
今回は、「スタートデッキ100 バトルコレクション」で登場した《ポケパッド》について、「その強さは何なのか?」を深掘りしていこうと思います。 効果はシンプルかつ強力で、山札からルールを持たないポケモンを1枚、手札に加えるというものです。
これまでのカードと比較しても、最強クラスの性能を誇っていると言えるでしょう。
このカードが登場して以降のシティリーグの結果を見ると、《ポケパッド》をうまく使えるデッキがそのまま数を伸ばしており、環境が大きく変化したことが分かります。 デッキコード:8cDx8Y-5tWmdl-88c8cx
今回は、今いちばんホットなデッキと言っても差し支えない、【ドラパルト】のリストを見ながら《ポケパッド》の強さを解説していきます。 《ポケパッド》が登場したとき、多くの方が思いついたように、進化ポケモンをノーコストで持ってこられるという点は、分かりやすい強みのひとつでしょう。 しかし、安定して進化ポケモンを持ってこられるようになったことだけが、《ポケパッド》の本質的な強さではありません。 「《ポケパッド》1枚が、別の“何か”に変わるデッキが大きく強化された」という点にあります。 どちらも、《ポケパッド》から持ってこられるポケモンが、さらに別のカードへとつながる構造をしています。 
このように、強化されたデッキはどれも「ドロー」や「手札にカードを加える」動きにつながっています。
手札消費が実質0で、手札を増やすことができるデッキにとって、《ポケパッド》1枚はそれだけで大きな強化になったと感じます。 そして個人的には、《ポケパッド》を上手に使えるデッキこそが、環境に残れるスペックを持ったデッキだと考えています。 先ほど述べたように、「《ポケパッド》が何か別のカードに変わる」構造を持ったデッキは、やはり強力です。 《ノココッチ》がFレギュレーションに存在した特性「はたらくまえば」の《ビーダル》のような使われ方をする可能性もあり、非常に注目しています。 「《ポケパッド》が何かに変わる」という条件に当てはまっており、今後よく見るカードになるかもしれません。 1枚のカードが、2枚以上のアドバンテージにつながるカードは、それだけで非常に強力です。
どれも、今思えば環境を大きく動かした1枚でしたね。
《ポケパッド》をたくさん使って、友達と楽しく“ポケカ納め”をするのも良さそうです。