こんにちは。
komainu(@koma020116)です。
今回は
2/5〜2/21の約2週間、JAPAN FINALに向けて行なった超絶濃い調整についてのお話をしていきたいと思います。
詳しいデッキの話というより調整メンバーやその時の気持ちに焦点を当てて書いてみました。
気になる方は最後まで見て行ってください!!
目次
▪️調整メンバー紹介
▪️回したデッキとリストの変遷
▪️当日の対戦
▪️おわりに
調整メンバー紹介
今回の調整は以下の5人で行った。
まずはその紹介から。
komainu
筆者。
ラッシュメディアと兼任でティアワン所属のプロ。代表は重複含め6回目、JAPAN FINAL出場は3回目。
フルアヘッド所属のプロ。
代表は3回、JAPAN FINAL出場も3回目のベテラン。プリキュアが好きで、日曜日の調整開始時間をプリキュアを見る時間に合わせて遅らせてきた。
転醒編の頃一緒にバトスピをしていたが一時引退、今年度から復帰して3on3でいきなり代表を取った。
JAPAN FINALは初めて。ドラゴンスターの強豪として知られる
テッチャン選手を会うたびにいじり倒している人間がいれば彼だろう。
転醒編の頃からの友人。
新潟出身で、フルアヘッドの
ODA選手と一緒に上京を試みるも、様々な事情でODA側が上京に失敗したことで東京に1人で放り出された。
なぜこれまで頭角を現して来なかったのかを不思議に思うレベルでバトスピが上手い。たけと一緒のチームで3on3から代表に。
異分子。普段自分たちはYouTubeで動画を上げている
「jec」というチームがあるが、今回のメンバーではイオタのみそのグループに属していない。
エリア予選で代表をとり、全国の調整メンバーに困っている様子だったので拾ってあげることになった。
代表は2年連続2回目。
回したデッキとリストの変遷
2/5のデッキリスト:【ケイオス】
初日。
今考えるとヘラクケイオス登場前に【ケイオス】から回し始めた意味がわからない。イオタが全部カードを印刷してきてくれたので、それを自分がブラッシュアップして形にした。
2/6のデッキリスト:【インドラ】
とりあえず40枚デザイナーズを詰め込んで形にした。この時点では【ヤマタケ】はまだ環境にいるだろうと思っており、【ヤマタケ】に対して回答になる
《砲雷竜カノンヴァジュドラ》、
《サンダーカウンター》の評価は高め。
2/8のデッキリスト:【ケイオス】
だいぶ最終リストに近い。この時点でデッキは前期から強い【バローネ神星】か【ケイオス】にほぼ確定。
気持ち的には新規テーマである【ケイオス】の方が対戦相手の理解度もあって勝ちやすいか。くらいの気持ち。
2/10のデッキリスト:【紅蓮契約】
あらゆるデッキが【ケイオス】に勝てなすぎて組んだ後手1キルデッキ。《ブリザードウォールLt》による妨害や、手札が弱く後手1に失敗した場合にもガイアスラにノヴァを乗せて全ハンデスすることで部のいい運ゲーに持ち込める。
実際【ケイオス】には微有利ついている気がします笑
2/10のデッキリスト:【ケイオス】
《青の世界Re》、《叛英傑ロビン・バッド》試し。カウントは簡単に増えて好感触。
《叛英傑ロビン・バッド》はこの枚数ネクサスを積んでいれば流石に毎試合1コストで出せるが、ネクサスの枚数を削るにつれて2〜3コストかける試合が気になるようになり、そこも含め枚数を相談するカードだと判断した。
2/13のデッキリスト:【ニュクス】
超顕現を採用した【ニュクス】を研究した。これまでの【ニュクス】とは違い、継戦能力を高めたミッドレンジデッキとしてのチューニングではなく、序盤の2〜3tで超エリスを最速顕現させてそのまま押し込むことを想定したリスト。
《魔幽帝ジークフリード》のおかげで【ケイオス】に有利だが、
初手ギャンブル感の強いデッキであると感じた。
2/14(英雄傑集発売日)のデッキリスト:【ケイオス】
練度が上がり、ジャム以外での負けが減ってくるにつれて
大型を多投することに疑問を持ち始めた。2/16のデッキリスト:【バローネ神星】
【バローネ神星】も使う選択肢が0ではなかったので、一旦今期最強のリストは作っておこうと思い作成。
自分でデッキを組んだあと、2/15の非公認大会で【バローネ神星】を使い優勝していた同プロチームの
