白にこだわらなくても、表面だけでも使われるかも。

苦花を携える者
僕の愛用した《苦花》がクリーチャーになって帰って来た!
ダブルシンボルなので土地を黒に寄せる必要がありますが、瞬速でインスタント呪文と一緒に構えられるのが良いですね。

ただ、クリーチャーになった事で《苦花》よりも除去されやすくなり、本体が1/1で弱め。かつてモダンで《苦花》を使っていた経験からすると、毎ターン1/1飛行生成はクリーチャーが強化された現代のマジックの速度感に合っておらず、《苦花を携える者》は少しパワー不足かも。

月影
最初は1/1威迫の状態でスタートしますが、パーマネント・カードが墓地に置かれるたびに成長。
《ミシュラのガラクタ》やフェッチランドなど、モダンなら自分から墓地に送れるのですぐに成長します。《通りの悪霊》サイクリングでも成長!

スタンダードでも、《ベイルマークの大主》など切削するカードと組み合わせれば強そうで、可能性を感じます!今回のおすすめ。

朝の歌のアリア
《敵対工作員》と組み合わせると相手のサーチも自分がコントロールできるので、ほぼロック状態にできます。
レガシーでこの2枚を組み合わせたデッキが出てくるかも。

報いの呪詛
スタンダードでは《切り崩し》が落ちた後の待望の1マナ除去。
紛争能力の無い《致命的な一押し》ですが、それでも《報いの呪詛》は使われるでしょう。

売り物のつまみ食い
ゴブリンを並べたらXの増える手札破壊で、追放したカードを奪えます。
軽くて強いゴブリンを調べましたが、《鍾乳石の追跡者》《竜航技師》《咆吼部隊の重量級》などで赤黒ゴブリンになりそう。

呪詛の壊し屋
スタンダードは護法持ちの2マナ2/2で、最近は《塔の点火》の使用率が高い事もありそこまで強くはなさそうです。
活躍しそうなのはモダンやレガシーで、特にコンボデッキのサイドボードで強そう。《呪詛の壊し屋》から《鏡に願いを》《実物提示教育》を通したい!

僕は《呪文嵌め》が好きですが、構えていたら《呪詛の壊し屋》を唱えられて《呪文嵌め》が腐るのが容易に想像できます。打ち消しを使わないデッキに対しては強くないので4枚入るかはわかりませんが、各環境に影響を与えそう!

溶岩跳び

基本地形限定ですが、土地から2マナ出るようになります。例えば基本地形4つから《溶岩跳び》を出せば、次のターンには8マナ!
《一繋がりの根》など、マナ加速の得意な緑と組み合わせても強そう。
土地をすべてアンタップするような効果のカードと組み合わせれば、コンボデッキが生まれそうです。期待をこめて、今回のおすすめ!

怠け討ち三重の稲妻巨人
《騙し討ち》の調整版で、小さいクリーチャーしか出せないようになっていますが、マジックは元が0/0や1/1のクリーチャーも存在します。
《三重の稲妻巨人》を手札から出して攻撃すれば、1/1トークンが合計6体生成できます。新しいコンボデッキができるかも。

焼きつけ
クリーチャーの強化に伴い2マナ3点だと物足りなくなっていたので、2マナ4点インスタントはいい!今後良く見るでしょう。
ただ《ローウィンの主、オーコ》に[+2]されると焼けないのが心配。

オーロラの呼び起こす者
色彩で5色そろえたら、最大5枚パーマネントを出す事ができます。条件は厳しいものの、達成できればゲームに勝ち得る能力なので新デッキが出て来そう。

花を手入れする者
イーブンタイドから再録。2マナ以上生み出す可能性のあるのが強いですが、最近は《万里の渓谷の案内人》《蜘蛛の顕現》などマナクリーチャーの質も上がっており悩みそう。

完全者の闘士リス・アラナの高官易変の探検者
マナクリーチャーデッキは《ラノワールのエルフ》《花を手入れする者》など自然とエルフが入り、エルフデッキは1-4マナまで良いものが揃っています。

《完全者の闘士》は生き残ればマナクリーチャーからドローが連鎖していきます。
《リス・アラナの高官》は条件を満たせば2マナ生み出す強力なマナクリーチャー!
《易変の探検者》は強力な《変わり谷》トークンを出しつつ、《完全者の闘士》で後見する先として最適。

並外れた語り部
Jean-Emmanuel Deprazさんのカード化!
JEDは《召喚の調べ》のようなクリーチャーサーチが好きなので、それを少し意識したデザインになっています。

スタンダードのスゥルタイリアニメイトに入りそうで、《最後の贈り物の運び手》を捨てながら《スーペリア・スパイダーマン》をサーチする動きは、1枚でコンボが完成します!パーマネントをアンタップする能力も強く、《ガイアの揺籃の地》をアンタップしたい!

種族がエルフなので、上記のエルフたちと組み合わせても強そう。スタンダードや統率者で活躍しそうで、今回のおすすめです。

煌野の成長虹色の下層流
《煌野の成長》は2マナでマナ加速しつつ、土地を選んだ色に変えるので緑以外を選べば2色のパーマネントを用意できます。
多色のパーマネントを用意できれば、《虹色の下層流》は最大で5枚基本地形をサーチ。赤の《溶岩跳び》と合わせて、基本地形中心のコンボデッキが組めそう!

若木の生育場
森4つからなら4ターン目に出て、以降は《寓話の小道》と組み合わせてツリーフォークを大量に生成。
《氷耕しの探検家》と組み合わせても強く、緑単上陸が強化されそう。

無私の守美者
緑はクリーチャー展開を得意とする色なので、5体並べてから召集で0マナ《無私の守美者》を唱えられそう。
《審判の日》など全体除去への対策としてサイドボード候補。

マルチカラー

エレメンタル・インカーネーションサイクル。
誘発型能力は全て唱えた時にマナを支払ったかを参照するので、《儚い存在》などブリンク系のカードで悪用できないように調整されています。

《快心》はアグロ向けの能力で、白白の2マナで2体トークン出すのが主な使い方。6マナでプレイすれば単体で8点速攻アタックなので、後半のマナフラッド受けとして強そう。

《欺瞞》は黒黒の手札破壊で使うのが主な使い方。6マナでプレイすれば、バウンスしながら手札破壊するので、実質的にパーマネント破壊しているような効果になります。

《空虚》は白白のリアニメイトも黒黒の除去もどちらも強い!

《鮮麗》は赤赤の3点ダメージと緑緑の《森の占術》どちらもとても強く、サイクル内で最も使われるでしょう。

《幽愁》は緑緑でエンチャント・アーティファクト追放、青青のドローどちらも強い!青緑と言う色が《活性の力》《否定の力》のコストになるのが良くて、モダンやレガシーでも見かけるようになりそうです。


命令サイクル。全体的にマナコストが重めで、もう1マナ軽かったらよかったのにと思う内容が多いです。
《アシュリングの命令》が一番使われそう。

アーティファクト

勝利の年代記
重いですが、出れば全体強化とドローでゲームに勝てる性能。
《旗印》など、こういった部族強化系のカードは海外人気があるので、英語版が高くなりそうです。

土地

ショックランドはマジックがある限りずっと使います!
再録後が一番安いので、持っていない方はこの機会に4枚揃える事を推奨します!


おわりに

今回のおすすめはこの6つ!
特に緑に強いカードが多いので、スタンダードで緑が強化されそう。


それではまた。
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