今回は「プロモカードパック 25th ANNIVERSARY edition」から思い出の1枚を紹介していきます。
※あむ選手、凱選手、アリス選手の紹介する思い出の一枚は記事下部にリンクがございます。是非続けてご覧になってください。
通販サイト(https://www.cardrush-pokemon.jp/)
■思い出の1枚
このカードは自分がはじめて大会に出たときに最新パックとなっていた「夜明けの疾走」に収録されていたカードです。
メインの戦うポケモンとしての運用ではなく、手札を整えてくれるサポート的立ち位置のポケモンでしたが非常に強力な1枚でした。
ポケパワー「コスモパワー」は手札のカードを1~2枚山札の下に戻し6枚になるように引いてくるため、現在の《デデンネGX》のように手札を切ってリソースを減らしてしまうこともなく、《クロバットV》のように手札が詰まってあまり引けないということもありません。 また場にいる限り毎ターン使うことができるので、かなり多くのデッキに採用されていたカードですね。
当時は《フラダリ》や《グズマ》のようなベンチに強く干渉できるカードがなかったことも、このカードを使っていく強みになっていましたね。 このカードの採用理由が高かったことと、このカードが一度場に現れてしまうとかなり理想的に動けてしまうことから、このカードを倒すことのできるカードは高い評価を受けているようなメタゲームでした。
ゲンガーLV.43 / HP110 / タイプ:超 / 2進化ポケモン
相手の番に、ワザのダメージで、このポケモンの残りHPがなくなったとき、1回使える。コインを1回投げオモテなら、そのワザを使ったポケモンをきぜつさせる。
相手のポケモン1匹に、ダメージカウンターを3個のせる。そのポケモンがポケパワーを持っているなら、さらにダメージカウンターを3個乗せる。
相手の手札をみて、その中の「トレーナーのカード」の枚数×30ダメージ。
全くデッキのメインポケモンでもないに関わらず、《ネンドール》を巡ってここまでの攻防が起きるのもなかなか今考えると面白いですね。 またこの攻防に対してもまだまだ別のアプローチで挑む人がいて、ある人は逆に《ネンドール》を不採用にしてその攻防とは関係なくサポートカードを多く積み安定を図ってみたり、 《ネンドール》の採用ラインを3-3や4-4にして(一般的には2-2での採用が多かったと思います)倒されたらまた準備すればいい、という考えの人もいました。 特に「破れた時空」の登場からは《ネンドール》ラインを多く採用する形の序盤からアグレッシブに動けるイメージが強かったですね。 またこの《ネンドール》というカードは直接戦闘にかかわってくることが少ないので、通常はデッキの残りの部分で6体分のアタッカーを用意する必要があります。 しかしどこかのタイミングでこの《ネンドール》に戦闘にかかわらせることができれば1体分のアタッカーを節約できるというテクニックがありました。 特に《ワザマシンTS-2》をつけて相手のポケモンを退化させるパターンでのサイド獲得の役割が多かったように思います。 ワザマシンTS-2 / トレーナー / ワザマシン
相手の「進化ポケモン(ポケモンLV.Xはのぞく)」1匹を、1進化ぶん退化させる。退化のためにはがした「ポケモンのカード」は、相手プレイヤーの手札にもどす。
ワザマシンは、自分のポケモンにつけて使う。このカードをつけているポケモンは、このカードのワザを使える。
この当時は2進化ポケモンは2ターンで1体処理することも多く、プレイパターンとしては結構多かった印象ですね。
特に《ゲンガー(DPs)》に対してなんかは「しのせんこく」を回避できるといったメリットもあり上手く使って戦う必要がありました。 ■おわりに
こういった昔の経験は視野を広く持つという抽象的な視点でポケモンカードのプレイスキルの底上げに一役買ってくれているのかなと思います。
プロモカードパック 25th ANNIVERSARY edition 思い出の一枚 : あむ選手
プロモカードパック 25th ANNIVERSARY edition 思い出の一枚 : 凱選手
プロモカードパック 25th ANNIVERSARY edition 思い出の一枚 : アリス選手
記事内で紹介したカードはカードラッシュ通販店で販売中です