
今回は《ポケパッド》によって大きく強化されたデッキ、【おまつりおんど】を紹介していきたいと思います。 このデッキ、全てのポケモンが非exで組まれているため、採用されているすべてのポケモンを《ポケパッド》でサーチできるのです。 システムポケモンからアタッカーまで、必要なポケモンを安定して揃えられるため、デッキの再現性が非常に高くなっています。
また、レギュレーション落ちするカードが少ない点も見逃せません。
1月中旬から始まる新レギュレーションにおいても、最小限の調整で使い続けることができます。
この記事を読んで気になった方は、ぜひ一度作って回してみてください!
デッキコード VkfVbk-1DAVL2-FvVkvk
【おまつりおんど】は、特性「おまつりおんど」を軸に、1ターンの中で技を2回使用することで大ダメージや大量サイド獲得を狙っていく、テクニカルなデッキです。
一見すると要求の重いコンボデッキのように見えますが、実際は毎ターン安定して要求を満たすことのできる強力なデッキです。
このデッキの安定性を支えているのが、システムポケモンとして採用されている《バチンキー》です。 《バチンキー》は、バトル場に特性「おまつりおんど」を持つポケモンがいることで起動する特性「ドンドンだいこ」を持ち、毎ターン好きなカードを1枚手札に加えることができます。 この特性によって、エネルギー、ポケモンのどうぐ、サポートといった必要なパーツを途切れさせることなく供給できるため、「やりたい動きができずに負ける」という展開が起こりにくくなっています。
「おまつりおんど」による連続攻撃と、「ドンドンだいこ」による安定したリソース供給。
この2つが噛み合うことで、相手のポケモンをテンポよく、そして確実に倒していく。それがこのデッキの基本的な勝ち筋です。
ワザ「ともだちのわ」は条件を満たすことで最大100ダメージを出すことができ、このデッキでは特性「おまつりおんど」によって1ターンに2回攻撃することが可能になります。つまり、素の状態でも合計200ダメージを叩き出せる計算です。
さらにここに、サポートやポケモンのどうぐによるダメージバフが加わります。
これらを相手のHPや盤面に応じて使い分けることで、「過不足なく倒す」ことができるのが、このデッキの強みです。最大火力を狙うのではなく、必要な分だけ打点を伸ばすような選択をしていきましょう。
非ex主体のデッキとは思えない、まさに恐ろしい数値です。
このカードの最大の特徴は、たねポケモンでありながら特性「おまつりおんど」を持っている点にあります。これにより、バトル場に置くだけで《バチンキー》の特性「ドンドンだいこ」を起動でき、序盤の盤面完成のハードルを大きく下げてくれます。 このデッキは、最初の1回目の「ドンドンだいこ」さえ使えてしまえば、その後のゲーム展開は非常に安定します。《トサキント》の存在によって、“最初のドンドンだいこ”に必要な要求が大幅に緩和されているのです。 同じくアタッカーの進化前のポケモンである《カジッチュ》は特性「おまつりおんど」を持っていませんので、明確な差別点を持ったカードだと言えるでしょう。 進化先となる《アズマオウ》も、このデッキにおいて重要な役割を担っています。 技「クイックドロー」は60ダメージと、《カミッチュ》と比べると打点は控えめですが、効果でカードを2枚引くことができます。 そしてこのデッキでは、「おまつりおんど」によって1ターンに2回技を使えるため、合計で4枚ドローが可能になります。
このドロー効果によって、次のターンに必要なカードへの要求値を一気に下げることができ、攻撃しながら手札を整える、非常に強力な動きが実現します。
役割の異なるアタッカーを使い分けられる点も、「おまつりおんど」デッキの奥深さのひとつです。
最後に紹介するのが、このデッキの心臓とも言えるポケモン、《バチンキー》です。 《バチンキー》は、序盤から必ず立てておきたいシステムポケモンであり、理想を言えば常にベンチに2体以上は並べておきたいポケモンです。特性「ドンドンだいこ」によって、毎ターン必要なカードを確実に手札へ持ってくることができます。 この特性を途切れさせないことが、このデッキを使う上で最も重要なポイントです。
状況に応じて、エネルギー、サポート、入れ替え札など、そのターンに最も必要なカードを選びましょう。
ただし、《バチンキー》はにげるエネルギーが2と重く、バトル場に縛られてしまうとテンポを大きく損ないます。そのため、《バチンキー》が前に出てしまう展開を想定し、事前に入れ替え手段を確保しておく意識が非常に重要です。 こうした“先を見た1枚”を積み重ねていくことが、このデッキを安定して回すコツだと思います。
このデッキの課題点として挙げられるのが、全体的なHPの低さです。

盤面に並ぶポケモンのHP総量が低いため、《マシマシラ》の特性「アドレナブレイン」や、《ドラパルトex》の「ファントムダイブ」といったベンチにも干渉できる攻撃に弱い側面があります。 状況によっては、アタッカーを一気に多面取りされてしまうケースも少なくありません。
そのため、このデッキでは”攻め切る意識”が重要になります。
アタッカーをあらかじめ3面以上用意しておくことや、序盤からサイドを大きく先行し、テンポよく試合を畳みにいくプレイが求められます。
さて、1月中旬から始まる新レギュレーションでは、どのようなリストになるのでしょうか。
実際に新レギュを想定して組んでみたのが、こちらのリストです。
デッキコード:yUXpEX-qE60hL-SySyMy
今回紹介した現行リストからレギュレーション落ちするカードは、
このように見ていくと、【おまつりおんど】は他のデッキと比べてもレギュレーション落ちの影響が非常に小さいデッキだと言えるでしょう。
新環境に向けて、引き続き活躍が期待できる注目のアーキタイプです。
今回は、《ポケパッド》で強化された新レギュも注目の【おまつりおんど】を紹介していきました。