Card Rush Prosとして活動しているしの(
@Shino_NextPlay)です。
今回は4月23日に発売された『POWER OF THE ELEMENTS』によって登場した【スプライト】のデッキ解説の記事となります!
まずは【スプライト】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!
目次
▪️デッキレシピ
▪️今回の【スプライト】の構築ポイント
▪️展開例
▪️最後に
デッキレシピ
今回の【スプライト】の構築ポイント
今回の【スプライト】の構築ポイントは3点あります。
1つ目.【カエル】ギミックを採用した事
2つ目.《深海のディーヴァ》を採用した事
3つ目.環境デッキを想定した構築にした事
1つ目.【カエル】ギミックを採用した事
メインデッキに《
鬼ガエル》《
魔知ガエル》《
粋カエル》を採用し、《
餅カエル》の召喚を狙える構築にしました。
《
ギガンティック・スプライト》から《
鬼ガエル》を召喚し、効果で《
粋カエル》を墓地に送ります。その後、《
ギガンティック・スプライト》+《
鬼ガエル》で《
スプライト・エルフ》を召喚し、効果で《
鬼ガエル》を蘇生。再び《
鬼ガエル》の効果を使用し《
鬼ガエル》の2枚目を墓地に送ります。最後に《
粋カエル》を蘇生して《
鬼ガエル》+《
粋カエル》で《
餅カエル》。といった流れで、《
ギガンティック・スプライト》だけで《
スプライト・エルフ》+《
餅カエル》の盤面を作る事が可能です。
相手のフィールドにモンスターが存在する場合、《
スプライト・エルフ》で自分の墓地のエクシーズモンスターも特殊召喚する事がでるようになりますので、《
餅カエル》の効果使用後、相手ターンに再び《
餅カエル》を特殊召喚し、合計で2妨害をする事ができます。
また、相手のスタンバイフェイズに《
餅カエル》から《
魔知ガエル》を特殊召喚する事で、《
ダイナレスラー・パンクラトプス》に対しても弱くならない展開にする事が狙えます。この展開をする為に、最低限の枚数のみ【カエル】ギミックを採用しました。
2つ目.《深海のディーヴァ》を採用した事
《
鬼ガエル》と相性の良い水属性でもある、《
深海のディーヴァ》についてです。
このカードは単体で《
ギガンティック・スプライト》になれるだけでなく、レベル2のチューナーな為、デッキに入っていると《
水晶機巧-ハリファイバー》からこのカードを特殊召喚し、そのまま《
ギガンティック・スプライト》になる事ができます。
《
灰流うらら》や《
エフェクト・ヴェーラー》のような手札誘発のチューナーも初動になる可能性を作れますし、単体でも《
水晶機巧-ハリファイバー》を経由する事で《
ギガンティック・スプライト》の攻撃力を上昇させる事ができ、ワンターンキルが狙えます。このカードの効果で《
海皇の重装兵》を召喚し、最終盤面に《
海皇の重装兵》を素材にした《
キャット・シャーク》を用意すれば、相手に《
冥王結界波》を発動されても妨害を残す事ができます。
3つ目.環境デッキを想定した構築にした事
手札誘発の採用種類や《
幻影騎士団カースド・ジャベリン》《
暗影の闇霊使いダルク》のようなエクストラデッキのモンスターについてです。
メインデッキから《
幽鬼うさぎ》や《
ドロール&ロックバード》を採用しており、【スプライト】ミラーや【ふわんだりぃず】相手を意識しています。
《
ドロール&ロックバード》については、自分が先攻で引いていても相手の《
増殖するG》を1ドローのみで止められるカードですので、実質先攻用のカードとしても扱う事ができます。
エクストラデッキの《
幻影騎士団カースド・ジャベリン》は【ふわんだりぃず】の《
ふわんだりぃずえんぺん》対策です。効果を無効にしつつ攻撃力を0にする事がでる為、完全に無力化しつつ処理した際に墓地に送る事が狙えます。
《
暗影の闇霊使いダルク》は【スプライト】ミラーでのサイドチェンジ後に発動される《
次元障壁》対策です。相手の《
ギガンティック・スプライト》を倒せる攻撃力を持ったリンクモンスターで、かつ、破壊されても後続を回収する事ができます。相手の墓地に《
スプライト・ブルー》か《
スプライト・ジェット》が存在していれば、《
スプライト・スマッシャーズ》の妨害も作る事ができますね。
展開例
こちらは1例ですが初手に《
増殖するG》と《
スプライト・ブルー》を持っている時の展開方法をご紹介します。
1.《増殖するG》召喚 2.《スプライト・ブルー》特殊召喚、効果→《スプライト・ジェット》をサーチします 3.《スプライト・ジェット》特殊召喚、効果→《スプライト・スマッシャーズ》をサーチします 4.《スプライト・ブルー》+《スプライト・ジェット》→《ギガンティック・スプライト》特殊召喚、効果→《鬼ガエル》特殊召喚 5.《鬼ガエル》効果→《粋カエル》を墓地に送ります 6.《鬼ガエル》+《ギガンティック・スプライト》→《スプライト・エルフ》特殊召喚 7.《スプライト・エルフ》効果→《鬼ガエル》特殊召喚 8.《鬼ガエル》効果→《鬼ガエル》を墓地に送ります 9.《粋カエル》効果→《鬼ガエル》を除外して特殊召喚 10.《鬼ガエル》効果→《増殖するG》を手札に戻して【ガエル】の召喚権を増やします 11.《鬼ガエル》+《粋カエル》→《餅カエル》特殊召喚これで最終盤面が《スプライト・エルフ》+《餅カエル》+《スプライト・スマッシャーズ》+《増殖するG》となります。
この盤面を作る事で相手ターン中に《
餅カエル》効果で《
魔知ガエル》の召喚と、《
餅カエル》の妨害効果使用後《
スプライト・エルフ》で《
餅カエル》を再び召喚。また、《
餅カエル》と《
魔知ガエル》によって後続の確保を行う事ができます。《
スプライト・エルフ》が残れば【スプライト】を蘇生し、さらにリソースを増やしつつワンターンキルの展開ができますね。
この展開の初動は、《
鬼ガエル》+《
スプライト・ブルー》や《
スプライト・スターター》でも全く同じです。《
鬼ガエル》初動の場合、《
ギガンティック・スプライト》の効果でデッキから《
増殖するG》を特殊召喚し、《
鬼ガエル》の効果でそれを回収しましょう。
追加で《
スプライト・スターター》や《
スプライト・ジェット》のような【スプライト】ギミックを引いている場合、この展開に加えて《
スプライト・レッド》や《
スプライト・キャロット》も追加する事ができます。《
餅カエル》の効果で相手スタンバイフェイズに《
魔知ガエル》を召喚できる為、リリースするコストに困る事も少ないですよ。
最後に
圧倒的な先攻展開を行いつつ、多くの自由枠を持てるテーマです。今後も環境に合わせた構築に変化させる事で、大会環境の最前線で戦って行けます。
ぜひ皆さんも【スプライト】を構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!
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