今回は新たなギミックとなるフュージョンについて、現在公開されているカードプールを元に解説していきます。
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ワザ「クロスフュージョン」によりベンチのフュージョンのポケモンが持っているワザを1つ選び使うことが出来ます。
似たような効果として過去にあった《ミュウツー&ミュウGX》は特性でしたが、こちらはワザなのでかなり対策しにくいことが高評価のポイントです。 進化元の《ミュウV》のワザ「サイコジャンプ」によりダメージを負ったVMAXをデッキに返すこともできますが、こちら側は基礎打点が70と相手ポケモンをきぜつさせられるほどの打点ではないため、少々使いにくい部分もありそうです。 現状のカードプールではそこまで脅威にならないと考えていますが、今後登場するフュージョンのポケモン次第では非常に強力になるかもしれません。
特性「ダブルフェイス」により超タイプにも悪タイプにもなれるため、環境のトップデッキたちに対して対策になりうる1枚です。
今回公開されたフュージョンの中で、頭一つ抜けてカードパワーが高いと感じるのがこの《ゲノセクトV》です。 打点と特性が非常に強力。似たカードを上げると《ザシアンV》との比較になりますが、フュージョン軸のデッキにおいては《ゲノセクトV》に軍配が上がりそうです。 特性を考えるとフュージョン軸にしなければならないというデッキ構築での制限は受けるものの、《カミツレのきらめき》や《メタルソーサー》で2ターン目から210ダメージを狙えるのは非常に強力で、フュージョンデッキの中心となるカードになると考えています。 序盤から強気にサイドを2-2-2と取っていく流れが理想だと考えていますが、《パワータブレット》の存在があるため、多少無理をしてVMAXを狙って3枚を含めたサイドの取り方も出来るのは強みになりそうですね。 ■まとめ
現状のカードプールでは《ゲノセクトV》をドローソース兼アタッカーとして有効に使うデッキタイプが強力です。 補助カードは既にかなり充実していると思うので、さらなるシステムポケモンや強力なアタッカーが登場すればフュージョンはかなり強力なデッキタイプとして環境デッキに入ってきそうです。
今後も注目のデッキタイプになっていきそうな新しいシステムで楽しみですね。