こんにちは。komainu(
@koma020116)です!
今回は僕がcycle2東京以降使用し、
公認、非公認大会合わせて通算24-1の超好成績を叩き出している【ニュクス】を紹介します!
戦績内訳
バトラーズカップrevival 5-0 優勝
超バトラーズカップ 5-0 優勝
ショップバトル 4-0 優勝
非公認大会 円舞杯 9-1 優勝
目次
▪️デッキリスト
▪️デッキの概要
▪️採用カード解説
▪️おわりに
デッキリスト
デッキの概要
【ニュクス】は、《争いの女神エリス》と《魔幽帝ジークフリード》を主軸に据えたビートダウン〜コントロールデッキです。このデッキはこれといって決まったゲームレンジを持たず、対面に応じて
・素早いビートプラン
・エリスを使ったランプ後の確殺プラン
を使い分けられる点が強みとなっています。
また、自分の目指すプランに対して必要なパーツが欠損している場合にも、
《夜闇の契約神ニュクス》の契約技及び契約域効果、どこからでも出てくる
《魔幽帝ジークフリード》によって最低限のお茶濁しができ、
欠損による負けが環境デッキの中で最も起こりにくいデッキであると言えるでしょう。
細かい場合分けはありますが、ビートプランは自分が上振れていてリーサルパーツを素早く用意できそうな場合に、確殺プランは相手のデッキの受けが固い場合やリーサルパーツの欠損により不十分な火力でしか殴れない場合に使用します。
(2つ目のプランは主にエリスを顕現したターンに界放の4コアブーストをしながら魔幽帝or幽魔神でアタックキャンセルをし、相手にコアを与えない立ち回りを指します。)採用カード解説
謎神メジェド
最近になって相手の場に《元始の契約神イザナギ&イザナミ》と《創界神イザナギ&イザナギ》があるとき、このカードの「1つだけになるように破壊する」効果で《創界神イザナギ&イザナミ》を破壊できないという裁定が出ました。(メジェドの挙動は相手の創界神1つを指定し、それ以外を破壊するというものらしい。そのため、契約神が効果を受けない場合はそれを指定できず、同名の創界神も1つは残ってしまうというもの)役割対象が1つ減ったことで用途が薄れたように感じるカードですが、
このカードはVS【激覇】、VS【ニュクス】でも非常に活躍します。【激覇】対面では、【激覇】側の立ち回りとして
《激覇の契約神ダン》を2枚以上配置しつつリザーブのコアを3個未満にすると、
《争いの女神エリス》のリザーブロックをされずに
《激覇ウォール》を打てるというものがあります。
これを超えるために【ニュクス】がバーンを飛ばそうものなら減少時誘発+《選ばれし探索者アレックスre》で確耐えの構えを取ることができ、ここでの《激覇の契約神ダン》による軽減の数は勝敗を大きく左右します。(メジェドにダンを1つになるまで破壊されるとリザーブの3コアでウォールが打てない。かといって4つ以上構えたらエリスにロックされる)他にも、【ニュクス】ミラーにおいては【ニュクス】の契約技を撃てる回数が勝敗の鍵となるため、
それを1枚で1回しか使えない状況に持ち込めるこのカードの価値は言うまでもなく高いです。そのため、【イザイザ】対面で弱くなったとしても0枚にするわけにはいかず、
最低でも1枚は採用しておいたほうが強いカードだと考えています。
頂天神帝カイルス・グリフォン
【イザイザ】の母数増加に伴い最近では
《闇輝石六将 砂海賊神ファラオム》が採用されていることの多いバースト枠ですが、
今回の構築では《頂天神帝カイルス・グリフォン》を3投しました。《闇輝石六将 砂海賊神ファラオム》は、自分の直接的なアドバンテージに繋がる効果を持たず、
ただ「ターンを終了する」という防御バーストです。
個人的なこのデッキの感覚として、ドローソースが一見多そうに見えるものの、まだ1弾分のカードプールしかないことから
案外すんなり繋がらないな、と言う感覚があります。
こんな中、バースト枠をドローのできない
《闇輝石六将 砂海賊神ファラオム》で埋めてしまうと、
せっかく開いてターンを稼いでも微妙な動きしかできずに今度はバーストすら伏せられないという最悪の状況に陥る試合が一定数あるように感じました。そのため、序盤に開いたらゲームに勝つレベルのアド差をつけられつつ、終盤でもニュクスの契約域効果を起動できて最低限の守りに貢献してくれる
《頂天神帝カイルス・グリフォン》の評価をあげ、バースト欠損も嫌っての3枚採用に至りました。
魔幽帝ジークフリード
最近は事故ケアの2枚採用派閥も出てきていますが、僕は3枚採用を強く推奨します。そもそもこのデッキの強みは「デッキの概要」でも触れたように
魔幽帝で殴ったり、必要パーツの欠損を魔幽帝で誤魔化すことで時間を稼いだりすることにあります。
確かにこのカードが2枚以上きたことで何もできずに事故負けしてしまう確率も少しはありますが、引かない場合にアグロを通して負けてしまったり、耐性貫通ができずに負けてしまう試合も込みで考えたら
どちらの裏目もトントンの確率くらいだと考えています。
しかし、これらは1枚目にアクセスができない事故に限った話で、
ここに魔幽帝を2枚以上絡めたコントロールプランを取れなくなる確率を加味したらどうなるでしょう。3枚入れた場合に中盤域に2枚以上の魔幽帝が絡む確率は非常に高く、この維持費+2によるコントロールプランは高い再現性ながらに相当な時間稼ぎの質を誇ります。
これを加味すると2枚採用による事故回避以上のメリットが3枚採用にはあると考えているため、
【ニュクス】を使う以上はその事故は許容すべきなのかなと思っています。
防御札
好みと環境によって変更してください。
《氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジンre》はミラーにおいて
《絶甲氷盾re》とセットで使うことで2点バーンに合わせて
《争いの女神エリス》を除去しつつアタックステップを終了したり、アタッカーに触りつつ横は
《夜闇の契約神ニュクス》の契約域で流したりといった用途。
《絶甲氷盾re》は耐性に対しても撃てる防御札で【アルテミス】の
《月光猟犬ムーンライト・ガンドッグ》などに対しても有効。【イザイザ】対面もアタッカーに契約技を当てつつ
《黄泉ノ雷神トヨフツ》に使用を妨害されずにASを終了できます。
《白晶防壁re》はこの中では1番コストの重いカードになっていますが、その分効果は強力で撃てればほぼ全対面で1ターン確実にもらえます。
《争いの女神エリス》で一度界放ができている時に使用コアに余裕ができるため強く使えるようになります。
今回は
《巨神要塞トール・キャッスル》を多投した【激覇】の流行に合わせて
《アモルファスボディ》を2枚採用したため、フラッシュでコストを支払う
《白晶防壁re》の枚数は1枚に抑えて、減少時誘発で打てる
《氷刃血解/ミブロック・バラガン・オリジンre》と
《絶甲氷盾re》に枠を多く割いています。
おわりに
今回は【ニュクス】の紹介でした!
【ニュクス】はリーサルの引き出しからプランの決め方まで全てが難しい
今期最難関デッキです。
その分使いこなせた時の全能感は堪らなく大きいので是非この機会に触ってみてください!!