シーアーチャー選手の「日本選手権2025チーム戦 決勝大会」準優勝レポート!!


どうもこんにちは。シーアーチャーです。

今回は3月21日(土)22日(日)に開催された「日本選手権チーム戦決勝大会」のレポートを行っていきます。

個人全勝(6-0)、チーム準優勝と言う素晴らしい結果を残すことができました。
当日の環境、デッキ選択の理由、対戦内容など詳細に書いていきますので、是非最後までお読みいただければ幸いです。

目次

▪️日本選手権チーム戦とは?
▪️当日の環境考察
▪️使用デッキ
▪️対戦レポート
1回戦【キラーチューン】
2回戦【VSK9】
3回戦【M∀LICE】
4回戦【巳剣ライゼオル】
準決勝【リシド】
決勝【M∀LICE】
▪️終わりに


日本選手権チーム戦とは?


本題に入る前に、今回自分が参加した日本選手権チーム戦についての概要を紹介していきたいと思います。

日本選手権チーム戦は3人1組でチームを組み、各地方で開催される予選6回戦を勝ち上がった上位4チーム(福岡予選と宮城予選は予選5回戦で上位2チーム)が決勝大会に参加する権利を獲得できます。

決勝大会は進出した20チームで予選4回戦を行い、上位4チームが決勝トーナメントに進出します。
決勝トーナメントで勝ち残ったチームが日本一になるというものです。

遊戯王の公式大会でこれほど大規模なチーム大会は初めてで、界隈でも非常に注目されていたイベントです。
実際に抽選倍率も高く、参加チームの総数も672チームと過去最大です。

当日の環境考察


直近の大会結果を参考にTier表を作成しました。

①
Tier1:【巳剣】【キラーチューン】
Tier2:【VSK9】【閃刀姫】【エルフェンノーツ】【M∀LICE】
Tier3:【ヤミー】【ドゥームズ】【絢嵐】【ドラゴンテイル】

今期頭から活躍し続けた【巳剣】、「BLAZING DOMINION」で強化を受けて環境に台頭した【キラーチューン】の2デッキが頭一つ抜けていた印象でした。

儀式の下準備破滅と終焉の支配者
【巳剣】は1月に適用された新リミットで《儀式の下準備》を規制され大幅なパワーダウンが起きたかのように思われましたが、年末の「DUELST BOX-PRISMATIC SUMMON-」にて収録された《破滅と終焉の支配者》によって更にデッキパワーが上がりました。

それに加え、「BLAZING DOMINION」にて収録された《調和の天救竜》《霆王の閃光》によって後攻の対応力も飛躍的に上がり、事故以外で【巳剣】に対抗できるデッキは無いと言っても過言ではないほどのデッキパワーを獲得しています。

キラーチューンロタリー
もう一つのTier1【キラーチューン】は、「BLAZING DOMINION」にて収録された《キラーチューンロタリー》によって凄まじい強化を受けました。

①の効果で手札のチューナーを展開することができるのでシンプルに手数として運用できます。
②の効果で相手の手札を覗きながらキラーチューンの魔法カードをサーチできるので、相手の手札誘発や妨害のマストカウンターをチェックしつつ、後続や妨害札をキープできます。

相手の手札が無い場合ももう一つの効果を使うことで墓地リソースを削ることができるので、最低限次のターンの展開を弱体化させることができます。

キラーチューンキュー
念願のキラーチューンネームを持っているレベル1チューナーを獲得したおかげで、《キラーチューンキュー》《キラーチューンレコ》の手札誘発への貫通性能も飛躍的に上がりました。

特に《キラーチューンロタリー》《キラーチューンキュー》の組み合わせが凶悪で、相手の手札をチェックしてマストカウンターを見極めた後に、引かれても問題ないカードをデッキトップに仕込むことで実質的な詰み盤面を作ることができます。

この動きに対抗できるのは、手札の質が高くなりがちな【巳剣】や【閃刀姫】などのデッキしか存在しません。
順当に考えるならば上記2デッキが多くなるはずなのですが、【巳剣】には1つ致命的な弱点がありました。

それがエキストラターン(ET)の存在です。

※エキストラターンとは?
制限時間45分を過ぎるとターンプレイヤーから見て、次の相手のターンが終了したタイミングでライフが多い方が勝つと言うルール。

【巳剣】は《巳剣勧請》《破滅と終焉の支配者》の効果を使用するとライフが減ってしまうため、相手に制限時間まで粘られてしまうとそのまま敗北してしまうという弱点があります。

