
遅めではありますがラッシュメディアでは初なので、2025年、明けましておめでとうございます。
Fレギュレーション終了間近ということでFレギュ発売当時、ポケモンカードに復帰してまだ間もない頃の歴史を振り返りながら、最後にFレギュの個人的なお気に入りカードTOP3と、最も影響力の高かったカードTOP5について書いていければと思います!
VSTARの時代到来!!と思い、復帰したての僕はウキウキでVSTARのデッキを考えていましたが、《ハイパーボール》や《こだわりベルト》を手に入れ、220ダメージを容易に出してくる【ミュウVMAX】にことごとく破壊され、結局特性「じゃあくチャージ」を持つ《ガラル ファイヤー》に早々に魂を売ったのを覚えています。 2進化は《スボミー》のグッズロックから「カースドボム」で粉砕。たね軸もHPラインが低いと容易に2回の「ファントムダイブ」と《ヨノワール》の「カースドボム」で6枚取り切られてしまう。。 ルギアで使うべき「爆誕」という単語をここで使ってしまったのをやや後悔しています。
当時主なシステムであった「うらこうさく」を軸とする【パルキアインテレオン】が環境を席巻しました。春先は本当に強いカードが発売されがちです。
日本一を決めるJCSは配信で見ていましたが、【パルキアVSTAR】だらけで飽きて寝ていた記憶があります。
みんな大好きヨネダタクヤ選手のパルキアnoteが話題になっていて、一気に似た形の【パルキアVSTAR】が流行したのをよく覚えています。
【レジギガス】を使用したバツローグさんことヤマノタケル選手が優勝し、【パルキアインテレオン】を使用したササキヒロム選手が準優勝した大会ですね。2人とも躍進がすごいです。
ちなみに当時参加した自主大会ではパルキアのなつき度が低く、ずっと「りょういきしはい」を使うしかなく早々に3敗してしまいました。
おそらく「3敗したので参拝いきます」とかいうくだらないツイートをしていると思います。
テキストが強くてすぐに【うらこうさく+かがやくリザードン】みたいなデッキを作って楽しんでいたのですが、オフシーズンのためか日本ではあまり流行らずに終わりました。
ロスト軸のデッキに採用されて【赤ロスト】と呼ばれたり、【リザードンex】のお馴染みアタッカーとして長く活躍することになったりと、なんだかんだテキスト通りの強カードでしたね。
発売直後こそ構築が定まっていなかったものの、蓋を開けてみると「大パルキア時代」に終止符を打つほどのパワーを持っていました。
というか「うらこうさく」軸全体に「ロストマイン」がぶっ刺さりました。
直前まで《ヤミラミ》が発表されておらず、「なんかロスト微妙じゃね?」みたいに言われていましたが、カードリストを見たらなんかダメカン12個好きなようにばら撒く化け物がいて一気に評価が変わりましたね。 今カードリストが出るまで新環境の練習をしないプレイヤーが増えている原因のひとつとなっていそうなパックだと思ってます。
ちなみについ最近まで強すぎた《レジドラゴVSTAR》くんは空気みたいな扱いでした(「トライフロスト」と「ファントムダイブ」が強すぎるという話)。 そんな大【ルギアVSTAR】環境のCLで優勝したのはなんと【レジギガス】!!
というか直接対決で負けてBest4で終わってるんですが、後1《キュワワー》なしからの先2《マリィ》+「テラスパーク」で破壊された記憶があります。 当時CLには3位決定戦があると思っていて配信に出る気満々だったので、「この後配信ですよね!」と聞いてしまい、なんだかすごい恥ずかしい思いをしました。
2個の盾はこの子が取ってくれたと言っても過言ではありません。
ギリギリの試合で《空の封印石》を引けるかみたいなところにBetした試合は、かなりヒリついて今でも記憶に残っています。 【ロストギラティナ】相手にはかなり「げっこうしゅりけん」が重宝しましたし、「かくしふだ」も強力でした。
直近だと【サーナイトex】に入れて海外大会を2回経験しました。
その他多くのデッキに役立つとてもいいカードだったと思います。
無難に《キュワワー》でもいいんですが、やはり「ロストマイン」がちゃんと強い環境でしか【ロスト】を使ってこなかったので、《ヤミラミ》を1位にしてみました。 さて、個人的な話が多くなってしまったので、Fレギュで総合的な影響度が高かったカードを5個紹介します。
いずれも期間は短かったものの、上位が「パルキアしかいねぇ...」「ドラゴしかいねぇ...」という状況を作り出したという点で5位としました。
NAIC(6月の海外大会)以降はあまり見かけなくなってしまいましたが、そこまでの期間は手を替え品を替え【ロスト】が活躍していました。
一時期《ジラーチ》というメタカードが採用されたレベルには影響があったと思います。 《クレッフィ》を用いたヒットアンドアウェイ戦法など露骨なメタが流行る時期もありました。 《リーリエのキュワワー》、《ホップのウッウ》、、ほな《ミワハルキのヤミラミ》かぁ(めちゃめちゃ弱そう)
ところどころで物議を醸してきた《カビゴン》もここでレギュ落ちです。ポケカ界は少し平和になるのかもしれません。 発売直後はあまり目立たなかったですが、《ロトムV》が「ロストアビス」に収録されて以降はかなり長期に渡って活躍していた印象です。 【カビゴンLO】に勝つために2枠3枠使うデッキすらあるほど。
大物環境(【ルギアVSTAR】や【アルセウスVSTAR】、【レジドラゴVSTAR】、【リザードンex】等)ではTOP4から姿を消すようなこともありましたが(なかったかもしれません)、採用されるデッキが広範なこともあり、活躍期間は長かったと思います。
このカードがないと成立しないデッキタイプがいくつもあったと思います。ありがたみを噛み締めましょう。
【ルギアVSTAR】がなければもっと【カビゴンLO】や【コントロール】がそこら中にいたと思います。あらゆる環境で抑止力としてはたらき、度々《シンオウ神殿》の一枠を各デッキに強要しました。 この辺りのカードもメインでないことも多いながら、環境に大きな影響を及ぼしていたと考えています。
久々のラッシュメディア投稿なこともあり、少し気合いを入れて長文を書いてみました。Fマークのカードたちが懐かしいですね。
歴史を振り返ることは今後の環境予測やカードの強弱の判断など、たまに役に立つこともあると思うので、そういった意味でも最後まで読んでいただいた方の何かしらの助けになれていたら幸いです。