Card Rush Prosとして活動しているしの(
@Shino_NextPlay)です。
今回は『遊戯王マスターデュエル』において、僕のおすすめのデッキである【十二獣鉄獣戦線】のデッキ解説の記事となります!
まずは【十二獣鉄獣戦線】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!
目次
▪️デッキレシピ
▪️今回の【十二獣鉄獣戦線】の構築ポイント
▪️展開例1
▪️展開例2
▪️最後に
デッキレシピ
今回の【十二獣鉄獣戦線】の構築ポイント
今回の【十二獣鉄獣戦線】の構築ポイントは3点あります。
1つ目.【鉄獣戦線】モンスターを多めに採用していること 2つ目.【十二獣】モンスターの採用を必要最低限に絞っていること 3つ目.マスターデュエルの環境デッキを考慮した構築であること◾️1つ目.【鉄獣戦線】モンスターを多めに採用していること
1つ目から説明していくと、【鉄獣戦線】モンスターは《
鉄獣戦線 ケラス》のみ2枚の採用に抑えていますが、その他は全て最大枚数の採用にしています。
これは、【鉄獣戦線】ギミックを確実に引き込みたいという理由と、《
強欲で貪欲な壺》の採用からギミックのカードをできる限り減らさないようにという理由です。
この2点のみならば、完全な1枚初動である《
鉄獣戦線 フラクトール》とデッキに可能な限り残っていて欲しい《
鉄獣戦線 ナーベル》が3枚である理由の説明がつきますが、《
鉄獣戦線 キット》は1枚減らしても良いのでは?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、《
鉄獣戦線 キット》だけはもう一つ理由があります。
それは、こちらが先攻である想定をした場合、
①《鉄獣戦線 フラクトール
》から落とす1枚 ②《鉄獣戦線 ナーベル
》でサーチして召喚する1枚 ③返しの相手ターン中に《鉄獣戦線 ナーベル
》の効果でサーチする1枚というように、明確に3枚を使用する想定ができるカードだからです。
②は相手に《
無限泡影》や《
アーティファクト-ロンギヌス》を発動された場合でも《
鉄獣戦線 ナーベル》へと繋がるリソースとして残り続けるカードである為、召喚権を使用して効果の発動を狙うのは《
鉄獣戦線 キット》が最適という理由です。
③も先程と同じ理由で、返しのターン用の召喚権を使用するカードとして最適な為、《
鉄獣の抗戦》からの《
鉄獣戦線 ナーベル》効果や、展開を相手に妨害された場合にフィールド上に残っている《
鉄獣戦線 キット》から《
鉄獣戦線 ナーベル》効果でサーチする先として重宝します。
◾️2つ目.【十二獣】モンスターの採用を必要最低限に絞っていること
2つ目は【鉄獣戦線】モンスターの比率を増やしている為、召喚権被りが多発しないよう【十二獣】の採用枚数は抑えています。
その【十二獣】の採用優先度は
《十二獣ラム
》1枚目>《十二獣ヴァイパー
》>《十二獣サラブレード
》1枚目>《十二獣サラブレード
》2枚目>《十二獣サラブレード
》3枚目>《十二獣ラム
》2枚目>…となっており、
上3つはほぼ必須です。
今回は、この中から必要最低限のみの採用としました。
◾️3つ目.マスターデュエルの環境デッキを考慮した構築であること
3つ目は現在のマスターデュエルでの環境デッキとして、
【鉄獣戦線】【竜輝巧】【エルドリッチ】がトップシェアとなっています。
そのため、これら全てにシングル戦で勝てるよう《
ライトニング・ストーム》や《
禁じられた一滴》をより多めに採用しています。
この【鉄獣戦線】というデッキは、先攻での展開中に《
鉄獣戦線 徒花のフェリジット》や《
鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》で「手札のカード1枚をデッキに戻す」処理があるので、もし先攻で《
ライトニング・ストーム》などを引いてしまったとしても、その1枚を有効に使用することができます。
他のデッキで起こりうる
『カードが効果を使えず腐って負けた』が発生しずらいデッキとなっており、この特性を活かして特定デッキへのピンポイントなメタカードを採用することで
シングル戦に最も勝ちやすいデッキへと進化させることができます。
展開例1
こちらは1例ですが初手に《
鉄獣戦線 フラクトール》を持っている時の展開方法をご紹介します。
《鉄獣戦線 フラクトール
》効果→《鉄獣戦線 キット
》を墓地へ 《鉄獣戦線 キット
》効果→《鉄獣戦線 ナーベル
》を墓地へ 《鉄獣戦線 ナーベル
》効果→《鉄獣戦線 キット
》をサーチします 《鉄獣戦線 キット
》召喚、効果→《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》召喚 《鉄獣戦線 キット
》+《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》→《鉄獣戦線 銀弾のルガル》召喚、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》効果→《鉄獣の抗戦》をサーチこれで最終盤面が《
鉄獣戦線 銀弾のルガル》+《
鉄獣の抗戦》となります。
この盤面を作ることで、相手ターン中に《
鉄獣の抗戦》効果で《
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の召喚と《
鉄獣戦線 ナーベル》で《
鉄獣戦線 キット》をサーチし後続の確保を行うことが出来ます。
もし、《
ハーピィの羽根帚》などで《
鉄獣の抗戦》を先に破壊されても問題ありません。《
鉄獣戦線 銀弾のルガル》の効果で手札・墓地から獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスターを特殊召喚することができますので、《
鉄獣戦線 凶鳥のシュライグ》の効果発動タイミングをこちらが選ぶことが出来ます。
展開例2
こちらも1例ですが初手に《
十二獣ラム》+《
鉄獣戦線 キット》+《
鉄獣戦線 ケラス》を持っている時の展開方法をご紹介します。
《十二獣ラム
》召喚→《十二獣タイグリス》召喚→《十二獣ライカ》召喚→《十二獣ドランシア》召喚 《鉄獣戦線 ケラス
》効果→《鉄獣戦線 キット
》を捨てて召喚 《鉄獣戦線 キット
》効果→《鉄獣戦線 ナーベル
》を墓地へ 《鉄獣戦線 ナーベル
》効果→《鉄獣戦線 キット
》をサーチ 《鉄獣戦線 ケラス
》効果→《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》召喚 《鉄獣戦線 ケラス
》+《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》→《鉄獣戦線 銀弾のルガル》召喚、《鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》効果→《鉄獣の抗戦》をサーチこれで最終盤面が《
十二獣ドランシア》+《
鉄獣戦線 銀弾のルガル》+《
鉄獣の抗戦》となります。
この展開のメリットは、相手の《
エフェクト・ヴェーラー》や《
無限泡影》を常にケアし続けることが出来るという点です。
もし《
鉄獣戦線 ケラス》の効果に《
無限泡影》を発動されたとしても、《
十二獣ドランシア》の効果をチェーンする事で《
鉄獣戦線 ケラス》を破壊することで避けることができ、《
鉄獣戦線 ケラス》の召喚成功時に《
無限泡影》を発動された場合には、《
十二獣ドランシア》+《
鉄獣戦線 ケラス》→《
鉄獣戦線 徒花のフェリジット》を召喚し、手札の《
鉄獣戦線 キット》を特殊召喚することで展開を行うことができます。
また手札のカードを捨てても良いのであれば、《
鉄獣戦線 塊撃のベアブルム》の効果を発動し、さらに展開を伸ばすことも狙えます。
最後に
【鉄獣戦線】ギミックのカード自体のレアリティも低く、組みやすいテーマです。今後も長く環境で戦って行けるでしょう。
ぜひ皆さんも【十二獣鉄獣戦線】を構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!