こんにちは。でぃん(
@16dindin)です。
今回は「QUARTER CENTURY TRINITY BOX」「ALLIANCE INSIGHT」で強化された
【ドラゴンメイド】を紹介します。
目次
▪️ドラゴンメイドとは?
▪️基本コンセプト
▪️デッキレシピ
▪️下級モンスター
▪️上級モンスター
▪️魔法・罠
▪️EXデッキのカード
▪️おわりに
ドラゴンメイドとは?
その名の通り
ドラゴンのような角や尻尾を生やしたメイドの女の子が主体のかわいらしいテーマです。
この女の子達は同属性の上級ドラゴンの形態が存在しており、メイド↔ドラゴンへの変身がカードの効果により再現されています。
これまで《
ドラゴンメイド・チェイム》のドラゴン形態が未判明の状態でしたが、今回そのドラゴン形態にあたる《
ドラゴンメイド・シュテルン》がとうとう判明。
しかし同時に《
ドラゴンメイド・ラティス》という新しいカードが登場したため、
《ドラゴンメイド・ラティス》のドラゴン形態という新たな謎が生まれてしまいました。これについてはいつか新規カードとして収録されるその日まで期待しておきましょう。
基本コンセプト
下級モンスターと上級モンスターがバトルフェイズ開始時と終了時に手札や墓地から入れ替わりながらアドバンテージを稼ぐというのがメインギミックです。もちろんこれだけでは先攻でやることが無くなってしまいます。
それを補う【ドラゴンメイド】のもうひとつのギミックが
“融合”です。【ドラゴンメイド】には優秀な融合モンスターが複数存在します。
《ドラゴンメイド・シュトラール》 《ドラゴンメイド・ハスキー》 《ドラゴンメイド・ラティス》先攻ではこれらの融合モンスターや《
天球の聖刻印》、《
ドラゴンメイドのお片付け》等の妨害を構えることを目指していくことになります。
デッキレシピ
こちらがデッキレシピになります。
今回は
後攻時の打点の弱さを補強するために【天盃龍】のギミックを数枚採用しました。 先攻は【ドラゴンメイド】の展開、後攻は【ドラゴンメイド】の展開or【天盃龍】のシンクロ召喚も交えたワンショットを目指していきます。
以下、今回採用した「ドラゴンメイド」カードを順に紹介します。
下級モンスター
特定のレベルの上級「ドラゴンメイド」と入れ替わる共通効果、召喚・特殊召喚成功時に発動する固有の効果を持ちます。
今回採用した下級モンスターは全て1枚初動となるため3枚採用です。《ドラゴンメイド・パルラ》
好きな「ドラゴンメイド」カードを墓地へ送る効果を持っています。
上級「ドラゴンメイド」モンスターや《
ドラゴンメイドのお召し替え》、《
ドラゴンメイドのお心づくし》の蘇生要員等様々な運用が可能。
対となるのは《
ドラゴンメイド・ルフト》。
《ドラゴンメイド・ティルル》
「ドラゴンメイド」モンスターをサーチ後、「ドラゴンメイド」モンスターを墓地へ捨てます。
新規カードの《
ドラゴンメイド・シュテルン》や《
ドラゴンメイド・ラティス》の登場により
融合、リンク召喚に繋げやすくなったことで評価が上がりました。
また炎属性、ドラゴン族であるため《
燦幻開門》等の
本来【天盃龍】で採用されるカードの恩恵を受けることができます。 対となるのは《
ドラゴンメイド・フランメ》。
《ドラゴンメイド・チェイム》
「ドラゴンメイド」魔法・罠をサーチします。
また、このカードのみ
指定している上級モンスターがレベル7以上と広範囲のため、正規召喚している融合モンスターと入れ替わることが可能です。
対となるのは《
ドラゴンメイド・シュテルン》。
上級モンスター
共通効果は特定のレベルの下級「ドラゴンメイド」と入れ替わる、自分の融合モンスターが存在すると自身が効果破壊されない永続効果(
《ドラゴンメイド・シュテルン》のみ例外)。
また、手札から捨てることで発動する固有の効果を持ちます。
基本的に引いて嬉しいカードではないので、《
ドラゴンメイド・ラティス》の召喚条件を満たすために下級モンスターと同じ属性のものをそれぞれ1枚だけ採用しています。
《ドラゴンメイド・ルフト》
固有効果はフィールドの対象としたモンスターの効果をお互いに発動できないという制約を課す起動効果。
プレイヤーに制約を課す効果なので
効果を受けないモンスターに対しても有効です。
対となるのは《
ドラゴンメイド・パルラ》。
《ドラゴンメイド・フランメ》
