はじめに
チャンピオンズリーグの振り返りをCard Rush Prosのお二人に聞いてみました。
あむ「じゃあ早速だけどチャンピオンズリーグ京都を振り返ろう。」
あむ「今回プロとして初のチャンピオンズリーグだったけど、何か変わったことってあった?」
とーしん「意識しすぎると勝ち負けとか1戦1戦の心理的なプレッシャーが高くなっちゃうから、なるべく大会中は考えないようにしたな。そっちは何か変わった?」
あむ「応援のリプライいただいたり、会場でも声かけていただいたり、すごいありがたいことが多くなった。記事の反響も以前よりも大きくて嬉しいな。」
とーしん「確かに。応援してくださった皆様、本当にありがとうございました。」
あむ「ありがとうございました。次はもっと勝つために頑張ります。」
・デッキ選択や環境の話
・とーしん使用構築
※詳細なデッキ解説についてはこちらのnote記事でされていますのでぜひご覧ください(https://note.mu/megaaudino/n/n54b4d3caf6c4)
・あむ使用構築
※デッキの解説や調整方法についてはこちらのnote記事にてより詳細な内容を紹介されております(https://note.mu/game2broke/n/nc4618df90500)
あむ「今回は使うデッキが全然決まらなくて、本当に難しい環境だった。」
とーしん「京都に持っていったデッキほとんど全部前日にダメになったな。」
あむ「最終候補がフーパブラッキー以外なかったよね。カエループもシャンデラもズガドーンGX アーゴヨンも直前でダメになったし…」
とーしん「ガブリアス&ギラティナGXとかピカチュウ&ゼクロムGX相手に相性悪いのが怖かったな。」
あむ「そういえば直前のシティーリーグだと、とーしんはラフレシア使ったよね。」
とーしん「ラフレシアも選択肢にはあったけど、サーナイト&ニンフィアGXに隠密フードが入ってきたり、ブースターGX入りのレシラム&リザードンGXが増えてたり、10回戦戦うデッキではなかった。」
・フーパブラッキーの話
あむ「結局今回安定した選択肢だったフーパ ブラッキーを使った訳だけど、そういえば今回のデッキタイプはとーしんが作ってきたデッキだよね。あれってどういう経緯で最初作ったの?」
とーしん「3月にゲストとして参加させてもらった自主大会があって。そこでデッキ診断コーナーっていうのを担当させてもらったんだよね。」
とーしん「実はそこでミカルゲ ブラッキーっていうデッキタイプの相談があって、それに関してデッキ診断のコメントをしてるうちに、このデッキ結構強く出来るなって気が付いた。」
とーしん「でも、その当時はまだダブルブレイズ環境で、ジラーチ サンダーみたいな非GXのデッキタイプが流行っててキツかったから使わなかった。」
あむ「なるほど。そこでリセットスタンプが登場したおかげでフーパ ブラッキーがまた候補に戻ってきたのか。」
とーしん「そうそう。リセットスタンプの登場でプリズムスタースタジアムを通すデッキタイプが間接的に強化されて、苦手だったジラーチ サンダー相手も五分五分くらいになったし、そもそも非GX系のデッキが減っていったからな。」
あむ「そうだったんだなぁ。デッキのアイディアってどこから来るものかわからないよね。色々な所にアンテナはって情報収集するのが大切だ。」
・京都大会自体を振り返って
あむ「じゃあ次はチャンピオンズリーグ京都の結果を振り返ろう。」
とーしん「今回のベスト64の分布図はこんな感じだった。」
・ベスト64に関して気になるポイント
②ジラーチ サンダーやウルトラネクロズマGXが減った
① 圧倒的なレシラム&リザードンGX
とーしん「レシラム&リザードンGXはやっぱり強いね。ジュニア・シニア・マスターと全リーグで今回は
あむ「凄いな…レシラム&リザードンGXとはいえ色々構築が分かれてたのは興味深かった。ベーシックな部分だとブルー型か否かとか、タッチカードの差が結構あったね。」
https://event.pokemon-card.com/events/31/)
あむ「ちなみにとーしんはどういう型のレシラム&リザードンGXが強いと思う?」
とーしん「どの型もそれぞれメリットデメリットがあるから、どちらが強いかってよりその人が使い慣れてて使いやすい方を選ぶべきだと思う。」
あむ「確かにそうだね。強いデッキをちゃんと強く使うことは大事だ。」
② ジラーチ サンダーやウルトラネクロズマGXが減った
とーしん「チャンピオンズリーグ千葉とかに比べてジラーチ サンダーとウルトラネクロズマGXはかなり減ったよね。」
あむ「自分はチャンピオンズリーグ千葉はジラーチ サンダーで出たけど、今回ばかりは選択肢になかったな。結局自分もとーしんもジラーチサンダー ライチュウ&アローラライチュウGXに負けてるけど…」
とーしん「まぁ五分五分のデッキだと思うからしょうがない。やっぱりリセットスタンプが登場したことでTAG TEAM GXがかなり多くなったから、今の環境は厳しいよね。ただ今後また非GXのデッキや、フーパ ブラッキーみたいなデッキが増えていくなら、またジラーチ サンダーが増えるかもね。」
③ その他
あむ「今回ジガルデはあんまりいないだろうって予測でフーパ ブラッキーを使ったんだけどその通りでよかったね。自分たちでもあまり強い構築が作れなかったし。」
とーしん「シティーリーグとかで結果が出て、レシピが出回ってたら変わってたかもな。そうなると本当に候補デッキがなくなってる所だったけど。」
あむ「そうだね…あとはこうして見るとサーナイト&ニンフィアGX以外のフェアリータイプが結構多い。」
とーしん「今までフェアリータイプといえばサーナイト&ニンフィアGXだったけど、今大会だと同じ数グランブルやエルフーンGXが上位に入ってきてる。こいつらのカードパワーは今後より評価されるかもね。」
とーしん「後は予想外のデッキが上がらなさすぎってのは気になったかもしれない。」
あむ「千葉でいうゲンガー&ミミッキュGX オムスターとかっていうこと?」
とーしん「そうそう。チャンピオンズリーグっていつも決勝トーナメントに予想外のデッキタイプがいるんだけど、今回はそれがなかったなって。」
あむ「まぁ他の人からすればフーパ ブラッキーがそれに当たるんだろうけど…確かに強いデッキがちゃんと強い環境だったね。」
とーしん「レシラム&リザードンGXを中心にメタが回っていて、難しいけど良い環境だった。」
チャンピオンズリーグ京都が終わり、気がつけばもうすぐ拡張パックスカイレジェンドの発売。
京都の結果も踏まえて環境がどのように変わっていくのか楽しみです。
今回の記事内で紹介されたカードはカードラッシュ通販店にて販売中ですのでぜひご利用ください!