今回は7月18日、19日に行われたポケモンジャパンチャンピオンシップスのメタゲームについて、大会結果を交えながら重要なポイントをいくつか解説していきます。
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■大会結果(公式放送中に発表されたデータと結果集計データを参考にしています。)
マスター使用率
とあり、1位と2位はほぼ差がないというものでした。
事前の環境予想でも多くの人がこの上位3デッキをTier1にあげており、大方の予想通りの環境となったのではないでしょうか。
Day2進出(ベスト64)デッキ分布
結果としてTier1の3デッキはその評価通りDay2に駒を進めた形となりました。
最終的にベスト4に《こくばバドレックス》デッキが3名、《ブラッキーVMAX》を採用した「炎パーフェクション」が1名となりましたが、BO3というルール上デッキ相性がBO1より如実に出るため、決勝トーナメントの最終結果は正直な所マッチングに左右された部分も多いと考えています。 今回のPJCSの結果を参考に現環境を分析する場合はDay2進出のデッキ分布、できればDay1で7-2以上のデッキ分布まで参考に出来ると良いですね。
■ポイントの整理
メタデッキの対策
三すくみから外れる存在
現環境トップの闘、超、悪の3タイプの三すくみから外れた存在として、様々なサブアタッカーを搭載し環境デッキとも戦えるプランを持っていた「3神ザシアン」や《ニンフィアVMAX》といったデッキはいい結果を残しました。 特に使用率に対する勝率としては「3神ザシアン」が勝ち組デッキ。
これにより苦手としていた《こくばバドレックス》相手に勝率を上げることもできましたし、何よりVMAXが環境上位に増えたことでVMAX同士のサイドレースが強く意識された部分に「オルタージェネシスGX」の追加効果が上手く刺さったと考えています。 PJCS後の環境に関して
しばらく環境に影響を与えるカードの収録がないことから、基本的にはこの環境を元にチャンピオンズリーグ横浜まで進みそうです。
とはいえどのデッキも非常に強力で、全ての環境デッキを対策しきることは不可能なため、ある程度のマッチアップの不利は抱えたまま他のデッキに勝てるようなプランを持つことが大事になってくると思います。
まだ新弾環境は始まったばかりですし、PJCSで環境のゴールに辿り着いたとはあまり考えていません。
これから新たなデッキタイプが出てくる可能性もありますし、既存デッキもこれからどのように構築が変わっていくのか、今後の環境が非常に楽しみですね。
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