
今回は2月21日発売のスターターセットex「マリィのモルペコ&オーロンゲex」、「ダイゴのダンバル&メタグロスex」の注目カードを紹介していきます。
ダイゴのテーマデッキの中心カードであることは言うまでもなく、その汎用性の高さからいろいろなデッキを作れる点を評価ポイントとして1位としました。
《ダイゴのメタグロスex》自身にも山札からエネルギーを加速できるため、基本的な運用としては自身をアタッカーとして、苦手なマッチアップをサブアタッカーの採用で改善していく形で作られそうです。 特に《リーリエのピッピex》を自然に採用できる点が大きく、【ドラパルト】や【タケルライコ】等に対して有利に戦えそうなデッキに仕上がりそうです。 このカードは特性の仕組み上マリィのテーマデッキでの運用に限られたカードにはなるかと思いますが、なかなか使いやすそうな効果になっています。
デッキから5枚エネルギーを付ける効果であるため、1度進化した後のデッキの回しやすさが快適であり、試合終盤に必要札を手札に引いてくるハードルが他のデッキに比べて低くなります。
《マリィのモルペコ》とこのカードでいかにゲームメイクをしていくかがカギとなるので、効果的に「シャドーバレット」を使えるデッキに仕上がることが最重要ポイントになりそうですね。 《マシマシラ》の「アドレナブレイン」を活用してベンチ狙撃ダメージをサイド獲得につなげる形がよいかもしれません。 1体ならどのデッキも倒すことはできるかもしれませんが、2体3体と倒さなければならないとなったときにデッキの総リソースと戦うことができるという点をデッキに持たせることができます。
一度盤面が出来上がった場合手札に必要なカードがなくなるタイプのデッキなので、《ナンジャモ》や《ビワ》といった手札干渉系カードを組み合わせて、リソース切れとテンポ勝ちを天秤にかけながら戦うことができるような面白いカードだと感じています。 マリィデッキ専用スタジアムですが、《スボミー》によるグッズロックを受けている状況でも使える点が最も重要です。 加えるポケモンはたねポケモンでも進化ポケモンでも良いため、マリィデッキの核となるカードです。
ミラー以外で相手に利用されづらいのも地味に嬉しいですね。
このポケモンにはエネルギーが2枚あれば良いため、余ったエネルギーを他のマリィのポケモンに回しつつ戦っていくデッキとなりそうです。
「シャドーバレット」自体は《ドラパルトex》等と比較すると控えめな性能ですが、特性の性質上手張りのエネルギーが余るため、《マシマシラ》は自然と採用できそう。回復と打点調整を同時に行うことができ、魅力的です。 打点は悪エネルギー5枚で220となり、たねのポケモンexであれば概ねワンパンできます。
必ずしも大量のエネルギーをつける必要はなく、打点調整が効く優秀な非exアタッカーとなります。逃げ0なのもポイント。
後述するダイゴのカードの能力で、高い耐久を活かして本体が攻撃していくこともできます。「メタルスタンプ」の打点があと20、せめてあと10でも高ければなぁ…と思う惜しい気持ちもあります。
ダイゴのデッキにおいては、1ターンで起動できる軽さがあり、高い耐久を持つ代わりに打点が控えめな《ダイゴのメタグロスex》に代わって、打点調整をすることができます。 こちらもダイゴのカードによって見た目以上に耐久力が上がるため、「ツインソニック」を連打することで相手の盤面崩壊も狙っていくことができます。
エアームドが下準備を行いメタグロスが締める、という動きは、本家のチャンピオン戦を彷彿とさせます。
《ダイゴのメタグロスex》はもちろんですが、こちらの進化前のポケモンたちが簡単に倒されづらくなる点が優秀で、比較的安全に最終進化まで持っていくことができそうです。