はるき(@batosupiharuki)にリストを聞きに行くと、彼もキシュードッグを採用したリストに行き着いていた。
このことから、
JAPAN FINALにいる【バローネ神星】にも《機巧犬キシュードッグLT》は多く採用されているのではないかという前提のもと全てのデッキを考えるようになった。
ただ、
《機巧犬キシュードッグLT》採用型は【ケイオス】を中心に環境が回っていると仮定した時のカードであり、デッキパワー自体は従来型より大きく落ちる。
また、この構築VS自分たちの【ケイオス】で対面練習を何度もしたが、1t以外の
《機巧犬キシュードッグLT》は【ケイオス】側が気合いで手を整え、
《機巧犬キシュードッグLT》のバウンス効果が強制であることを利用して
《混沌超神星ジークヴルム・オルタ・ノヴァ》を召喚しまくることでリーサルを取ることが可能となっており、
いくらメタカードを3枚入れられるとは言え《機巧犬キシュードッグLT》がなければ全く【ケイオス】に勝てない【バローネ神星】の評価はあまり高くならなかった。2/17のデッキリスト:【ミトラ】
【ケイオス】を回すにあたって調整相手用に使っていた【ミトラ】が妙に強く、一応候補程度に。リソース補給能力の進化が凄まじく、1t、2tの
《盟約の契約神ミトラ》効果+
《賢者の聖域》だけで
《氷傑の覇王ロード・ドラゴン・グレイザー》発動条件の「魂5枚」を達成できるところにパワーを感じた。
2/18のデッキリスト:【ケイオス】
1t《機巧犬キシュードッグLT》の対策をどこまでするかでチーム内で議論が起こり、《叛英傑オルタ・レーヴェン》を採用。このリストでは1tの
《機巧犬キシュードッグLT》も込みで【バローネ神星】に7〜8割程度勝率が出た。
ただ、《叛英傑オルタ・レーヴェン》はメタ除去以外本当に何もしないことから多投が危険であり、枚数は当日まで悩むことになった。前回構築では入っていた
《叛英傑ロビン・バッド》がしれっと抜けているが、「カウントを増やすならミラージュである
《ケイオスモーメント》の方がコストがかからず良いよね」という話になった結果。
2/20(大会前日)
リスト決定。
チーム内でも細かな差異はあれど、全員ここから2〜3枚違い以内に収まるほど全員が納得するまで構築論を擦り合わせた。そしてコンディションを整えるために日付が回るより前に入眠。
のはずだった。最終調整でイオタのプレイがヤバすぎる。細かい部分でミスをするとかそう言う次元ではなく、C6を目指すためにカウントを盛るべきターンに盛らない、ネクサスをベタ張りして10ケイオス素出しを狙わない等、【ケイオス】を使うにあたって1年生で学ぶであろう内容が全くできていない。
当日は敵であるとは言え、ここまで一緒に練習してきたメンバーを前日夜に見捨てられるわけもなくホテルの部屋で0時過ぎまで特訓をした。
(1時には解散していたが、みんな緊張しすぎて3時まで寝られなかったらしい)当日の対戦
1回戦 JD/ドラゴンスター【インドラ】×
バトスピリーグに今年から参戦し、現在全勝中のJDと初戦で当たった。今年のJAPAN FINALは61人参加だったが、多分会場内で当たったらだるいハズレクジランキングTOP3には間違いなく入ってくるだろう相手。
契約は
《天雷の契約神インドラ》。
【インドラ】対面はかなり練習しており、
《混沌超神星ジークヴルム・オルタ・ノヴァ》+
《ブリザードウォールLt》が完成したら確耐え、その後
《混沌神王ケイオス》で雑に打点を並べれば勝ちという極めて簡単なマッチアップであった。
後攻を取らされても勝つくらい余裕の気持ちで、じゃんけんは✊を選択。初手はあいこ。
その後のことだった。直後にJDは✋への握り変えを実行し、予備動作として手が少し開くのをこちら視点でも視認できた。
✌️に変えれば勝ち確定。
しかし、前日の睡眠不足による脳の処理能力低下がそれを許さなかった。情けなく✊を連打しJDの✋に敗北。
じゃんけんは初手で出した手を連打するプレイヤーが多いため
(komainu調べ)、直後にその手に勝つ手を出せるとかなりの高勝率を望めるが、JDの実行したその定石のような手に負けてしまった。
後攻で試合開始。
JDの先攻。インドラ、インドラ、神殿。
すでに雲行きが怪しい。ジャンケンに負けたのを咎められる可能性が大いにある。