制限時間まで粘る能力が高い上に直接攻撃やバーンでライフを削れる【VSK9】や【閃刀姫】に当たった場合、デッキ単位の相性は有利でもETに持ち込まれた瞬間に相性は逆転し不利になってしまいます。

その為、エキストラターンまで考慮した場合のTier表はこうなります。

②
Tier1:【キラーチューン】【閃刀姫】
Tier2:【VSK9】【エルフェンノーツ】【巳剣】【M∀LICE】
Tier3:【ヤミー】【ドゥームズ】【絢嵐】【ドラゴンテイル】

Tier表と言うよりは最強デッキランキング的なニュアンスに近いかも知れないです。
上記を考慮してデッキ選択を行いました。

使用デッキ


デッキリスト
メインデッキ:40枚
・モンスター:29枚
《キラーチューンロタリー》×3
《キラーチューンミクス》×3
《キラーチューンキュー》×3
《ナチュルローズウィップ》×1
《キラーチューンレコ》×3
《キラーチューンクリップ》×2
《調和ノ天救竜》×3
《灰流うらら》×2
《屋敷わらし》×3
《エフェクトヴェーラー》×3
《ドロールロックバード》×2
《増殖するG》×1

・魔法:9枚
《ジュークジョイントKillerTune》×1
《キラーチューンシンクロ》×3
《シンクロオーバーテイク》×3
《強欲で貪欲な壺》×2

・罠:2枚
《無限泡影》×2
・エクストラデッキ:15枚
《キラーチューントラックメイカー》×2
《キラーチューンレッドシール》×2
《キラーチューンリミックス》×2
《キラーチューンクラックル》×1
《ラーチューンラウドネスウォー》×1
《キラーチューンB2B》×1
《鎖縛竜ザレン》×1
《金雲獣馬龍》×1
《ウィンドペガサス@イグニスター》×1
《エニグマスターパックビット》×1
《ヴィサス=アムリターラ》×1
《テセウスの魔棲物》×1

・サイドデッキ:15枚
《マルチャミーフワロス》×3
《PSYフレームギアδ》×2
《PSYフレームギアγ》×1
《PSYフレームドライバー》×1
《超融合》×2
《無限泡影》×1
《神の警告》×3
《神の宣告》×2

最終的に【キラーチューン】を持ち込みました。

ですが、決勝大会1週間前までは【巳剣】を練習していました。
愛知予選で優勝した際も【巳剣】を使用し、直近の大会で使用した際も成績が良かったので使う気も満々でした。

しかし、決勝大会の10日前に参加した日本選手権個人戦の店舗予選でデッキを変えるきっかけとなる出来事が起きます。

それなりに顔見知りのプレイヤーとの対戦で、雑談から始まり未使用のカードに対して「このカード使ってましたよね」と言った確認を交えながらVSモンスターやK9モンスターの効果処理で8分弱の時間を使用され、9割勝ちの状況から時間切れで敗北しました。

決勝大会でも同様のシチュエーションが起きる可能性は高く、エキストラターンによる敗北はデッキ選択そのものが間違いだということに気付きデッキを変える決心をしました。

デッキを変えたタイミングで残りの練習時間は僅か1週間。
間に合うか怪しい状況でしたが、間に合わせるしかないと思い、同じラッシュメディアのライターであるしノんさんに【キラーチューン】のコーチをお願いしました。



しノんさんから基礎的な知識を叩き込んでもらい、空いた時間でリモートデュエルや参加できる公認大会に全て参加して当日に臨みます。

デッキ構築に関してはチームメンバーのふぇーりに一任し、70枚全て同じ構築を使用しました。

ナチュルローズウィップ超融合
日本選手権を意識したカスタマイズは、メイン《ナチュルローズウィップ》とサイド《超融合》です。

《ナチュルローズウィップ》は、【閃刀姫】や【巳剣】のような魔法カードの手数が中心のデッキを対策するために採用しました。魔法カードが刺さらない対面の場合は出さないか、シンクロ素材にしてしまえば無駄になりません。

