Card Rush Prosとして活動しているしの(
@Shino_NextPlay)です。
今回は8月20日に発売された『デッキビルドパック アメイジング・ディフェンダーズ』によって登場した【R-ACE】のデッキ解説の記事となります!
まずは【R-ACE】のデッキレシピの公開と、構築のポイントについて解説していきます!
目次
▪️デッキレシピ
▪️今回の【R-ACE】の構築ポイント
▪️展開例1
▪️展開例2
▪️最後に
デッキレシピ
今回の【R-ACE】の構築ポイント
今回の【R-ACE】の構築ポイントは2点あります。
1つ目がシンプルな動きの【R-ACE】デッキにした事 2つ目が【セリオンズ】ギミックを採用した事1つ目:シンプルな動きの【R-ACE】デッキにした事
【R-ACE】の先攻展開はとてもシンプルで、特殊召喚を2回か3回に抑えつつ最大限の妨害数を構える事が出来ます。相手の手札誘発を無駄に受けないよう、シンプルな動きの特徴を活かした構築にしました。また、初動となるカードを最大枚数では無く、2枚ずつ採用する事で、同名カードが被るリスクを軽減しつつ、手数を減らさないよう工夫しています。
2つ目:【セリオンズ】ギミックを採用した事
【R-ACE】と相性の良い【セリオンズ】ギミックを採用した事です。これにより、シンプルな動きは変えず、単純に引いたら追加の手数や妨害が増えるように構築しています。動き自体はほとんど変わらない為、無駄な妨害を受けないというコンセプトを維持しつつ、元々のギミックカードである《
スモール・ワールド》や《
テラ・フォーミング》、安定性を向上させる為の採用であった《
金満で謙虚な壺》での選択肢を増やす事ができ、デッキパワーを無理なく底上げしています。
展開例1
こちらは1例ですが初手に《
R-ACEハイドラント》と《
R-ACEエアホイスター》を持っている時の展開方法をご紹介します。
①《R-ACEエアホイスター》召喚、効果→《R-ACEヘッドクオーターー》をサーチします
②《R-ACEヘッドクオーター》発動、効果→《R-ACEハイドラント》召喚
③《R-ACEハイドラント》効果→《R-ACEタービュランス》をサーチします
④《R-ACEハイドラント》+《R-ACEエアホイスター》→《I:Pマスカレーナ》特殊召喚
⑤《R-ACEタービュランス》効果→《R-ACEハイドラント》+《R-ACEエアホイスター》を除外して特殊召喚
⑥《R-ACEタービュランス》効果→《RESCUE!》+《ALERT!》+《CONTAIN!》+《EXTINGUISH!》をセットしますこれで最終盤面が《
I:Pマスカレーナ》+《
R-ACEタービュランス》+《
RESCUE!》+《
ALERT!》+《
CONTAIN!》+《
EXTINGUISH!》+《
R-ACEヘッドクオーター》となります。
この盤面を作る事で相手ターン中に《
CONTAIN!》と《
EXTINGUISH!》の効果で2回の妨害、《
I:Pマスカレーナ》の効果から《
トロイメア・ユニコーン》の召喚で1回の妨害の、合計3妨害が可能です。
さらに、《
RESCUE!》で《
R-ACEタービュランス》を再び特殊召喚する事ができ、返しのターンでは、《
R-ACEタービュランス》の効果で再び《
RESCUE!》+《
CONTAIN!》+《
EXTINGUISH!》をセットする事と、《
トロイメア・ユニコーン》+《
R-ACEタービュランス》で《
アクセスコード・トーカー》の特殊召喚、《
ALERT!》で《
R-ACEタービュランス》を手札に加え、そのまま《
R-ACEタービュランス》の特殊召喚をする事で、《
アクセスコード・トーカー》+《
R-ACEタービュランス》の合計8300でワンショットキルをする事が可能です。ワンショットキルが成功しなくても、《
R-ACEヘッドクオーター》でリソースを回復しつつ1枚ドローを行う事と、召喚権を使用する事で再び《
I:Pマスカレーナ》からの3妨害を用意する事も可能です。
展開例2
こちらは1例ですが初手に《
スモール・ワールド》と《
灰流うらら》と《
R-ACEファイア・アタッカー》を持っている時の展開方法をご紹介します。
①《スモール・ワールド》効果→《灰流うらら》を見せ、《R-ACEタービュランス》を確認し、《機巧鳥-常世宇受賣長鳴》をサーチします
②《機巧鳥-常世宇受賣長鳴》召喚、効果→《R-ACEハイドラント》特殊召喚
③《R-ACEファイア・アタッカー》効果→《R-ACEファイア・アタッカー》特殊召喚
④《機巧鳥-常世宇受賣長鳴》効果→《R-ACEタービュランス》を手札に加えます
⑤《R-ACEハイドラント》効果→《R-ACEインパルス》をサーチします
⑥《R-ACEハイドラント》+《R-ACEファイア・アタッカー》→《I:Pマスカレーナ》特殊召喚
⑦《R-ACEタービュランス》効果→《R-ACEハイドラント》+《R-ACEファイア・アタッカー》を除外して特殊召喚
⑧《R-ACEタービュランス》効果→《RESCUE!》+《ALERT!》+《CONTAIN!》+《EXTINGUISH!》をセットしますこれで最終盤面が《
I:Pマスカレーナ》+《
R-ACEタービュランス》+《
R-ACEインパルス》+《
RESCUE!》+《
ALERT!》+《
CONTAIN!》+《
EXTINGUISH!》となります。
最終盤面自体はほぼ展開例1と同じ形になります。違う部分として、《
R-ACEインパルス》により、追加で《
R-ACEファイア・アタッカー》や《
R-ACEファイア・エンジン》を特殊召喚する事が可能です。初動を手札誘発のカードに頼る事もでき、無理なく手札誘発カードをメインデッキから採用する事が出来ます。また、ゲームの中盤には、《
転生炎獣サンライトウルフ》を特殊召喚する事で、一度使用した《
灰流うらら》を再利用したり、《
灼熱の火霊使いヒータ》から相手が使用した《
灰流うらら》を利用し、《
幻影騎士団ブレイクソード》や《
フルール・ド・バロネス》の特殊召喚も可能です。
最後に
カード1枚から多くのアドバンテージを獲得する事の出来るテーマです。今後も環境に合わせた構築に変化させる事で大会環境でも楽しく戦って行けます。
ぜひ皆さんも【R-ACE】構築してみてください!!
それではまた次回の記事でお会いしましょう!