今回は、拡張パック「スカーレットex」,「バイオレットex」で新登場の《ヘイラッシャ》のデッキを紹介していきます。 現状流行の"ロストバレット"などに対して序盤から盤面にHPが大きいポケモンを出していける安心感があります。
サイド1枚しか取られないポケモンでありながら、相手の《ヤミラミ》の「ロストマイン」に対して強く出られる点はかなり強力です。 ワザ「いかりちらす」はトラッシュの《シャリタツ》の枚数分、威力が強力になっていきます。 トラッシュの《シャリタツ》の枚数×50ダメージという効果を持っており、最大で200ものダメージを与えられるワザでサイド1ポケモンとしてはかなり破格の性能です。 2点の強みをまとめると、条件さえ整えばサイド1のポケモンのほとんどを一撃で倒していける攻撃力を兼ね備えた高耐久&サイド1枚ポケモンということになり、単体で流行りの"ロストバレット"に対して強めの性能であると言えます。
・ダメージの元となる《シャリタツ》をトラッシュに落とせるようにデッキを組むこと 今回は、かがやく枠が余っていたことと基本エネルギーの色が不問なので、最終的に上記のカードとも好相性である《かがやくリザードン》の採用を決めました。 特性「リファイン」から必要札を引き込む他、《シャリタツ》をトラッシュ出来るカードでもあります。《レベルボール》の役割が広くなる点もこのデッキと相性が良い1枚となっています。 特性「ルミナスサイン」で序盤の事故回避要因として採用することにしました。
このデッキのエネルギー配分ではワザ「アクアリターン」こそ使えないものの、前述の《崩れたスタジアム》でその弱さをカバーしています。 《シャリタツ》サイド落ちすることによるデメリットが目立つと考え、早めに触りたいという理由もあり2枚採用しています。 2進化ポケモンというのも採用において大変なポイントです。
"ロストバレット"の殴り合いをより優位に進めるためにも入れたい1枚になります。
高めのHPということもあり、全環境の《レジギガス》デッキのような立ち位置を期待したいところです。