サイドの《超融合》については、ミラーマッチの後攻が捲れないと言う話になり《超融合》が絡んだゲームのみ後攻に逆転の芽が生まれたので前日に採用しました。

対戦レポート

1回戦【キラーチューン】

キラーチューンレッドシール
1戦目:こちらの先攻で《シンクロオーバーテイク》が被っていたので《屋敷わらし》を踏めたらいいなと言う気持ちで《シンクロオーバーテイク》からスタート。
《屋敷わらし》を踏むことに成功し、2枚目を発動したタイミングで相手のサレンダー宣言。

2戦目:試合中の情報は《屋敷わらし》しか無いが、事前情報で相手のデッキは【絢嵐】と聞いていた。
【絢嵐】に手札誘発を採用する構築は少ないため、1戦目勝利しているということもあり強気に【キラーチューン】想定のサイドチェンジを行った。

相手は先攻を取り、想定通り【キラーチューン】だった。
お互いに手札誘発を投げ合うゲーム展開になりグダったゲームになったが、相手の方が先に展開を通し《キラーチューンリミックス》の着地に成功する。

しかし、相手は場の《キラーチューンキュー》ではなく《キラーチューンレコ》をシンクロ素材にしてしまった影響でデッキトップ操作の効果が使用できなかった。
相手の場は《キラーチューンリミックス》《キラーチューンキュー》で偶然にも前日採用した《超融合》を引けば捲れる状況になっている。

「相手のミスが噛み合った状況で奇跡のトップドローで捲れたら熱いよなぁ」と考えながらドローしたら本当に《超融合》をドローする。

2-0

2回戦【VSK9】

VSラゼン
1戦目:相手の先攻でフルムーブを食らい、【VSK9】相手に時間を使ってしまうとエキストラターンに押し込まれる危険性があるので即サレンダー。

2戦目:デッキの情報を1つも渡さない状態で2本目に入った。
決勝大会に向けてかなり意識したのが自分のデッキを徹底的に隠蔽したことである。

直前にデッキを変更したおかげで対戦相手から自分のデッキを以前使用していた【巳剣】と誤認させることができ、1本目即サレンダーしたこの状況では相手のサイドチェンジが正確に行われる可能性は非常に低い。

特別自分のサイドチェンジが変わったりすることは無いが、相手の《ディメンションアトラクター》が抜ける可能性や《マルチャミー》などのドロー系の手札誘発や《無限泡影》などの【巳剣】に対して効力が低く、【キラーチューン】に対して有効なカードが入らない可能性が上がるのは非常に大きい。

先攻展開を難なく通し《キラーチューンロタリー》で手札を確認したところ、【キラーチューン】に対して有効なカードが見られなかったので、上記の戦法が活きたことを感じた。そのまま、妨害をマストカウンターに投げ続けて勝利。

3戦目:手札誘発を投げまくり展開を止め、後攻ワンキル。

2-1

3回戦【M∀LICE】

M∀LICEPWhiteRabbit
1戦目:相手の先攻で何もできず展開を眺めた。
【M∀LICE】は自分からライフを減らすデッキなので、エキストラターンに入ることも考えサレンダーせずに動きを見届ける。

今回の対戦相手は知り合いでデッキも既にバレていたので、一応ワンチャン狙いで展開を通しに行くも普通に妨害を貰いまくり、次のターンワンキルで敗北。

2戦目:大量に手札誘発を食らってゲーム展開がグダるもののサイドから採用した《神の警告》で相手の動きを止め、マウントを取らせず《キラーチューンB2B》のシンクロ召喚が通りライフを削りきり勝利。

余談だが、決着が付く前の盤面は場に《キラーチューントラックメーカー》が2体いる状況で硬直していた。
《ヴィサス=アムリターラ》を出せばアタッカーを供給できる状況だったが、2500バニラで3回殴るのはあまりにリスキーだったためシンクロをせずに2体並べた状態を維持していた。

次のターン《増殖するG》を引き、チューナー同士ではないためシンクロできないかと思いながらも「何かできないか」とエクストラデッキを確認したところ《金雲獣馬龍》が非チューナーを素材に出せるシンクロチューナーであることに気付き《キラーチューンB2B》に行くと言うルートで勝利した。

本来は《調和ノ天救竜》で落とす用のカードだが、こういった使い方も有るので覚えておくといいかも知れない。

3戦目:相手の展開に大量の手札誘発を投げまくりグダったゲームになるも、制限時間が来てライフ差で勝利。

2-1

4回戦【巳剣ライゼオル】

天羽々斬之巳剣
1戦目:再び相手の先攻で何もできず展開を眺めた。
先程と同様に【巳剣】も自分からライフを減らすデッキなので、エキストラターンに入ることも考えサレンダーせずに動きを見届ける。