固有効果は自分フィールドの「ドラゴンメイド」モンスターの攻撃力をアップする誘発即時効果。
対となるのは《
ドラゴンメイド・ティルル》。
《ドラゴンメイド・シュテルン》
固有効果は墓地、除外ゾーンから「ドラゴンメイド」モンスターを特殊召喚する起動効果。
このカードのみ永続効果が、
自分のドラゴン族融合モンスターが効果破壊されないとなっています。
3種類の中で最も起動効果を使用する機会が多く《
ドラゴンメイド・ティルル》からサーチした後、墓地へ送ったモンスターを蘇生するケースが頻出します。
レベルが9のため、
《ドラゴンメイド・パルラ》や《ドラゴンメイド・ティルル》と入れ替われない点は注意。 対となるのは《
ドラゴンメイド・チェイム》。
魔法・罠
《ドラゴンメイドのお心づくし》
手札・墓地から「ドラゴンメイド」モンスターを展開しつつ同属性の「ドラゴンメイド」モンスターをデッキから墓地へ送れます。
このカード自体は初動ではないうえに《
ドラゴンメイド・チェイム》でサーチする回数も2回あれば充分と判断して2枚の採用。
《ドラゴンメイドのお片付け》
《
ドラゴンメイド・チェイム》からサーチ可能な妨害要員。①の万能バウンスだけでなく使用後も②の効果で後続を確保できる点が優秀です。
こちらも《
ドラゴンメイドのお心づくし》と同様の理由から2枚の採用。
EXデッキのカード
《ドラゴンメイド・ラティス》
今回登場した新規カードで、最も使用機会が多い融合モンスター。 召喚条件のために除外したモンスターを自身の効果で《
ドラゴンメイド・シュトラール》の融合素材とする流れが頻出です。
効果で融合召喚できるモンスターはドラゴン族指定なので、今回採用した《
妖竜の禁姫》や《
空隙の原星竜》や《
ヴァレルロード・F・ドラゴン》等の選択肢もあります。
《ドラゴンメイド・シュトラール》
妨害兼後続確保要員。《
ドラゴンメイド・ラティス》と並び使用機会が多い融合モンスターです。
《ドラゴンメイド・ハスキー》
こちらも妨害兼後続確保要員。《
ドラゴンメイド・シュトラール》と比較すると効果の発動タイミングが難しく扱いにくいです。
正規で融合する機会は少ないですが《
ドラゴンメイド・シュトラール》の②の効果の都合上必須カードとなっています。
《妖竜の禁姫》
融合・効果モンスター
星8/闇属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
ドラゴン族の融合モンスター+レベル7以上のドラゴン族モンスター
このカード名の①②の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
①:自分・相手のメインフェイズに相手のフィールド・墓地のカード1枚を対象として発動できる。
そのカードを除外する。
フィールドのカードを除外した場合、さらに自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を手札に戻す。
②:このカードが墓地に存在する場合、相手バトルフェイズ開始時に発動できる。
自分フィールドのドラゴン族モンスター1体を手札・EXデッキに戻し、
このカードを特殊召喚する。
今月下旬発売の「ALLIANCE INSIGHT」で登場する新規融合モンスター。 各ターンでの除外による妨害、相手バトルフェイズでの蘇生効果を持ちます。
《
ドラゴンメイド・ラティス》からの融合先として優秀で、効果も【ドラゴンメイド】テーマを強く意識したデザインとなっています。いずれの効果も手札に戻すことが条件なので《
ドラゴンメイド・ハスキー》の②の効果を誘発することができます。
基本的に《
ドラゴンメイド・シュトラール》が優先されますが、なんらかの理由で《
ドラゴンメイド・シュトラール》が出せない、既に《
ドラゴンメイド・シュトラール》がフィールドに存在する場合こちらの出番になります。
おわりに
今回は「QUARTER CENTURY TRINITY BOX」「ALLIANCE INSIGHT」で強化された【ドラゴンメイド】を紹介しました。
現時点でも非公認などの大会で多数入賞しているデッキですが、
「QUARTER CENTURY TRINITY BOX」での再録によりカードのほとんどが安価となり組みやすくなりました。ぜひ一度遊んでみてはいかがでしょうか。
それではまた。