7月10日に発売された新拡張パック「伝説の鼓動」のカードラッシュ売上ランキングをご紹介します。
「伝説の鼓動」のポイントと言えば、やはり新たなレアリティのアメイジングレアが登場したことでしょう。
強力にデザインされたカードのうち、どのカードが人気を集めたのかにもご注目ください。
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■「伝説の鼓動」売上ランキングTOP10
エネルギーを付けた闘ポケモンに対して、相手のポケモンから受けるワザのダメージを-20する能力を付与するという、耐久面に特化した闘タイプらしい能力です。
他にも、守りたいベンチのポケモンにつけることで、相手のベンチポケモンを狙う攻撃から守る防御札として使うこともできます。
注意点となるのは、昨今の流行のポケモンが使う技はかなりの高火力のものが多いので、-20することによってどの技が耐えられるようになるのか、しっかりと理由を持って採用する必要がある点でしょう
汎用性の高さから、アンコモンカードながら納得の1位です
両者を比較すると、《マホイップVMAX》の“キョダイホッパー”はエネルギー1枚あたりのダメージ量が低いですが、エネルギーの種類の指定がなく、自身についているエネルギー以外もダメージに変換できる点で優れています。 もちろん、ダメージが下がっている点や進化する必要がある点など、一概に《ウルトラネクロズマGX》よりも優れているとは言えませんが、組み合わせられるカードの種類が多いという点では、デッキの構築が広がる面白さを持ったポケモンです。 また、《マホイップV》はたねポケモンの技を封じる技“スイートスプラッシュ”を持っており、進化せず単体で使われる可能性を持ったカードです。 ■セキタンザンVMAX
《セキタンザンVMAX》は、闘エネルギー1枚で使用できる“ふんかだん”で攻撃しつつエネルギーを集め、最終的には240ダメージを与える“キョダイガンセキ”で相手ポケモンと戦うという自己完結したカードで、非常にデッキが組みやすいポケモンです。 早い段階で《セキタンザンVMAX》に進化させるか、序盤はベンチで育てて進化させてからバトル場に送り出す必要がありそうです。 技の攻撃力は、前回のパック「ムゲンゾーン」で登場した《ムゲンダイナVMAX》にも負けずとも劣らないパワーを持ったポケモンです。 ■レックウザ【A】
新たに登場したアメイジングレアの中で、最も人気を集めたのは《レックウザ》でした。 非GX・Vのたねポケモンでありながら、エネルギー3枚で240ダメージを叩き出せる大型ポケモン顔負けの技“アメイジングバースト”を持っています。
必要エネルギーの種類の多さがネックですが、構築を特化させて安定して技が打てるようになれば、コストパフォーマンスは最上級のものです。
トラッシュするエネルギーの種類には制限は無いので、5枚以上をトラッシュすればポケモンVMAXを一撃できぜつさせることも夢ではありません。
120という低いHPは気になる点ではありますが、昨今のインフレーションしている技の大ダメージを受ける前提で考えれば、取られるサイドが1枚である点も含めて、このHPの少なさは気にしなくても問題ないでしょう。
エネルギーの種類が多くなるアメイジングレアを使ったデッキの構築難易度は高いですが、もし優れた構築が発見されれば、コストパフォーマンスを武器にポケモンVMAXを脅かす環境のダークホースになる可能性も。
こちらも《レックウザ》と同じく、エネルギー要求が高い代わりに使えれば強力な技をそれぞれ持っています。 特にこの2種類はアメイジングレアの中でも相性が良い組み合わせで、《エネルギーつけかえ》と組み合わせると、《ザシアン》の“きんぞくぶそう”でエネルギーをトラッシュから確保しつつ、ベンチで強力な技を持つ《ライコウ》を育てる準備ができます。 もし仮に《ライコウ》が倒されてしまっても《ザシアン》自身も“アメイジングソード”という大ダメージを狙える技を持っているので、どちらが倒されても問題ない2段構えを作りながら戦うことが可能です。 思わず使いたくなるアメイジングレアのカードたちを試すため、この2枚を同時に揃えたという方も多いのではないでしょうか?
■最後に
「伝説の鼓動」の人気カードトップ10では、VMAXポケモンを中心とした上で、新レアリティのアメイジングレアが目立つ結果となりました。
アメイジングレアはどれも独特な技を持っており、カードの仕様も他のカードとは大きく異なる見た目になっているので「使ってみたい!」と思った方も多いはず。
今後もどのようなカードがアメイジングレアとして収録されるのかが楽しみです。
また、今回は公式イベントとして、パックから出たカードを使って戦うシールド戦が「伝説の鼓動」で行われています。そのため、従来のパックよりもノーマルカードをはじめとした全カードにプレイヤーの目が向いている印象を受けます。
もしかすると、シールド戦で活躍していたカードが再評価を受けて、構築の環境でも使われるようになる……ということもあるかもしれませんね。
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