先攻盤面は《I:Pマスカレーナ》《布都御魂之巳剣》《天羽々斬之巳剣》《巳剣大祓》墓地に《天叢雲之巳剣》で純構築と同じ盤面を作られたので、最初は純構築だと思っていた。
今回は展開そのものは通らなかったものの《キラーチューンクラックル》で相手のエクストラデッキを覗くことに成功する。
すると、融合モンスターの採用から《超融合》の採用を確認したのと【ライゼオル】のギミックが確認できた。

次の試合の戦術を組み立てるのに役に経つ情報を得られたので、2戦目の戦術を考えながらワンキルされ敗北。

2戦目:先攻展開が通り勝利。

3戦目:1戦目に得た情報を参考にサイドチェンジを行う。
純構築の場合は採用しないのだが、【ライゼオル】を採用している影響で展開に寄せた構築なので《マルチャミーフワロス》が刺さると判断しサイドから投入。

結果的に相手が事故ったので爆速で勝利したのだが、【キラーチューン】は負ける時も最低限相手の情報を奪えるので、マッチ戦ではよりパワーの上がるデッキだと感じた。

2-1

個人チーム共に4-0でDay2へ進出。

準決勝【リシド】

刻印を持つ者
1戦目:こちらの先攻で、手札誘発を大量になげられるも《鎖縛竜ザレン》+《キラーチューンシンクロ》の盤面まで行くことに成功し、相手の《王の遺宝祀りし聖域》《鎖縛竜ザレン》で無力化して勝ち。

2戦目:《灰流うらら》《強欲で貪欲な壺》を止め、《刻印を持つ者》に対して《無限泡影》を打ち展開を弱体化させる。
2伏せでターンを終了しようとしたので、メイン終了時に《キラーチューンクリップ》《キラーチューンレコ》を素材にシンクロを行って伏せカードを除去しに行くも相手に《増殖するG》を打たれたので特殊召喚だけ行う。

返しのターンで展開を行うも罠カードの連打で動きを止められ、《キラーチューンレッドシール》《ヴィサス=アムリターラ》で相手の場のモンスターを処理してターンを返す。

相手の場の《澱神アポピス》《厄災の星ティ・フォン》を出されるも《エフェクトヴェーラー》で無力化し、相手の2枚目の《強欲で貪欲な壺》に対して《キラーチューンレッドシール》の無効効果を当てて返しのターンでライフを削りきって勝ち。

2-0

決勝【M∀LICE】

決勝戦は公式配信に載っているので、興味のある方は是非ご覧ください。

1戦目:予選で当たった相手と同じ相手である。
今回はこちらの先攻。
《シンクロオーバーテイク》から《キラーチューンレコ》を出し《キラーチューンクリップ》をサーチするもここに《ドロール&ロックバード》を食らう。

手札的に《ドロール&ロックバード》の回避はできたが、《霆王の閃光》《無限泡影》などを採用しているのを確認したため妥協盤面を作って捲られるのを嫌って最強展開を狙いに行った。
幸い手札には《増殖するG》が有るので、《ドロール&ロックバード》を吐かせたので安全に通せるだろうという所と回収した《キラーチューンクリップ》と他の妨害札と合わせれば何とかなるだろうということで強気のプレイ。

展開が止まるも《キラーチューンシンクロ》《無限泡影》を伏せてターンを返す。
相手の展開をキラーチューンのギミックと手札誘発でしのぎ切り、返しのターンで詰み盤面を作り勝利。

2戦目:相手の先攻《デッキロック》《次元の裂け目》《M∀LICE<Q>HEARTS OF CRYPTER》で終了。

3戦目:手札誘発を大量に食らったうえで《ハーピィの羽根帚》まで貰うも、こちらも手札誘発でしのぎ切り、返しのターンでワンキルして勝利。

2-1

終わりに


決勝戦でチームが敗北してしまったため結果としては準優勝でしたが、個人成績は決勝大会の中で1番でした。

1週間という短い練習期間の中やり遂げられた達成感と練習の成果が結果に出て非常に満足です。
来年の日本選手権チーム戦も同じチームで参加するので来年こそは優勝できるように頑張っていきたいと思います。

今後とも応援いただけますと幸いです。
お読みいただきありがとうございました。

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