神託で
《巫女天使ハヤエル》が1枚落ちており、神メタを織り交ぜたGSチックな形であることを予想した。
こちらのターンはネクサスを配置し、特にビッグアクションもなく終了。(C2)
JDの2ターン目。
《巫女天使ハヤエル》を使用、こちらの
《混沌の契約神ケイオス》が無力化され、ライフを2点詰めて終了。
契約神がなければほとんどカウントを進められない【ケイオス】にとって
《巫女天使ハヤエル》は致命傷ではあるが、【インドラ】の特性上
《ブリザードウォールLt》を超えるのが困難であることに変わりはないし、ハヤエルも2枚目であったためまだ勝てる気持ちでいた。
こちらの2ターン目。
《叛英傑ヘラク・ケイオス》と
《青の世界re》を出し、ライフを2点詰めて終了。
(《シユウLt》と《ブリザードウォールLt》が見えていたため、ライフ6ブリザードで詰まされるのをケア)JDの3ターン目。
《巫女天使ハヤエル》を使用。(は?)(3枚目だよね?)(山半分も掘ってないよなお前)(俺がケイオス2投なのが悪いの?)そのままズルズルライフを詰められ、盤面すら返せずに敗北。
この試合、後から考え直しても改善できる要素がジャンケンの見切り失敗しかなくて本当に泣けた。
実力の拮抗する者同士の最後の決定打が運であることは仕方ない。
気持ちを切り替えてJDに激励の言葉を送り、席を立った。
2回戦 ユウキッコさん【騎士契約】◯
先ほどの反省を生かし気合を入れてジャンケンに臨み、先攻。初手が
《宇宙大海晶ヴァルダルム》×2
《叛英傑ヘラク・ケイオス》×2だった。
ミラージュを引けるかのみ不安要素だったが、
初期神託から《ケイオスの混沌神殿》が捲れ、それはもうありえないくらいボコボコにした。ユウキッコさんはよくコママスにもきてくれていて好きなプレイヤーだったため、
こんなにボコボコにしたら嫌われるんじゃないかとかなり不安になった。3回戦 ひぼんこさん【紅蓮契約】◯
普段から独特なチューニングのデッキを選択している面白いプレイヤーだと思っていたが、
いざ当たってみると何が飛んでくるかわからないドキドキに耐えるのに必死だった。ジャンケンには勝利。
こちらの先攻は
《混沌の契約神ケイオス》と
《崩れた英傑像》。
相手の後攻
《紅蓮の雷皇龍ジークヴルム》からは
《白銀の惑聖神龍ガイ・アスラ》と
《滅びの道》が捲れ、ライフ現象時バーストから
《大昂愚龍ジゴ・トゥール》を発動。
《崩れた英傑像》から
《混沌超神星ジークヴルム・オルタ・ノヴァ》を破棄し、
《大昂愚龍ジゴ・トゥール》のドローだけは最低限封じながら合計3点削られてエンド。
こちらのターンで
《叛英傑ヘラク・ケイオス》と
《青の世界re》、追加のアタッカーをもう1面だし、契約を処理しにアタック。
すると、《白銀の惑聖神龍ガイ・アスラ》の銀覚醒の後、《スターインテンション》を使って無理してこちらのアタッカーを処理してきた。ここから
《青き異神》による
《紅蓮の雷皇龍ジークヴルム》除去を相当嫌っていることが読み取れたため、
《崩れた英傑像》から
《ケイオスモーメント》をミラージュに張り替えて契約を除去。
ひぼんこさんはそのままリソースが切れて投了。
4回戦 あゆむ/フルアヘッド【ケイオス】×
二度目のハズレクジを被弾。会場内にプロは合計11名いたが、自分を除いた10人の中からおそらく強い順に1位、2位を踏み抜いた。
運は悪いがそんなことは言ってられない。
だって俺が1番強いし。
そんなことを考えているうちに試合開始。ジャンケンには敗北し、後攻。
【ケイオス】のミラーマッチは他のミラーマッチと比べ物にならないほど先攻が大幅な優位を得られる。これは、新弾屈指のバグカードである《叛英傑ヘラク・ケイオス》をプレイできる確率が先手後手では段違いだからである。
(先手は3キルでいいため、先2までに引けば間に合うのに対し、後手は相手の先3より前に勝つには後2キルを決めるしかなく、これに間に合うヘラクのタイミングは初手引きの後1しかない。)絶望しながら初手を見ると、そこに
《叛英傑ヘラク・ケイオス》の姿はなかった。
ドロソやネクサスのバランスこそいいが、これではミラーの後手は捲れない。
