ポケモンカードを変える枚1、《ポケパッド》徹底考察!



こんにちは、のぶ(@Cramorant_pcg)です。

今回は、「スタートデッキ100 バトルコレクション」で登場した《ポケパッド》について、「その強さは何なのか?」を深掘りしていこうと思います。

ポケパッドはどのくらい強いカードなの?


ポケパッド

「スタートデッキ100」で登場したポケパッド。
効果はシンプルかつ強力で、山札からルールを持たないポケモンを1枚、手札に加えるというものです。

これまでのカードと比較しても、最強クラスの性能を誇っていると言えるでしょう。

このカードが登場して以降のシティリーグの結果を見ると、《ポケパッド》をうまく使えるデッキがそのまま数を伸ばしており、環境が大きく変化したことが分かります。

今回は、そんな《ポケパッド》を採用したデッキを例に挙げながら、「なぜ《ポケパッド》は強いのか」を解説していきます。

ポケパッドの強さの解説


デッキコード:8cDx8Y-5tWmdl-88c8cx

今回は、今いちばんホットなデッキと言っても差し支えない、【ドラパルト】のリストを見ながら《ポケパッド》の強さを解説していきます。

《ポケパッド》が登場したとき、多くの方が思いついたように、進化ポケモンをノーコストで持ってこられるという点は、分かりやすい強みのひとつでしょう。

このデッキでは、《ドロンチ》《サマヨール》《マシマシラ》といった、《ハイパーボール》《ヒカリ》を使えば触れるものの、「使うには少し勿体ない」塩梅のカードを、簡単に持ってくることができます。
この点は、圧倒的なメリットだと言えるでしょう。

しかし、安定して進化ポケモンを持ってこられるようになったことだけが、《ポケパッド》の本質的な強さではありません。

私が考える《ポケパッド》最大のポイントは、
《ポケパッド》1枚が、別の“何か”に変わるデッキが大きく強化された」という点にあります。

「《ポケパッド》1枚=何か」になる強さ


他にも《ポケパッド》によって強化されたデッキとして有名なのは、「ほうせきさがし」の特性を持つ《ヨルノズク》や、《フーディン》のデッキです。
どちらも、《ポケパッド》から持ってこられるポケモンが、さらに別のカードへとつながる構造をしています。


《ヨルノズク》の場合

 → ポケパッド=好きなトレーナーズ2枚

《フーディン》の場合

 → ポケパッド=ドロー3枚分

《ドロンチ》の場合

 → ポケパッド=実質1ドロー


このように、強化されたデッキはどれも「ドロー」や「手札にカードを加える」動きにつながっています。

《ポケパッド》と似た役割を持つカードとして《ハイパーボール》がありますが、両者の大きな違いは手札消費があるかどうかです。

手札消費が実質0で、手札を増やすことができるデッキにとって、《ポケパッド》1枚はそれだけで大きな強化になったと感じます。

ポケパッドの今後の展望


ノココッチルナトーン

今後も、この《ポケパッド》を使ったゲーム展開は続いていくと思います。
そして個人的には、《ポケパッド》を上手に使えるデッキこそが、環境に残れるスペックを持ったデッキだと考えています。

先ほど述べたように、「《ポケパッド》が何か別のカードに変わる」構造を持ったデッキは、やはり強力です。
《ノココッチ》がFレギュレーションに存在した特性「はたらくまえば」の《ビーダル》のような使われ方をする可能性もあり、非常に注目しています。

ビーダル

また、

《ポケパッド》が何かに変わる」という条件に当てはまっており、今後よく見るカードになるかもしれません。

1枚のカードが、2枚以上のアドバンテージにつながるカードは、それだけで非常に強力です。

過去で言えば、《タッグコール》《バトルVIPパス》がこれに該当するでしょう。
どれも、今思えば環境を大きく動かした1枚でしたね。

まとめ


いかがだったでしょうか。
今回は、《ポケパッド》の強さに迫るコラム記事でした。

年内ももうあとわずかですね。
《ポケパッド》をたくさん使って、友達と楽しく“ポケカ納め”をするのも良さそうです。

今後がとても楽しみなカードですね。

それでは、また次回お会いしましょう!
シミズ ノブヒコでした。

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