
2025年1月24日(金)から、レギュレーションマーク「F」のカードがスタンダードレギュレーションで使用できなくなります。

今回はそんなFレギュレーションの感想と、特にお気に入りだったカード3枚をランキング形式で振り返っていきます。
2022年1月14日(金)に発売された拡張パック「スターバース」から始まったFレギュレーション。
好きなカードを2枚も手札に加えられる特性「スターバース」はもちろん、ワザ「トリニティノヴァ」で200ダメージを与えながらエネルギー加速ができる隙が無い性能でした。
Fレギュレーションを一言で表すならば、「ゲームの拡張」でしょうか。
「VSTAR」という新たなシステムが追加されましたし、かがやくポケモンや、ロストゾーンを使ったデッキも登場。《ルギアVSTAR》など環境を動かした強力なカードが多く存在し、近年のポケモンカードのゲーム性を一段階進めたレギュレーションだと思います。 特性「スターアルケミー」で足りない1枚や、ゲームを決める1枚を持ってくることができます。
似たような特性を持った《アルセウスVSTAR》と違い、特性を持って仕事をするポケモンVとVSTARパワーを使うカードで役割が分かれていたのが1番の強力ポイントだったのかも。 特性「はなえらび」は、山札の上から2枚を見て1枚を手札に加え、1枚をロストゾーンに送る強力な特性です。
ロストゾーンに送ったカードは試合中に使えなくなってしまうためそれなりのリスクを抱えていますが、ロストゾーンを増やすことで、《ウッウ》、《ミラージュゲート》、《ヤミラミ》といったコスパが高いカードの使用制限を解くことができます。 このロストゾーンを軸にしたデッキが各大会で大暴れしました。
同じくCard Rush Prosのミワハルキ選手(@Haruer4)が「CL2024 京都」で優勝したデッキタイプです。 【レジドラゴVSTAR】が環境入りするまでは、環境の第一線で活躍。
・CL2023 京都【ルギアVSTAR(Dレギュ)】
・CL2024 愛知【プライムキャッチャー入りルギアVSTAR】
・CL2024 札幌【レガシーエネルギーのルギアVSTAR】
・PJCS2024【レガシーエネルギーのルギアVSTAR】
今では “ルギアの人” というイメージが強いかもしれませんが、実は2024シーズンの後半からお世話になりました。
《ルギアVSTAR》と合わせて登場した《アーケオス》を特性「アッセンブルスター」でトラッシュからベンチに出し、特殊エネルギーを好きなように加速してさまざまなアタッカーを運用できるぶっ壊れ性能です。 エネルギーは1ターンに1枚しか付けられないはずですが、《ルギアVSTAR》で《アーケオス》を出すと、エネルギーを手札から貼るという行動をしなくても良くなるほどにエネルギーが付くようになります。(他タイトルなら禁止級の組み合わせですね。) Dレギュの【フルパワールギア】から始まり、ICHIGEKIのポケモンたちと組み合わせた【一撃ルギア】、《カビゴン》をメインアタッカーにした【白ルギア】、《チラチーノ》と組み合わせた【チラチーノルギア】、そして今使われている【レガシールギア】と、最後までなにかと強化を貰ったデッキでした。 早い段階で《アーケオス》を2枚トラッシュに送る必要があるので運用素が大きいデッキではありましたが、回った時の爆発力が高く、本当に理不尽なデッキでした。 Fレギュレーションのカードは、どのカードも環境に何かしら影響をどこかのタイミングで与えていたように思います。
今回、紹介しきれなかったカードもたくさんあるぐらいです。
そんな思い出がたくさんあるカードたちが落ちるのは、少し寂しいですね。
しかし、来週には新たな環境とそのカードたちと会えるので、その出会いを楽しみに心機一転頑張っていきたいと思います!