あゆむの先攻。契約+《ケイオスの混沌神殿》エンド。こちらの後1。トップは《ケイオスモーメント》。革命が起きた。ミラーで勝つためには速度で勝たなければならない。しかし、後手が速度で勝つには後2でC6を達成する必要がある。
ここでの
《ケイオスモーメント》は1tC3達成により、2tにドローソースを回す過程で
《叛英傑ヘラク・ケイオス》か
《ケイオスモーメント》をもう一度絡められれば
相手の先3より早くキルを出せる可能性があることを意味する。契約配置から、
《ケイオスの混沌神殿》、ミラージュ
《ケイオスモーメント》でカウントとコアを増やし、残った手札1枚は
《叛英傑ディープ・ミケランジェロ》。後手2での逆転に備えた。
あゆむの先2。
《叛英傑ヘラク・ケイオス》が顕現し、大量のネクサスを配置。
トラッシュも止められ、こちらにはもう1ターンも猶予が残されていないことを確信した。続く後2。こちらの手札はドローソースのみ。ひたすらそれらを回し、
《混沌超神星ジークヴルム・オルタ・ノヴァ》に繋げて4を宣言すればトラッシュが解禁され、4点1点でこちらの勝利となる。
総コア数的にドローソースを打てるチャンスが3回+ヘラクが絡んだ枚数オルタノヴァを探すことができたが、2回ドローソースを回した時点でこれらが止まり、ミラージュを手から張り替えなければ追加でデッキを見ることすら出来なくなってしまった。
(手から張り替えた段階でオルタノヴァのセット権がなくなるため、負け確定)ターンが帰ってきた時点ではかなり勝った気持ちでいたのに、デッキの巡り合わせから突然の敗北を宣告された。
リーサルを出すことすらもできず、投了。5回戦 libraさん【ケイオス】◯
以前熊本にバトスピで遠征に行った時に飲みの場で知り合った方だった。
久しぶりに会えて嬉しかったけど、この時は放心しすぎていてまともに笑えていた自信もない。
こちらの先攻で、初手を見ると《叛英傑ヘラク・ケイオス》が3枚。予選落ちが確定してからやる気を出すなよと言いたくなる手札だった。
しかし、神託をしてみると0ヒット。
手から神託できるカードもないので顕現すらできない。3枚もあるのに?相手の後1は契約+
《眠らない海底監獄》+バースト。
ちょっとまずい。続くこちらのターン、トップからも神託できるカードを引けず、泣きながら
《叛英傑ヘラク・ケイオス》を召喚で場に出した。
アタックを通したら
《宇宙大海晶ヴァルダルム》発動から負けそうだったので、ヘラクアタック、アタキャンしながら2枚目を顕現、アタックせずにターンを返した。
相手の後2《崩れた英傑像》エンド。あまりにも弱すぎた。ミラージュに
《崩れた英傑像》をセットしなかったことからバーストが
《宇宙大海晶ヴァルダルム》でないことも確定し、1枚トラッシュに見えていた
《頂天神帝カイルス・グリフォン》を徹底してケアしながらゲームを進行し、
最終的に《混沌超神星ジークヴルム・オルタ・ノヴァ》で3〜7と海底監獄でスピリット、アルティメット、ブレイヴ、マジックのバーストを全て封じて勝った。負けた位置的にお互い予選落ちが濃厚であるにも関わらず、詰めのためにあれもこれも全て指定し終わるまでアタックキャンセルを繰り返すのは心が痛むものがあった。
結果:3-2 23位 予選落ち。おわりに
毎年3-2している。側から見たら3年連続の全国出場と、負け越し年度が一度もないのはすごいものに見えるかもしれないが、予選落ちは予選落ちだし、プロという他より箔のついた立場を貰っておきながらキラキラの活躍ができていないのを歯痒く思った。
同調整メンバーからはsakai、イオタが4-1でGRAND FINAL進出を決め、予選落ちしたカズキ、たけ、自分は全員3-2と全く悪くはない結果だった。
悪くなさすぎて反省できないのも含めて辛いんですけどね!!大会終了後はカズキと一緒に「今日は死ぬまで飲もう!」と打ち上げに行き、無事2人とも死んだ。
そのおかげもあってメンタルも回復し、
これからまた頑張ろうと思えた。打ち上げで介抱したり愚痴を聞いてくれた調整メンバー、調整関係ないのに励ましにきてくれた方々ありがとうございました。
GRAND FINALまでは今回抜けた2人の裏方として全力サポートしていくから「komainuが居ない」で安心した奴ら、覚悟しておくように。それでは!今回の記事は以上になります!!
最後までお付き合いいただきありがとうございました!!